今、リスカしたとか、そういうことじゃないので先に言っておきます。

 こういうことを書くと、中枢神経系の病を持っている方には伝染するかもしれないので、予め、理解したうえでお読みいただければ…と思います。
 なるべく冷静に書こうと思います。

 先日、ずっと聞きたかった同じようにリスカ経験のあるお友達と、そのことについて話をする機会がありました。
 こうやって、ネット上で発信してレスを頂くことはあっても、やっぱり生の経験者との会話って言うのは持ちたいもので、問題がなければ聞いてみたいなと思っていました。

 私は、2度目にリスカした後に、某人と『もうしない』という約束を半ば強制的にさせられました。
 それに縛られて、どうしようもなくなってリスカに走りました。
 正直、痛いというよりは楽しい…という気持ちが大きかったです。

 まっすぐキレイに深く切りたいと思って、3度目のリスカは13ヶ所切りました。

 約束をした後だったので、黙っていたけど私のブログを見たらバレバレなわけで。
 怒られました。

 リスカは、彼のキャパを超えるもの。そんなことは判ってる。
 …だけど、私の悩みを聞いてくれるわけでもない。
 そりゃそうだよね、その時点でキャパオーバーなんだもの。

 いつも決まって、あなたは考えすぎなんだよ。なんにも考えずに生きていたらいいと、そういうようなことを言われます。
 でも、それが出来なくて、色々考えすぎて、言葉の端々にいちいち引っかかって…傷ついて……。
 お酒のドクターストップがかかっている私は、アルコールに逃げることも出来ません。

 じゃあ、どうしたらいいの?
 …考える前に、手首に刃物を向けています。

 今も、切るわけじゃないけど自分の身の回りにはカミソリが数ヶ所置いてあります。
 なぜか、置いてあるだけで落ち着きます。
 あぁ…これで私はいつでも切って、そして生きていることを確認することが出来ると。

 3度目のリスカの後、会社のことで色々あって、ふと…私は会社にとって要らない人間なんだということを再認識して、そして、どうしてもやるせない気持ちになって、3度目のキズが癒える前に、4度目のリスカをしました。

 3、4回目あわせて同じような所を50ヶ所近く切ったような気がします。

 切っても切っても、落ち着かなくて、最終的には拭き取ることすら面倒で、そのままにしていました。
 手の甲まで、血は流れてきました。

 どうして生きてるの?何のために生きていくの?
 わからない。

 ただただ。歌が歌いたい。もっともっと上手になりたい。

 そして、1ヶ月前のリスカの傷跡ですらまだ消えません。赤い無数の線が、左手首にたくさんあります。
 消えにくいのかな…それとも全般的に深いのかな……。

 私は、自殺をしようとしているわけじゃない。生きたいと思ってる。
 自傷という形でしか、SOSを発する術を知らない私は、どうしたらいい?

 彼には『約束破ったし』と、たまに言われます。
 私とずっと一緒に暮らすことに不安を覚えるそうです。

 死なない程度にリスカを見守ってくれさえすれば…わたしももっと、気楽に生きることが出来るのかな…。
 うちの先生は、リスカについては特に怒ったり止めたりはしません。

 いつも、『跡に残らないといいねぇ~』と、ほんわりと仰ってくださいます。
 それが、私の心の支えでもあったりするのです。

 いくら、やっちゃダメだよって脅迫されても、それが更に助長されていくものである気がします。
 家事も、何にも出来なくて…仕事から帰ってきた彼に任せっぱなしの私は、やっぱり生きる価値などないのでしょうか?
 彼にとっては、私という存在は単なるお荷物で…ストレスのはけ口なのでしょうか?(性的な意味で)

 どうしてこの年齢になるまで放っておいたんだろう。
 発病は18歳らしいです。もう10年も経過している。

 遅すぎる…。
 治療にどれだけ時間がかかるの?

 ボダって、自分の心が自分の年齢に順応するまで苦しまなきゃならないものなの?

 イヤだよ。
 28歳なんて……!!!

 立派に子育てしたり、未婚でもキャリアウーマンでバリバリ働いている年頃。
 私はまだ、生きる価値を見出せないまま。

 外にも出られないまま。
 一般人になりたくなかったから。

 一般人である今の自分が許せないから。
 どこかで、何か大きなことが起こせないかなと思っても、それだけの力がないから。

 病気が治ることがあっても、もう30歳は超えているんだろう。
 そこから、私は何が出来る?

 自分本位の考えばっかりだけど、私は、今、ここに生きているという証を残したい。

 私はここにいるよ!!!

 …って世界中に響くくらい大きい声で叫びたい。
 気づいて……。
 人ごみに埋もれてる一般人だけど、そこから一歩でも踏み出して。
 叩かれてもいいから、賛同してくれる人をたくさん集めたい。

 なにか…なんでもいいから形に残したい。