ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)

発売元: アスキーメディアワークス
価格: ¥ 620
発売日: 2011/03/25

 昨年、なんだかすごくいっぱい売れていたらしいのを知り、ジャンルも好きそうだったので購入してみました。
 久々に買って大正解!な本と巡り会った気分です。

 主人公は大学を卒業したあと、内定していた会社が倒産したために無職で、そんな中死んだ祖母の荷物を整理していて、ある本に出会います。
 その本を買ったらしき古書店に査定をしてもらいに出かけるのですが…といった内容。

 古書には本のストーリーだけでなく、それを所有していた人の物語も持っているといった理由で、その本に秘められたちょっとした(?)事件や謎を解決していくお話でした。
 相変わらず、古い有名な文学作品にさっぱり疎い私ですが、そういう知識がなかったとしてもしっかり楽しめました。

 作者の本好きが滲み出てくるところに好感が持てます。