今月はハードな本を結構読んだ月でした。
冊数は普通だけれど、1冊あたりのページ数が多かったりもして一応継続的に目標にしている1日平均100Pは達成。

2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3480ページ
ナイス数:188ナイス

お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (5) (メディアワークス文庫)お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (5) (メディアワークス文庫)感想
最後まで読んでから知ったのですが、このシリーズこれで完結だったんですね。恋愛模様はだいぶ急ぎ足な感じがしましたが、富樫瞬の件も片付いて良かったです。大福食べたくなりました。
読了日:5月31日 著者:似鳥航一
探偵の鑑定2 (講談社文庫)探偵の鑑定2 (講談社文庫)感想
これで両シリーズ完結と思いきや、コピア、ムンクの叫び? まだ続きがあるのかしら。そういえば、コピアの件は解決してないじゃん。小笠原さんに関しては、途中の行動も結果的なところも全部残念。
読了日:5月26日 著者:松岡圭祐
掟上今日子の婚姻届掟上今日子の婚姻届感想
読めば読むほど、掟上今日子と羽川翼が重なってくるし、そうなるように書かれてると思う。今回は、囲井さんという記者から求婚される話。深刻な事件が起こるでもなく、わりと終始平和で簡単に読み進められる感じでした。警備員の守さんがやっとすこし話に登場した。ということは2巻よりもあとの話なのだなと思って読んでました。
読了日:5月24日 著者:西尾維新,VOFAN
舟を編む (光文社文庫)舟を編む (光文社文庫)感想
ずっと気にはなっていてやっと読んだ。辞書の編纂というテーマからしてもっと……おっさんたちの暑苦しい重たい話かなと思っていたんだけれど、そんなことはなく、さらっと読めた。ちょっと古くさい雰囲気も好き。作中、あまりにも長い月日が流れていて、気が遠くなりそうだなと思った(あまりに急な13年の空白は、ちょっと残念ではあったけど)。気になったのは終盤で、岸辺の「なんてきれいなんでしょう」っていう台詞。若い人はそんな言い回しさすがにしないんじゃないかな…。巻末、馬締の恋文にツッコミを入れる西岡と岸辺が面白かった。
読了日:5月20日 著者:三浦しをん
探偵の鑑定1 (講談社文庫)探偵の鑑定1 (講談社文庫)感想
探偵のシリーズは読んでなかったんだけれど、万能鑑定士が完結と聞いてこちらを読んだ。講談社で出版されていたことも知らなかったので驚き。小笠原さん、思いっきり角川の人なのに講談社で完結するのね。正直、物騒な世界観に混ぜないで欲しかったかも…とか思ったりしました。
読了日:5月20日 著者:松岡圭祐
骨董靴工房アッシェンプッテルの来客簿 (星海社FICTIONS)骨董靴工房アッシェンプッテルの来客簿 (星海社FICTIONS)感想
久米田先生のイラストに惹かれて購入したしたけれど、話も面白かった。靴や足についての知識も、自分で靴を買う時の参考になりそう。
読了日:5月16日 著者:阿賀直己,久米田康治
悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)感想
アレックスのあとに読んだ。解説にあるように『頭の中を空に』することは出来なかったので、最後を知っていながら読むことになった。それでも、長い1章が終わった時に愕然とした。騙されていた、私は長い長い作中作を読まされていたのだと思ってショックだった。ただ、犯人も意外な人物ではないし、終わり方も知っていたから、覚悟して最後まで読めた。こっちが最初だったら退屈で1章を読み終わらなかったかもしれないし、結末にショックを受けてこの作者の別の作品は2度と読まなかったかもしれないと思う。
読了日:5月12日 著者:
新釈 グリム童話 -めでたし、めでたし?- (集英社オレンジ文庫)新釈 グリム童話 -めでたし、めでたし?- (集英社オレンジ文庫)感想
想像していたのとは違ったけれど、どれも面白かった。でも、童話のあらすじを短編の最初じゃなくて後に持ってきた方がもっと楽しめたのかもしれないなと思った。直前にあらすじを読んでしまっている分、そのストーリーに読んでいる私が囚われてしまって、残念だなと思った。
読了日:5月10日 著者:谷瑞恵,白川紺子,響野夏菜,松田志乃ぶ,希多美咲,一原みう
その女アレックス (文春文庫)その女アレックス (文春文庫)感想
誘拐事件かなと思って読んでいたら、とんでもない方向にどんどん話が進み、結局のところ、真実がどこにあるのかわからなくなってきた。アレックスが男を誘惑するだけして本番には至らない。プライドがそうさせるのかと思っていたけれど、そうではなく至れない身体だったのか…。結局のところ、警察は自分たちを正義に仕立てあげたのだと思うけれど、アレックスの生い立ちを考えると、それが正しかったんじゃないかと思えた。
読了日:5月8日 著者:ピエールルメートル
浮世に秘めた想い-京都寺町三条のホームズ(3) (双葉文庫)浮世に秘めた想い-京都寺町三条のホームズ(3) (双葉文庫)感想
前巻は修学旅行の教本としては良さそうだけど、退屈だなと思ったりしてましたが、今巻は楽しめました。婚約云々のところは、優しさだなぁと思いました。恋愛事情は、主人公は失恋を経験している割に鈍くて、純粋すぎて今時とは合わない感じがしますが、そこも魅力なのでしょうかね。
読了日:5月6日 著者:望月麻衣

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