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2月読書まとめ

2015.02.28 Sat 23:55

2015年2月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2799ページ
ナイス数:131ナイス

AD2015隔離都市―ロンリネス・ガーディアン (ファミ通文庫)AD2015隔離都市―ロンリネス・ガーディアン (ファミ通文庫)感想
桜庭さんのデビュー作。昨年の頭に手に入れて、2015年に読もうと思い読まずに積んでいました。デビュー前に別名義でゲームのノベライズを多く書かれていることも理由にあるのか、初期作はどれもゲーム的だなと思います。現在の独特の言葉遣いや空気感はあまり見当たりませんが、それでも随所に今を思わせるものもあり、また、それがなかったとしても面白かったです。
読了日:2月25日 著者:桜庭一樹
雨のティアラ (集英社オレンジ文庫)雨のティアラ (集英社オレンジ文庫)感想
親の躾とか家の決まり事の描写が、らしいな。、と、感じた。家庭の事情が複雑で、少し混乱したけどまぁ面白かったです。でも、私的には『氷解』までで終わりで良かったんじゃないかという気がした。もうちょっと掘り下げて欲しかったし、なんだか蛇足感が……
読了日:2月23日 著者:今野緒雪
鍵屋甘味処改 天才鍵師と野良猫少女の甘くない日常 (集英社オレンジ文庫)鍵屋甘味処改 天才鍵師と野良猫少女の甘くない日常 (集英社オレンジ文庫)感想
ミステリーかと思いきや謎解きでした。謎解きを楽しむためにも図解があるとよかったかも。主人公の立ち位置も最後まで読むまでもなくだいたいわかってしまうし、行動も不可解。いい子なんだろうなとは思うけど共感を得られるどころか、逆に煩わしく感じてしまった。淀川は結局職人で大人だったってことかな。ファンタジーとして読めばまぁ楽しかったです。
読了日:2月19日 著者:梨沙
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(3) (ファミ通文庫)吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(3) (ファミ通文庫)感想
今回もやはり『けど』という言い方が気になってしまいましました。特に劇中なのですが…『けれど』のほうが綺麗だし本文と合ってると思うんだけどなぁとしみじみ思います。内容に関しては、『とりかえばや』ということで、演劇モノとしては少し定番だなと感じつつ、やっぱり演劇シーンが面白いのでそれまでのあれこれも追いつつですが、ラストになった途端にあっという間に読み終わってしまいました。文学少女の時も、戯曲の話がパラパラとあったように思います。作者さん、演劇好きなのかな?と、改めて思った今巻でした。
読了日:2月17日 著者:野村美月
異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵 (集英社オレンジ文庫)異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵 (集英社オレンジ文庫)感想
二人の関係がすごくもどかしい。恋愛を描いたものにこんなに惹かれるのはどれだけぶりだろう? ミステリ系を色々読んでる中でこの作品を知ったのに、今巻を読み終えた現在、恋愛模様が気になって仕方がないです。早く次が読みたい。
読了日:2月13日 著者:谷瑞恵
珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
過去に掲載されたものを文庫にまとめた短編集だからか、これまでと少し毛色が違うように感じました。これはこれで面白かったし、これでもかというくらい叙述トリックに引っかかりました。が、次巻はまた美星バリスタとアオヤマさんを中心にした話が読みたいです。
読了日:2月10日 著者:岡崎琢磨
思い出のとき修理します 3 空からの時報 (集英社文庫)思い出のとき修理します 3 空からの時報 (集英社文庫)感想
ついに恋のライバル出現、それから父親登場。このシリーズはのんびりしていて、せせこましくなくて良いなといつも思います。例えれば、脱走した猫を探すのに、走り回るんじゃなくて、歩いて名前を読んでたら向こうから戻ってきた、みたいなそんな感じ。身の回りも少し整理されて恋愛もやや進展。個人的には今後あるであろう、太一絡みの話を想像しつつ、今後も楽しみにしています。
読了日:2月10日 著者:谷瑞恵
親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。 (ダッシュエックス文庫)親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。 (ダッシュエックス文庫)感想
面白いし、昔の少女漫画を読んでるようで懐かしくもあるんだけど、男の子の語りが古臭いような感じがする。いつか、女の子が主人公の作品を書いて欲しいなぁ。
読了日:2月8日 著者:野村美月
スレイヤーズ 25周年あんそろじー (富士見ファンタジア文庫)スレイヤーズ 25周年あんそろじー (富士見ファンタジア文庫)感想
秋田さんのが序盤から面白くて、愛七さんのは、すごくスレイヤーズっぽいなという感じ。橘さんのは、延々メタで『それはいいの!?』って思ったりしたけど面白かった。あと、帯の林原さんのコメントがなんというか、らしいなぁと思った。懐かしかったり、時代の流れを感じたりしました。
読了日:2月6日 著者:神坂一,秋田禎信,橘公司,愛七ひろ,日日日,初美陽一
アリス殺し (創元クライム・クラブ)アリス殺し (創元クライム・クラブ)感想
不思議の国のアリスと地球の人間がリンクしている世界。若い女性が幻想するような可愛らしくてグロテスクな世界でした。言葉がどんどんすれ違って行く様子が、本当のアリスのようで素敵でした。すごく面白かったけど、家に置いて大切にしておきたい…とまではいかない。
読了日:2月3日 著者:小林泰三

読書メーター

1月読書まとめ

2015.01.31 Sat 23:55

2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2257ページ
ナイス数:112ナイス

デュラララ!!SH×3 (電撃文庫)デュラララ!!SH×3 (電撃文庫)感想
アニメキャラを模した通り魔事件、それを捉えようとするスネイクハンズと池袋の連中。男女どちらのキャラを増やしても媚びるなと言ってくる読者の存在。作品に異常に執着するやつ、世界の平和のためにアニメとかを帰省しようとするやつ。ものすごい風刺だなと思って読んでた。それはそれとして、遊馬崎が普通じゃなくてすごかったわ…。
読了日:1月31日 著者:成田良悟
盲目的な恋と友情盲目的な恋と友情感想
怖い話だった。こんなに酷いことはそうそうにないけれど、近しいことは起こる。だから、極端だけれど、友達も恋人もいらないと思ってしまう。マウンティングなんか糞食らえだ。他所は他所、自分は自分なのになぁ。
読了日:1月23日 著者:辻村深月
夜行観覧車 (双葉文庫)夜行観覧車 (双葉文庫)感想
家庭内の問題、ご近所との問題。頭痛がしてくる感じでした。それぞれがそれぞれにリアルですごく嫌だ。最後の雑誌記事は、生き残った家族ででっち上げたもの、と言う解釈で合ってるんだろうか?
読了日:1月13日 著者:湊かなえ
いなくなれ、群青 (新潮文庫)いなくなれ、群青 (新潮文庫)感想
童話を読んでいるような、なんだかぼんやりした話だった。話自体にはのめりこめなかったんだけど、あんな島がもしあるなら、捨てた部分じゃなくて私自身が住みたい。
読了日:1月12日 著者:河野裕
万能鑑定士Qの探偵譚 (角川文庫)万能鑑定士Qの探偵譚 (角川文庫)感想
コピアとの戦いの末に、最終的に波照間に戻った莉子が、トラウマを克服し戻って来るまでの話。残念ながら図書館の予約の都合でまだ前巻を読んでいません。今作は、いつもよりページも多く色々とボリュームがありました。前巻も早くよみたいなあ
読了日:1月8日 著者:松岡圭祐
ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)感想
血縁関係がごちゃごちゃしてきた。1巻の伏線? が今になって回収されたりと、終わりに向かっているなぁという印象。今までもいろいろな本について掘り下げられてきたけれど、今回は1冊で太宰の人生を擬似体験しているような感覚に陥りました。
読了日:1月3日 著者:三上延
西尾維新対談集 本題西尾維新対談集 本題感想
西尾維新の作品と言うのが、対談相手が変わることによって様々な見え方をするのが面白いなぁと思って読んでた。羽海野さんとの話は結構重くてしんどかったんだけど、次の辻村さんの、西尾作品へのすごく深い愛(笑)に大分救われたり。前置きにあったような、『日が違うと言っていることが違う』とはあまり感じず、むしろ一貫した何かがあるのだなと感じた。
読了日:1月1日 著者:西尾維新,木村俊介,荒川弘,羽海野チカ,小林賢太郎,辻村深月,堀江敏幸

読書メーター

12月読書まとめ

2014.12.31 Wed 23:55

2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2279ページ
ナイス数:68ナイス

万能鑑定士Qの推理劇III (角川文庫)万能鑑定士Qの推理劇III (角川文庫)感想
地中海周辺各地からアメリカと、ずいぶん世界中を旅しましたね。地図と移動方法を見た時になにか法則性があるんだろうなぁと思いつつあまりにも果てしなく感じて謎解きを放棄しましたが、毎度毎度よく考えられていますね。
読了日:12月20日 著者:松岡圭祐
スキュラ&カリュブディス: 死の口吻 (新潮文庫)スキュラ&カリュブディス: 死の口吻 (新潮文庫)感想
エロティックでグロテスクなファンタジー?という感じなのかな。ねむりの語りに入った途端に突然露骨な表現になるので置いてけぼりになる。でも、こういう話を好きな人はある程度いて、脳漿がしぶきをあげるシーンにうっとりする人がいるんだろうなぁ。という感想を持ちました。私個人的にはなんだか中途半端でのめりこめなかったな(この程度のエログロは平気)。官能的な言葉が上滑りしてるみたいな印象でした。まさに『女版の中二病を拗らせてる』というのがピッタリな表現だと思ったんだけど、言い過ぎかな……
読了日:12月20日 著者:相沢沙呼
魔女は月曜日に嘘をつく (朝日エアロ文庫)魔女は月曜日に嘘をつく (朝日エアロ文庫)感想
北海道のハーブ園を舞台にしたお話。面白かったし、優しい話で好み。ただ、主人公の男女のキャラ的な問題なのか、『どっかで読んだような?』という印象も強く残ってしまいました。良くも悪くも今時のライトミステリという感じ。
読了日:12月11日 著者:太田紫織
掟上今日子の備忘録掟上今日子の備忘録感想
終物語上巻が好きで、またこんな話が読みたいと思っていたので、思いがけず楽しかった。図書館で借りたけど続巻もあるようなのであとで購入しよう…。軽快な語りとライトな読み口でとても好みでした。続きも気になる。
読了日:12月8日 著者:西尾維新,VOFAN
鳥少年 (創元推理文庫)鳥少年 (創元推理文庫)感想
ひとつが短いからどんどん読めて話にのめり込めるが、暗い雰囲気に飲み込まれてこちらの思考もどんどん危険な方向に向いていくので怖い。終わりはどれも「あれ?」という感じで煙に巻かれている感じ。99年時に解説を書かれている方の著者への愛が深くて、読んでいて少しクスリとした。
読了日:12月5日 著者:皆川博子
GOSICK BLUEGOSICK BLUE感想
一弥とヴィクトリカが新大陸に渡ってすぐの事件。最上階に取り残されたヴィクトリカを救うため、階段をひたすら登る一弥の姿は、図書館の階段を毎日登っていた時を思い出してニヤニヤさせられました。ケーキが空中で爆発してイチゴやクリームが舞うシーンは是非映像で見たい。コミカルで悲しくて、今回も素敵な作品でした。
読了日:12月4日 著者:桜庭一樹
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密 (角川文庫)感想
過去に戻って正太郎と櫻子さんの出会いの話、そこから続いて現在へ。ストーリーは少しずつ進展してこの先も楽しみです。相変わらず食べ物の描写も多くて、どれも食べたくなります。ただ、変な擬音や口語が多くてちょっと安っぽく感じる気がした。
読了日:12月1日 著者:太田紫織

読書メーター

11月読書まとめ

2014.11.30 Sun 23:55

2014年11月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2214ページ
ナイス数:50ナイス

かいぶつのまちかいぶつのまち感想
羅針盤の続編。前作よりも読みやすかった。今回は卒業した者の立場から見た高校演劇で、大人になった彼女たちが現役の彼らを見て思うことに共感ができた。モノローグを読みながら、誰の語りかを考えたり楽しかった。今度は大人の小劇場の話も是非読みたいな。
読了日:11月28日 著者:水生大海
少女たちの羅針盤少女たちの羅針盤感想
読み始めてみたら、思ってたよりガッチリ組み込まれていて、真ん中から後ろはあっという間に読めました。驚きはあまり無かったけど面白く、高校演劇をモチーフにしているのも『実際にはこんなにトントン拍子に評価が得られることはないだろうな』と思ったけれど、女子高生のキャッキャした雰囲気や敵意を剥き出しにする描写が妙にリアルで好みだった。ただ、前半の4年前の描写が誰目線なのかがわかりにくくて、ちょっと混乱した…
読了日:11月21日 著者:水生大海
消えない夏に僕らはいる (新潮文庫)消えない夏に僕らはいる (新潮文庫)感想
児童文学のような雰囲気だと思いながら読み進みていたら突然ドカンと重い事件。アクの強いキャラクター達にイライラさせられる場面も多かったですが、楽しくあっさり読めました。ただ、学校のカーストみたいなのとかは中学生の時はあったけど、高校でもこんな事あるのかな?と疑問。それから、ミステリというよりは、謎解きゲームを小説に少し取り入れましたという感じかな。青春モノとしてはとても良かったです。
読了日:11月16日 著者:水生大海
雪には雪のなりたい白さがある雪には雪のなりたい白さがある感想
自分のことを言われているみたいで、ドキリとした部分のある作品だった。公園を題材にした4篇、どれも切ないけれど暖かくて、良かった。
読了日:11月16日 著者:瀬那和章
ココロ・ドリップ ~自由が丘、カフェ六分儀で会いましょう~ (メディアワークス文庫)ココロ・ドリップ ~自由が丘、カフェ六分儀で会いましょう~ (メディアワークス文庫)感想
最近良くあるカフェものかな、と穿った見方をしたところから入って読みはじめましたがとても暖かいお話で読んで良かったと心から思いました。ヒロインが綺麗で外交的なのもこの手の作品では珍しい感じ。あとがきから感じる著者の雰囲気もとても良くて、図書館で借りて読みましたが改めて買って手元に置いておきたいなぁ。
読了日:11月9日 著者:中村一
魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)感想
書いている方の趣向が全体からぼやーっと漏れ出てくるような感覚に若干引きながらも、話はわりと面白かったです。ところで本文中の『皮膚には傷や痣や産毛はおろかホクロやアカギレさえない』(22P)って『人間としてアカギレはあって当然だけど、産毛はなくて当然だ』という解釈になってしまうと思うんです。わざとこう書いているのならば著者は物凄いフェティシズムの持ち主だと思います。
読了日:11月8日 著者:遠藤浅蜊
ほんとうの花を見せにきたほんとうの花を見せにきた感想
薔薇とか百合とかを綿あめみたいに柔らかくて甘いもので包んで、その結果、桜庭さんの独特の雰囲気に包まれた、暖かくて苦いお話になったと感じます。ムスタァ、梗、洋治、茉莉花、桃、類類。人と吸血鬼がくっついたり離れたり。満足感でお腹がいっぱいになりました。小説の最後から最初へまたループするような構成なのもいいなと思いました。
読了日:11月5日 著者:桜庭一樹

読書メーター

10月読書まとめ

2014.10.31 Fri 23:55

2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1671ページ
ナイス数:55ナイス

異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女  (コバルト文庫)異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女  (コバルト文庫)感想
京一の間の悪さにイラァっとすること数回。なんだろう?黒幕なの?と、途中疑ってしまったりもしました(笑)主人公の千景は本来聡明でありながらも突っ走って危険なとこに足を踏み入れてしまう。それをきっと内心気が気じゃないと思っているっぽいのにクールにしている透磨という対比が良かったです。続きもありそう?あったら読みたいです。
読了日:10月30日 著者:谷瑞恵
天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫)天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫)感想
新潮文庫の新しいレーベルのようですね。新潮なのにスピンがないなんて…(軽くショック)。いまどきのミステリでコミカルで読みやすく面白かったです。もしシリーズ化したら続きも読みたいな。
読了日:10月23日 著者:知念実希人
デュラララ!!SH×2 (電撃文庫)デュラララ!!SH×2 (電撃文庫)感想
SHが何を表すのか明らかになった今巻。沙樹と一緒に居た臨也の取り巻きとかが出てくるとおもってなくてびっくり。以前のキャラもちょいちょい出てきて面白くなりそうかな。
読了日:10月20日 著者:成田良悟
続・終物語 (講談社BOX)続・終物語 (講談社BOX)感想
わかったような、わからないような…もやーっとした話でしたが、ひたぎとのイチャイチャでなんだかどうでも良くなった。それにしても、シリーズ通して見ても、いまだにあのカップルにしっくり来ないのは私だけなのかなあ? 最後にネクストシーズンとな!? どうなっていくのかな…
読了日:10月5日 著者:西尾維新,VOFAN
アルモニカ・ディアボリカ (ミステリ・ワールド)アルモニカ・ディアボリカ (ミステリ・ワールド)感想
様々な出来事が複雑に絡まり合い、作中も視点と時間を行ったり来たり。やはり美しい作品でした。内容があまりにも悲しく未来が真っ暗なのではないかと思いながら読んでいましたが思ったような展開にならずに一安心。前作を思い出すのに一苦労、時代背景を調べるのにまた一苦労と読み始めは手こずりましたが2章の真ん中ほどからは一気に読んでしまいました。やはりこの方の作品がとても好きです。
読了日:10月1日 著者:皆川博子

読書メーター

9月読書まとめ

2014.09.30 Tue 23:55

2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1218ページ
ナイス数:47ナイス

特等添乗員αの難事件 V:5 (角川文庫)特等添乗員αの難事件 V:5 (角川文庫)感想
今までよりもコミカルで、まるでドリフのコントみたいだなと感じました。周りがゴチャゴチャしてるのも面白かった。次はまた海外を舞台にして欲しいな。
読了日:9月25日 著者:松岡圭祐
白ゆき姫殺人事件白ゆき姫殺人事件感想
湊かなえ作品は、今までも読もうと思いながら手が出せずにいました。そんなわけで、初めて読んだのですが……。びっくりしてしまいました。ひたすら独り語りが続き、視点が変わるとその人の見え方も変化する。女同士ってこういうところあるな、とか、田舎はこうだよなとか。私は城野美姫に同情し、三木典子に嫌悪感を覚えた。こういう女はたまにいるけど私も嫌いだ。それはそうと、後ろに参考資料があるので読みながら行ったり来たり。面倒だなと思ったりもしました。
読了日:9月20日 著者:湊かなえ
オーダーは探偵に 謎解き満ちるティーパーティー (メディアワークス文庫)オーダーは探偵に 謎解き満ちるティーパーティー (メディアワークス文庫)感想
キャラものとしては、かなり面白くなってきました。悠貴のかっこよさも増しててよかったし、主人公も前向きになって良いです。でも、ミステリとしてはちょっと…。警察の人が喫茶店で事件を話しちゃうのもどうかと思うし、事件が大きすぎる割に結末がお粗末かなと感じてしまいました。
読了日:9月18日 著者:近江泉美
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(2) (ファミ通文庫)吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(2) (ファミ通文庫)感想
今回も別チームの女の子が出てきてあれこれとかき回して行きました…題材のマイフェアレディも面白かった。細かいところだけど劇中台詞の中の「けど」がすごく気になってしまって、「けれど」にして欲しかったなと思いました。主人公がこのまま女の子を虜にし続けたらそのうち劇中劇で、金瓶梅とかやって欲しいな。
読了日:9月5日 著者:野村美月

読書メーター

8月読書まとめ

2014.08.31 Sun 23:55

2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1890ページ
ナイス数:80ナイス

デュラララ!! 外伝!? (電撃文庫)デュラララ!! 外伝!? (電撃文庫)感想
読んだことがあるものもあったんだけど、すべてが少し過去に戻って懐かしい感じのする外伝だった。
読了日:8月21日 著者:成田良悟
言ノ葉ノ使い (ディアプラス文庫)言ノ葉ノ使い (ディアプラス文庫)感想
シリーズ3作目。『世界』と同じ時系列だということで…。あんまりこっちの世界観が表になってしまうと、1作目の二人の世界のほうがパラレルみたいで辛いなと思ったり。今作は主人公がまっすぐなタイプでどうかなぁと思っていたのですが、後半まっすぐだからこその怖さや、額田を助けたいという気持ちひとつで子供のふりをする場面が良かった。過去シリーズの中ではある意味一番怖いひとだなと思う。もうちょっと掘り下げてあったらよかったなとも思うけど。
読了日:8月16日 著者:砂原糖子
思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車 (集英社文庫)思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車 (集英社文庫)感想
解説を読みながら私が一生手元に置いておくものはなんだろう?と考えた時に思い当たったのが、祖母の形見の寄木細工のバレッタだった。もう壊れているけど私にとってはお守りみたいなものだ。普段は忘れているそういうものを思い出させてくれる、優しい本です。
読了日:8月16日 著者:谷瑞恵
万能鑑定士Qの謎解き (角川文庫)万能鑑定士Qの謎解き (角川文庫)感想
中国人が多く出入りする職場に務めていた頃、主張が増す度に大声になっていく彼らのやりとりの様子を尻目に日本人の私は日々うんざりしていました。国交の面でもこうした性質の違いが大きいのだろうなと思っているのですが、まさにそういった内容の一冊という感じ。現実もこんなに綺麗にまとまればいいのですが……。杉浦は『作者からネトウヨへの苦言』かなと感じました。現実に対してやや嫌味ったらしい部分があり辟易としますが話は面白かったです。特に途中の『読書の皆様へ』が(笑)。我々はいままで小笠原の記事を読んできたのか!と。
読了日:8月14日 著者:松岡圭祐
薔薇忌 (実業之日本社文庫)薔薇忌 (実業之日本社文庫)感想
小劇場や歌舞伎などの芸を舞台にした幻想小説の短篇集。埃っぽい地下室の壁は全面真っ黒に塗られ、中心に役者が立ち、周囲には色とりどりの花びらが舞っているような…そんな様子が思い浮かぶ作品郡でした。時代が、『過去と現在』ではあるものの、2014年にしてみればどれも過去なので、何時頃のことなんだろうかと想像しながら読むのもまた楽しい。
読了日:8月12日 著者:皆川博子
満願満願感想
「関守」だけ既読。昨年の夏に図書館で小説新潮に掲載されていたものを読んでいてうすら寒くなったのを思い出した。全体的にそういう話が並ぶ短篇集。米澤さんの作品は、気楽に読み始めて半分くらいまで読んだところで、結末の不穏さを感じて怖くなってしまうものが多い。そういう意味で嫌だなと特に思ったのば「柘榴」と「万灯」。読みやすくて内容も好みだったのは表題の「満願」かな。重治は妻に何を見ていたのか。
読了日:8月1日 著者:米澤穂信

読書メーター

2014年7月読書まとめ

2014.07.31 Thu 23:55

2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1775ページ
ナイス数:88ナイス

陽だまりの彼女 (新潮文庫)陽だまりの彼女 (新潮文庫)感想
読んでいる途中に突然『鶴の恩返し的な…?』と気付いてしまってからの切なさが半端無かったです。気づけば気付くほど仕草が猫そのもので、何度も読むのを中断して自分の家の猫を眺めたりしました。解説にあったとおり、動物好きにはたまらんラストでした。うちの猫も何回も蘇って一生私のところに来てくれないかなぁ
読了日:7月25日 著者:越谷オサム
陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女 (ファミ通文庫)陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女 (ファミ通文庫)感想
初恋は実らないとよく言うけれど、いつか再開して幸せになって欲しいと願わずにはいられない。そんな作品でした。
読了日:7月18日 著者:野村美月
櫻子さんの足下には死体が埋まっている冬の記憶と時の地図 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている冬の記憶と時の地図 (角川文庫)感想
犯人の動機についてはイマイチ釈然としませんが、話は面白かった。秘書は正直ダメだろ(笑)と思ったけどキャラが立ってていい感じ。最後の短編がとても良かったです。これからも気になる。
読了日:7月7日 著者:太田紫織
オーダーは探偵に グラスにたゆたう琥珀色の謎解き (メディアワークス文庫)オーダーは探偵に グラスにたゆたう琥珀色の謎解き (メディアワークス文庫)感想
前巻まではドSと表記されているものの、ただの暴言じゃないか!とやや辟易としながら読んでいましたが今回はかなり柔らかくなっていて良かったです。ドSとは相手を思いやれてこそだと思うのです。それがてきないなら相手を傷つける暴言でしかない(熱弁。話も最初の植物の話も優しくて良かったしそのあとも、今後の伏線が張られつつ距離も縮まる感じでかなり楽しめました。続きも楽しみです。
読了日:7月4日 著者:近江泉美
特等添乗員αの難事件 IV (角川文庫)特等添乗員αの難事件 IV (角川文庫)感想
舞台はハワイ。絢奈と同じくラテラル・シンキングの持ち主である、無賃乗車常習のミヨンとの対決、と同時に壱条の婚約者を自称する女が登場。壱条のヘタレっぷりにイライラしたけど、絢奈を洗脳者扱いする瑠華がちょっと面白いなと思った。なんでこんなにキカイダー推しなのか疑問だったけど、宣伝ですか。
読了日:7月1日 著者:松岡圭祐
思い出のとき修理します (集英社文庫)思い出のとき修理します (集英社文庫)感想
優しい話で救いがあって良かった。最初は最近良くある日常の謎系なのかな思って読みはじめたけど、それだけじゃなくて、少女小説みたいでこんな人生だったらなと思った。シャッター街になった商店街はリアルで、でも実際はこんなに優しくなくて噂話や下世話な話が蔓延っているんだろうからこそ、こんな街があればいいのになと思った。
読了日:7月1日 著者:谷瑞恵

読書メーター

6月読書まとめ

2014.06.30 Mon 23:55

2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:835ページ
ナイス数:53ナイス

万能鑑定士Qの短編集II (角川文庫)万能鑑定士Qの短編集II (角川文庫)感想
金券ショップの切手、雨森華蓮出所、父親失踪、家族が連続窃盗犯、ソメイヨシノ、の短篇集。一見関係のなさそうなエピソードが後々意味を持ってくるっていうのが王道なので、エキストラのところはそういう目で見ながら読み進め。短篇集ながら最後は事件が大きくなって終わる。やっぱり面白い。雨森華蓮が小粋な怪盗みたいになっててカッコ良かった。
読了日:6月19日 著者:松岡圭祐
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1) (ファミ通文庫)吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1) (ファミ通文庫)感想
面白かった。バスケと吸血鬼と演劇、設定だけでお腹いっぱいになりそうだったけど、本当にすごく良くて読んで良かった。いい雰囲気だけどこれからの展開が気になる。あと、今回の主人公もヒロインもめっちゃ好みです。ただ、舞台本番中のシーンの客席の左・右という表現は『上手・下手』、薄い幕は『紗幕』って書いてあるほうが良かったかなと思った。
読了日:6月17日 著者:野村美月
シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)感想
結局、表紙は一体なんだったんだろう?というのが、2冊読んだ感想です。内容ですが、なんとなくどれも釈然としないけど、こういう作風の作家さんなのかな?3本目のオチは米澤さんの愚者のエンドロールと同じでなんとも。この手法はどのミステリーが最初なのかしら。
読了日:6月8日 著者:倉知淳

読書メーター

5月読書まとめ

2014.05.31 Sat 23:55

2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2683ページ
ナイス数:94ナイス

万能鑑定士Qの推理劇II (角川文庫)万能鑑定士Qの推理劇II (角川文庫)感想
今回は古書。それにしても親に振り回される子供は可哀想だな。よい大人に成長してほしいと思ってしまう内容でした。このシリーズ暴力団が絡むことが多いなと思ったり。
読了日:5月24日 著者:松岡圭祐
シアター! (メディアワークス文庫)シアター! (メディアワークス文庫)感想
声優さん、羽田千歳がなんだか沢城みゆきさんに重なり、境遇が似てるからかなぁなどと読んでたら、ほんとうにそれが元で書かれててびっくりしました。内容はなんとまぁリアル!お金のことに終始しますがほんとうにあるあるなのではないかと思います。でも小気味良くて面白かった。1500も入る芝居とか正直うらやましいけどね!
読了日:5月24日 著者:有川浩
密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿感想
「停電から夜明けまで」は少し毛色が違うので好みではなかったんだけれど、他は面白かったです。この探偵、読めば読むほど癖になる。
読了日:5月22日 著者:北山猛邦
オーダーは探偵に 砂糖とミルクとスプーン一杯の謎解きを (メディアワークス文庫)オーダーは探偵に 砂糖とミルクとスプーン一杯の謎解きを (メディアワークス文庫)感想
甘い透明なやつがサイダー。ほかはソーダかなと思う。前巻よりは面白くなってて楽しめました。
読了日:5月21日 著者:近江泉美
オーダーは探偵に―謎解き薫る喫茶店 (メディアワークス文庫)オーダーは探偵に―謎解き薫る喫茶店 (メディアワークス文庫)感想
流行りの推理モノっていうよりは、ゴーストハントの劣化版ってほうが合ってるかなぁ。ドSをはき違えた暴言野郎はともかく、主人公の性格との相性が悪過ぎてしんどかった。もうちょっと兄がフォローするとか何かないと、明るそうに見えてウジウジ妄想突っ走りの主人公と、根拠もなく自信家でナルシスト=中二病をこじらせた高校生にしか見えなくて残念というか痛々しい。3巻から面白くなるとかいう噂を耳にしたのでもう少し読んでみようと思う。
読了日:5月19日 著者:近江泉美
私たちが星座を盗んだ理由 (講談社ノベルス)私たちが星座を盗んだ理由 (講談社ノベルス)感想
妖精の学校では、数字の意味に気付いて震えました。他の4編も怖くなったり絶望感を味わったりしました。終の童話だけでなく、全編童話みたいな話が詰まった短編集という感じで、怖くて手元に置いておくのはちょっと躊躇うけどたまに読み返したくなるような1冊です。
読了日:5月12日 著者:北山猛邦
踊るジョーカー (名探偵音野順の事件簿 ) (創元推理文庫)踊るジョーカー (名探偵音野順の事件簿 ) (創元推理文庫)感想
探偵モノとして、そしてキャラモノとして面白かったです。探偵がコミュ障というのがまた面白い。
読了日:5月10日 著者:北山猛邦
“藤壺" ヒカルが地球にいたころ……(10) (ファミ通文庫)“藤壺" ヒカルが地球にいたころ……(10) (ファミ通文庫)感想
丸3年、読み続けてきてよかったと思えたシリーズでした。ずっと愛している人のことを思えるのなら自分の恋はかなわずとも相手が生きてさえいれば幸せじゃないかと私は思えてしまうので、藤乃の気持ちは理解できなかったけれど、帆夏との話はすごく自然でリアルでしかも綺麗だと思えた。挿絵が本当に良くて、夕雨のテニスウェアがめちゃくちゃ可愛いし、是光も最後の方ちゃんと笑えていてドキドキしたし、見開きのアレはアレだし!!いいなぁ、恋愛いいなぁ……
読了日:5月6日 著者:野村美月
万能鑑定士Qの短編集I (角川文庫)万能鑑定士Qの短編集I (角川文庫)感想
短編集。質屋を舞台にあれこれと問題がふりかかる。恋愛模様もやや進展(?)小笠原の過去があきらかになったり恋のライバルが出現したり。また、添乗員の絢奈と協力したりと盛りだくさん。普段の長編より面白かった気さえします。
読了日:5月1日 著者:松岡圭祐

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