漫画を「読めない」子どもが増えてる。間を想像して話を読み進めることができない

 こんなのをTwitterで読んだので、ふと自分の幼少期を思い返してみます。
 私は物心付く前から雑誌を買い与えられていました。
 母曰く『めばえ』から買い与えていたそうです。
 あと、童話全集とかの本が家にいっぱいありました。

 漫画を初めて読んだ記憶は、あさりちゃんとか、パンクポンク。
 その後、友人の影響で少女漫画を読むようになっていき、漫画はりぼんとかなかよし。一番買ってた頃はそれにフレンドと少コミ。りぼんは増刊とか別冊とか片っ端から買ってた。
 部屋の端にはいつも漫画雑誌が積み上がってたよ。
 あと、当時いっぱい出ていた、少女漫画家が書いてた恋愛小説(少女小説)も読んでた。
 最初はコバルトの普通の作家さんの本。
 その後、漫画家さんが小説も書いてるって知ってからは講談社のティーンズハートとか、学習研究社のレモン文庫、小学館のパレット文庫等々。

 調べてみたら、多くの文庫レーベルが現在では存在していないんですね。
 書店に行っても少女小説棚はほとんどBLに占拠されてるのはこういうことなのか、とかちょっと納得。

 そんな感じで、少女漫画と少女小説にまみれた私の10代は夢見がちなままに終焉を迎えたのでした。アニメにハマるまで。。。
 アニメにハマってから、富士見ファンタジアとか電撃とかばっかり読んでたー。

 そんで、近年なんだかこれじゃいけないと思って、古典文学とかに手を出してますが、もっと若いうちから読んどけば良かったー!!!と後悔してばっかりです。
 書物は量が多すぎて一生かけても読めない本があるということが悲しい。

 で、何が言いたいかというと、漫画も小説も読めないって悲しい!!!ということです。
 本の中でたくさん冒険できるのに、それができないって、どんだけドライな人間になっちゃうんだろう?と思うと怖い。

 昔は、漫画を読むと馬鹿になるとか、大人になったらマンガは卒業するものだとか言われてきたけど、その漫画すら読めないって…。

 そういう環境を考えると、私はたくさんの本を与えられて育ってきたのは恵まれているのかもしれないなと。
 ついでに言うと、日本の歴史の漫画も家にあったらもっと歴史に詳しくなったのでは…とか思ったりしたのでした。