[amazonjs asin=”4102157239″ locale=”JP” title=”贖罪〈上〉 (新潮文庫)”]
よ…よみにくかった……。
全く個人的ですが、読んでいると強烈な睡魔に襲われて、それに耐えながら読んでました。
数ページ読む、本を逆さに開いた状態で考える…うとうとする。
はっと気付き本に戻る。
そのエンドレス。
…他の人はどうか分かりませんが、私はそんな感じ。
でも、つまらないわけではない。
レビューを読んだ感じ、文庫の上巻では、本作の第一部にあたり、視点は少女ブライオニーにあるらしいです。
ブライオニーは作家気取りの少女で、妄想と思い込みと嘘が入り混じり、姉とその恋人の仲を引き裂いてしまう。
…ここまでが第一部の話だった。
劇をやろうと一人はりきるブライオニーの姿や、話の核になってくる手紙について話す姿は、まさにローティーンの少女の会話や思っていることそのままだと思った。
この後、ブライオニーは大人になった部分が描かれるらしいが、どういう流れになるのかが少し楽しみだと思った。
この作品、この春から『つぐない』というタイトルで、順次公開されてます。
http://www.tsugunai.com/
関東だったら、川崎の映画館で今上映されてるそうなので、お近くの方は見に行くのもいいかと思います。