2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:897ページ
ナイス数:11ナイス

あでやかな愁情 (幻冬舎ルチル文庫)あでやかな愁情 (幻冬舎ルチル文庫)感想
読み終わりました。産後鬱、ネグレクト、DV…。非常に難しいテーマだと思います。私は重い鬱を患っていたことがあるから、人格が変わるということがわかります。が、そうじゃない人からすると理解することは難しいんじゃないかと感じました。他には、前巻で慈英が、怪我をする臣を怖いと言って、それを理解できていなかった臣が、逆の立場になることでようやく理解できたのではないかと感じました。情報過多ではあったけれど、取り敢えず一区切り、良かったです。あとは、CDで是非、聞きたいです。
読了日:11月28日 著者:崎谷はるひ
獅子たちはアリスの庭で―B‐EDGE AGE (富士見ミステリー文庫)獅子たちはアリスの庭で―B‐EDGE AGE (富士見ミステリー文庫)感想
新装版が出ることはなさそうなので(読書日記か何かでそう読んだ)古書で購入。まぁ、逆転裁判的な小説でした。近年の桜庭さんの少女の描写はないけれど、GOSICK1巻を読んだ時に似た感じはあった。でも、イケメン嫌い(?)な桜庭さんがイケメン書いてる!!っていうのがいちばんの驚きかも。言われてるような腐の要素はほぼ感じなかった。強いて言うならあとがき…?
読了日:11月27日 著者:桜庭一樹
恋はドーナツの穴のように (ディアプラス文庫)恋はドーナツの穴のように (ディアプラス文庫)感想
年下攻は好きだけど、攻がちょっと子供すぎてむー…と思った。砂原さんの作品はダークなもののほうが好きかなぁ。鉛筆削りはちょっと気になった。あとドーナツ食べたくなった。
読了日:11月21日 著者:砂原糖子
恋紅 (新潮文庫)恋紅 (新潮文庫)感想
遊女屋の娘「ゆう」の前半生を描いた作品。時代背景が最初とっつきにくかったが、読んでいくうちにどんどんのめりこんだ。いつの時代も母とぶつかる娘というのはあり、そして自分で決断しておとなになってゆく。花魁や役者と、ぱっと見華やかな舞台でありながら裏の世界を描き、さらにソメイヨシノの淡い桃色を思い浮かべる…美しい作品でした。
読了日:11月10日 著者:皆川博子
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