KADOKAWA/角川書店
発売日 : 2014-11-21

わたし的には雲の上の人だと思っている、皆川博子さんが解説を書かれているので買った本です。
服部まゆみさんは、Wikipediaによると、早くに亡くなられている方で、単行本の出版数もあまり多くない感じです。
今まで読んだことのない作家さんの本を読む時はいつもドキドキするし、近頃では弱気になって図書館で借りてみることが多いのですが、書店で見かけてどうしても気になって買ったのです。

『この闇と光』1998年に角川書店から出たのが最初のようで、私が手にとったのは昨年出た文庫改版版というやつです。
まだ半分まで到達していないのですが、現時点ではどの国のどの時代を描いているのかがさっぱりわかりません。

盲目の少女が語り手なので、本当に見えないのです。
気になるのと、好みなのとで、ゆっくり読んでいます。

たまにこういう本に出会えるのが本当に幸せ。