2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1922ページ
ナイス数:93ナイス

神酒クリニックで乾杯を  淡雪の記憶 (角川文庫)神酒クリニックで乾杯を 淡雪の記憶 (角川文庫)感想
この作品はアクション多めでちょっとハードボイルドな感じで好きです。合間合間にちょっとした手術エピソードは出てくるものの、今回は記憶に焦点が当たっていたなぁ。猫も可愛かったし、今後出るであろう続きも楽しみです。
読了日:4月27日 著者:知念実希人
トマト・ゲーム (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-6) (ハヤカワ文庫JA)トマト・ゲーム (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-6) (ハヤカワ文庫JA)感想
海外の本を読んでいるような不思議な気分になった。アイデースの館、あと表題作のトマトゲームが好き。全体的に薄暗い話おオンパレード。皆川さんの初期作はこんな感じだったのかと、しみじみ思った。
読了日:4月24日 著者:皆川博子
郵便配達人 花木瞳子が顧り見る (TO文庫)郵便配達人 花木瞳子が顧り見る (TO文庫)感想
一気読み、まんまと引っかかった。なんか変だなとは思ったけど気づけなかったなー。相変わらず頭のおかしな犯人が出てくる感じで、わかりやすく面白かった。
読了日:4月20日 著者:二宮敦人
ホーンテッド・キャンパス  春でおぼろで桜月 (角川ホラー文庫)ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月 (角川ホラー文庫)感想
市松人形、新入生、かごめかごめ。最後の話のインパクトが大きかったなあ。あと、市松人形の彼女は自分の人形を作ったってやっぱりそういう意味なのかなと思うと怖いな。恋愛も進展してるような感じだけど、次巻でも結局大した進展がないとか、そういうんじゃないといいなぁとか、素直に「やったな!」と思えない自分がいる。
読了日:4月20日 著者:櫛木理宇
スープ屋しずくの謎解き朝ごはん ~今日を迎えるためのポタージュ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)スープ屋しずくの謎解き朝ごはん ~今日を迎えるためのポタージュ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
前巻よりもスープ中心になったかなぁと思いながら読んでいたらこんなオチが。しずくさんの死の真相が明らかになったり、ひきこもりが思いの外あっさり外出したのには驚いたけど、いい方に向かって良かった。これからどう展開していくんだろう?
読了日:4月15日 著者:友井羊
江ノ島西浦写真館江ノ島西浦写真館感想
心が痛い。若い頃はみんな経験があるであろう人付き合いでのトラブルがなんだかリアルで辛かった。調子に乗っていた過去の自分と向き合える主人公は偉いね。話も面白かった。けど、なんだかモヤモヤします。この後どうなるんだろう…。それと、若い頃に写真屋さんでバイトしてて、暗箱でフィルムの巻きなおしくらいはやったことがあるので、そのへん興味深かった。江ノ島また行きたい。
読了日:4月2日 著者:三上延

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