131011-1

本になった時に読もうと思って我慢して読まないでいる『桜庭一樹読書日記』をうっかり読んでしまった。
活字を欲しているんだけど、重いものが読める状態ではなくてつい読んでしまった。

そしたら『好きと嫌いのあいだにシャンプーを置く』という恋愛小説の話が書いてあった。
気になって読書メーターで感想コメントを読んでみたらなかなか良さそう。

というわけで、駅前の本屋に買いに行った。

駅高架下のショッピングモールみたいなところに本屋さんが2件あって、1件目を見に行って見つけられなかった。
で、もう1件に行ったんだけど、そっちは出版社順ではなく作家名で並んでる。

…あれ?作家名なんだっけ?とおもってスマホで調べて探すけどない。
明日発売のBL小説は売ってたけど、それよりわたしは今こっちが読みたい。

見落としてるかも?と思ってもう一度最初に寄った本屋さんに行ったら、普通に置いてありました。よかった。
早速3編中の1つ目だけ読んだんだけど、これ…面白い。

あとがきを先に読んだら一人称が『僕』だし、お名前からしても男性っぽいんだけれど、女心がよくわかってるなぁー…と変な感動を覚えています。
細かい感想は全部読んだ後に。

この普通の恋愛小説を読んでて…ふと。
わたし、あんまり恋愛小説読まないなぁと思ってたんだけれど、BLは結構読んでるなと気づく。ジャンル関係なく面白いと作家買いしてしまうので、BL読んでると言っても買ってるのは2名の作家さんのだけなんですけどね。
主人公が女性だと、逆に主人公の気持ちにはなれなかったり、穿ったものの見方をしてしまうのですが、男同士だと純粋に恋愛小説として受け入れられるんだよなぁ…とか考えたりしてた。
恋愛小説はある意味『リアル』で、BLはよく言われるとおり『ファンタジー』なのだなぁとしみじみ実感してました。

小説に看過されすぎて芝居のキャラの気持ちが離れ気味なので、この連休の稽古で取り戻さないといけない焦りがいま凄いことになっています。