2017年2月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3404ページ
ナイス数:77ナイス

水鏡推理5 ニュークリアフュージョン (講談社文庫)水鏡推理5 ニュークリアフュージョン (講談社文庫)感想
瑞希の部署移動から。先輩には裏切られ、いつまでたっても瑞希は一人で戦っているようで、過去2作品とは大きく違うところだなと思う。見合いの話と核融合の話がひとつにまとまって行くさまは、気持ちが良くて一気読みできた。なんにせよ、上司に裏切られなくて良かったなと思う。
読了日:2月28日 著者:松岡圭祐
アルパカ探偵、街を行く (幻冬舎文庫)アルパカ探偵、街を行く (幻冬舎文庫)感想
アルパカ探偵という名前と表紙のインパクトが凄い。話は人と人のちょっと苦がったり、ほんのり暖かかったりする日常の謎系。でも、アルパカ!? なんで!? と考え始めるとキリがないので(笑)それはそれとして楽しみました。ランスロットが脳内でイケメン過ぎて辛い(アルパカだけど)
読了日:2月26日 著者:喜多喜久
九十歳。何がめでたい九十歳。何がめでたい感想
この方の小説は読んだことがないので、私にとっては『おばあちゃんの愚痴』といった感じで、痛快でとても面白かった。
読了日:2月20日 著者:佐藤愛子
恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室 (幻冬舎文庫)恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室 (幻冬舎文庫)感想
片思いがあっちへこっちへと矢印を向けてる、理系の話、でした。読んでいて違和感を感じた部分がポロポロでてきて、なにか他の作品と絡んでいるのかな? と思ったんですが、そうではない場合を考えて読んでいった結果、オチは概ね見えました。でも、もっと素直に読み進めて、最後に驚きたかったと思った作品でした。あと、智輝がもし、老女好きのイケメンだったら激萌えなのになぁ……と、残念に思いながら最後まで読んでましたが、やはりそんなことはなかった。他人の恋心を弄ぶのはイカン。相良さん頑張れー!
読了日:2月18日 著者:喜多喜久
家庭用事件 (創元推理文庫)家庭用事件 (創元推理文庫)感想
葉山くんの家庭事情。なるほどー。という感じ。家が停電したときの妹とのやり取りとか、足達と話している章のフォントのこととか違和感はあったけど、そうかー。あと、父親が居なさそうだなと思っていたけど、これも何かありそうですね。こうなると、葉山の下の名前も気になってきました。それと、前巻、前々巻を読んでいるときに、VHSって何?そんなのあったっけ?と思っていたので、今回読めてスッキリでした。真菜の補聴器の件は、『不正司令電磁的〜』のハルチカの注訳に騙された感がある。
読了日:2月11日 著者:似鳥鶏
コバルト文庫で辿る少女小説変遷史コバルト文庫で辿る少女小説変遷史感想
色々と昔のことを思い出しながら読んだ。面白かった。学園恋愛モノと可愛い女の子が好きだったので、90年代のBL流行りが本当に辛かったこととか、少女小説難民になってラノベを読むようになったこととか(その後、桜庭一樹に出会って救われた)。そんな感じでアラフォーになってしまった今は、ライト文芸の流行と、オレンジ文庫刊行はうれしかったなとか。2003年当時マリみて面白かったなとか。本当に色々と思うことがあった。
読了日:2月9日 著者:嵯峨景子
昨日まで不思議の校舎 (創元推理文庫)昨日まで不思議の校舎 (創元推理文庫)感想
読んていったら思いの外大きな事件につながってびっくりした。結局、頭部は見つかってないけど、これで1巻の事件も解決なのかな? 犯人を特定するには、ちょっと弱い気もして不安が残る終わり方だった気がする。
読了日:2月8日 著者:似鳥鶏
いわゆる天使の文化祭 (創元推理文庫)いわゆる天使の文化祭 (創元推理文庫)感想
学校の立地が変だったり、なんか話が噛み合わないなぁと思って読んでたんだけど、最後まで読んだらすっきり。
読了日:2月5日 著者:似鳥鶏
まもなく電車が出現します (創元推理文庫)まもなく電車が出現します (創元推理文庫)感想
葉山くん、不憫ですね。女子が集まった時に絶対「イイヤツなんだけどね」って言われるタイプだと思います。それにしても、こんなに悪いやつがいっぱい身近にいる高校生活は嫌だなぁー。傍から読んでるぶんには面白いけど。
読了日:2月3日 著者:似鳥鶏
さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)感想
なかなかに重たい話になってきたと思った。その中で、ミッションSはくだらない動機やら、手順のポップさ、みたいなのがとても好き。演劇部のノリの良さが凄くいい。
読了日:2月2日 著者:似鳥鶏
さよならの次にくる <卒業式編> (創元推理文庫)さよならの次にくる <卒業式編> (創元推理文庫)感想
伊神さん、どんな人なのかイマイチわからないまま卒業。優秀な探偵が卒業した後にどう展開していくのか、今後も気になるし、今回謎が全部持ち越しになったので、まずは続きをさっさと読みたい。ところで、こういった類ののもは、大体特定の友人がいつもいて、協力したりして謎を解き明かすものと思うけど、この作品は主人公のひとり感が強いなぁ。
読了日:2月2日 著者:似鳥鶏

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