2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2328ページ
ナイス数:71ナイス

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)感想
タイトルで、最初はタイムリープみたいに行ったり来たりなのかな、と読み始めたらそもそも異世界人だった……。話はうまいこと出来てるなぁと思って読みました。こういう悲恋モノは好きな人が多いだろうなぁと穿った見方をしてしまった。文章が淡々としてて、簡単に読めた感じ。個人的には、恋愛小説だったらもっと好きな作品が沢山あるかな……。というか、幸せな気持ちで終わってはいるものの、2人の未来(恋愛的な)に救いが無いのが苦手なのかも。そして、そのことが中盤にわかってしまうことが更に。
読了日:7月31日 著者:七月隆文
折原臨也と、夕焼けを (電撃文庫)折原臨也と、夕焼けを (電撃文庫)感想
すこし大人っぽい話だなと思いながら読んでたんですが、あとがきに当初メディアワークス文庫から刊行予定だったと書かれててなんだか納得しました。街をひとつ破壊した臨也(って書くとリナ=インバースみたい)。これからどう展開するのか楽しみです。そのうちSHと繋がったりするといいなと思ったりして。
読了日:7月29日 著者:成田良悟
ヒヨコノアルキカタ (ダ・ヴィンチBOOKS)ヒヨコノアルキカタ (ダ・ヴィンチBOOKS)感想
ラジオで聞いたことのあるエピソードが、文章になるとこうも色合いを変えるという事が、なんだか不思議に思えた。親族が気が付けば年をとっているみたいなエピソードは、自分があさのさんと年齢が近いせいもあって、自分の事と重なって辛い気持ちになったり、変にノスタルジックな気持ちになったり。あずまきよひこさんの挿絵も可愛くて切なくて素敵だった。
読了日:7月27日 著者:あさのますみ
貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書 (集英社オレンジ文庫)貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書 (集英社オレンジ文庫)感想
面白い設定だけと、人と人の距離が近づくまでの過程がすっ飛んでて、突然名前呼び捨てにしていたり、急に友達を通り越して親友みたくなっていて、ちょっとついていけないなと思った。主人公のデビューのアレコレとか、担当編集のこととかは、続けば出てくるって事なのかな? なんにせよ、綺麗な話だけど、なんたかモヤモヤする。
読了日:7月26日 著者:川添枯美
その白さえ嘘だとしても (新潮文庫nex)その白さえ嘘だとしても (新潮文庫nex)感想
視点変化に慣れた頃にちょっとおもしろくなったけど、絶賛されているほど好みじゃないなぁ。悪夢を見て目が覚めた時に似てるなと思う。
読了日:7月16日 著者:河野裕
下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ (集英社オレンジ文庫)下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ (集英社オレンジ文庫)感想
タイトルにも入っている『回転木馬とレモンパイ』では初めて、着物が中心ではない話になりました。アンティークの着物と、昭和初期の恋愛の話が盛りだくさんで、とてもほんわりした気持ちになりました。登場人物も少し増えてきましたが、鹿乃たちの人間関係にも厚みが増してきて、これからも楽しみです。
読了日:7月7日 著者:白川紺子
倫敦千夜一夜物語 あなたの一冊、お貸しします。 (集英社オレンジ文庫)倫敦千夜一夜物語 あなたの一冊、お貸しします。 (集英社オレンジ文庫)感想
19世紀末のロンドンの感じはあまりしなかったけれど(基本ずっと室内だからかも)、話は面白かった。兄が有能すぎて笑っちゃうレベル。安楽椅子探偵なのかな?と思ったけどそうじゃなかった。今後も続いて行きそうなので、楽しみです。
読了日:7月4日 著者:久賀理世
ある朝目覚めたらぼくは ~機械人形の秘密~ (集英社オレンジ文庫)ある朝目覚めたらぼくは ~機械人形の秘密~ (集英社オレンジ文庫)感想
可愛らしい話なのかなと勝手に想像して読み始めたら、大人がみんな金ぎたなくて驚いた。感情移入はこれっぽっちも出来なかったけど、つまらなかったわけでもなく。という感じだった。何かが違えばすごく面白かったんだろうな、と思うともったいないなぁという感じ。
読了日:7月2日 著者:要はる

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