カテゴリー「 List 」の記事

139件の投稿

10月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3117
ナイス数:132

小説の神様 あなたを読む物語(下) (講談社タイガ)小説の神様 あなたを読む物語(下) (講談社タイガ)感想
話は面白かったけど、出版業界や読者に対する愚痴みたいなのが全面に出てくる気がして気になってイマイチ楽しめなかった。古本にブッカーかけるのは転売対策でもあるんじゃないですかね。本が好きすぎて盲目的すぎる印象。自分の本を大切にするのはいいことだけど、他人に口出しする権利はないのですよ。残念ながら。
読了日:10月30日 著者:相沢 沙呼
愛されててよ (幻冬舎ルチル文庫)愛されててよ (幻冬舎ルチル文庫)感想
スピンオフのスピンオフ。好きなシリーズの関係本だと知らなくて今更に読んだ。読む前の感想としては、正直、佐藤くんにはノンケでいてほしかった。だけど、読んだら面白かったからこれはこれで……という感じ。
読了日:10月28日 著者:崎谷 はるひ
本棚本棚感想
インタビュー多め。中島らもの本棚っていうか、奥様のお話がなんとも印象的だった。
読了日:10月27日
昨日の僕が僕を殺す (角川文庫)昨日の僕が僕を殺す (角川文庫)感想
ホラー? ファンタジー? 今までとは違うストーリー展開にビックリ。序盤、主人公の卑屈さに置いていかれ……。私の好みとは違った。
読了日:10月26日 著者:太田 紫織
活版印刷三日月堂 雲の日記帳 (ポプラ文庫)活版印刷三日月堂 雲の日記帳 (ポプラ文庫)感想
素敵だったなぁ。星座早見表、街の木の地図、そして雲日記。人や本が繋がって繋がって、大きくなる。優しくて、寂しくもあるけど暖かい。今では機械がやってくれてることを、昔は人が総出でやっていた。そういう時代に生きたかったなと、少し思ってしまった。
読了日:10月15日 著者:ほしお さなえ
絶景本棚絶景本棚感想
本棚の持ち主の猟奇的とも言える本への愛やら執着を見せつけられたかのような1冊。螺旋階段状の書架にうっとりし、床に直置きに苦笑い。作家、編集、書店員、古書店員、図書館員などによって並べ方、置き方に色が出るんだろうとも思う。ちなみに自分は図書館風の並べ方で、なるべく横置きはしたくない派。床に直置きはもっと嫌(縦に並んだ本の上に縦に積むのも嫌…本の上に横置きも大量に乗っかってると…)。それと、本のアップ写真が多かったけど、もっと引きの写真が見たかったなと思ったり。写真が足りない。 読了日:10月13日
監禁面接監禁面接感想
人並みに職を得て、夫婦水入らずで幸せな生活を送りたかっただけなのに、なんでこんな結末になったんですかね。つーか、ひとえにアランが人の話を全く聞かずに全部自分が正しくて周りは馬鹿だと思ってるせいなんじゃないかなーと思う。それにしたって突飛だけど。前半読みにくかったけど後半はあっという間という感じ。就職試験の内容から始まってここまで来るとすごい壮大なギャグ作品だな……とも、思ったり。
読了日:10月12日 著者:ピエール ルメートル
春や春 (光文社文庫)春や春 (光文社文庫)感想
俳句についてよく知ることができたし興味を持つ事もできた。仲間が次々集まってくるところは、ドキドキした。でも展開が早いなとも思った。もうちょっと各々を掘り下げてほしかった気もする。終わり方もそれでいいの? それと、決定的にこれは……って思ったのは目次のところの登場人物にルビが振ってあったこと。これのせいでHalu=トーコだって言うのが決定的になってしまって残念だなと思う。
読了日:10月09日 著者:森谷 明子
みなさんの爆弾 (単行本)みなさんの爆弾 (単行本)感想
「譲治のために」はなんかもうやばい。本人と周囲の捉え方はこんなにも違っていて、理解し合えないのもそりゃ当然だよなという気になる。「メアリーとセッツ」と「世界裏」は結構好き。前半はファンタジーなのか? と思うくらいの感じだけど、後半の作品になるにつれて現実味が増していく感じがした。
読了日:10月07日 著者:朝比奈 あすか
小説の神様 あなたを読む物語(上) (講談社タイガ)小説の神様 あなたを読む物語(上) (講談社タイガ)感想
前半、あれ?私(読者)喧嘩売られてる?って思いながら読んでた。お前らどうせ売れる本しか読まないんだろとか、作家にそう思われる悲しさとか、憤りとか。作者的には違うのかもしれないけれど私はそう受け取った。作家さんの立場だと、昨今は自分でプレゼンやら営業なんかまでやらなきゃいけなくなって大変だろうな。そういうのが苦手な才能ある作家を編集はきちんと売ってあげてほしい。読者だって同じような本ばっかりでウンザリしてる部分があるよ。ましてそれが苦手ジャンルだったりするとマジで新しい本に手を出す事が出来なくなるので。
読了日:10月04日 著者:相沢 沙呼
読書メーター

9月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3373
ナイス数:130

櫻子さんの足下には死体が埋まっている キムンカムイの花嫁 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている キムンカムイの花嫁 (角川文庫)感想
βブロッカー、育毛剤か何かかなぁ。今回も手がかりなしかと思いきや急展開。花房、誰なんだろう。死んだってどういうことだろう?忘れる前に次巻を求む。気になる……
読了日:09月30日 著者:太田 紫織
ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)感想
7年後のビブリア古書堂。娘の扉子に話して聞かせる昔話。との話も良かった。でもヲタの話は妙に生々しく感じて一瞬引いてしまったのは自分がそっちの人種だからだろうか。雪の断章には興味がある。読んでみたい。
読了日:09月26日 著者:三上 延
あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)感想
家族かと思いきや、他人と同居。どういうことかと読み始めた。事件はあれこれと起きる。ただそれでも揺るがない日常ものといった感じ。面白かった。カラスの語りが入ったときはびっくりしたけど。こういう共同生活は憧れる。
読了日:09月20日 著者:三浦 しをん
沖縄オバァの小さな偽証 さえこ照ラス沖縄オバァの小さな偽証 さえこ照ラス感想
法テラス、沖縄の風習、そういうものが絡む問題が色々。個人的に、このシリーズの中心は美味しそうな食事だと思う。今回は宮古島、八重山諸島のほうも出てきてさらにわくわくが高まった。
読了日:09月19日 著者:友井羊
契約結婚はじめました。 3 ~椿屋敷の偽夫婦~ (集英社オレンジ文庫)契約結婚はじめました。 3 ~椿屋敷の偽夫婦~ (集英社オレンジ文庫)感想
相変わらず、戦前の夫婦感。でも、面白いんだよなぁ。すみれ荘の話も苦しい話だけど良かった。
読了日:09月17日 著者:白川 紺子
オーダーは探偵に 謎解きいざなう舶来の招待状 (メディアワークス文庫)オーダーは探偵に 謎解きいざなう舶来の招待状 (メディアワークス文庫)感想
急展開。折角いい感じの仲になったところで「なんじゃそりゃ」って感じ。今回の舞台は軽井沢。避暑地で金持ちの別荘で謎解き。好きなシチュエーションでした。絵画の再現っていうのも、検索してみたけどなかなか興味深い。
読了日:09月14日 著者:近江 泉美
どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
高校生の岬は、やっぱり変だ。面白くも苦々しくもあったけれど、最後の章を読んだら、高校生の目から見たらひどい存在に思える岬の父も、彼の語りになれば人間味もあって悪い人じゃない。むしろ息子がヤバイ気もする……。やっぱり相手の立場にならないと見えてこないものはあるなぁ。
読了日:09月12日 著者:中山 七里
火焔の凶器: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)火焔の凶器: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)感想
人体自然発火とか、陰陽師とか、呪いとか。鮮やかでスピーディーな物語展開に夢中になった。次々と人死が出て推理カルテとは違ったハードボイルドさもまた魅力的。
読了日:09月06日 著者:知念 実希人
ののはな通信ののはな通信感想
文通で綴られる人生。なんかすごいものを読んだなぁ。子供の頃、会ったことのない同い年の女の子と文通をしていました。お互いに好きなことを書いたやりとり。ある意味、近所の友人よりも知った気になっていたような気がします。どこの時代で話が終わるのか、途中でわかって、でも、結局ここで終わりなのかな。
読了日:09月05日 著者:三浦 しをん
いつまでもショパン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)いつまでもショパン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
ポーランドのショパンコンクールに参加する岬先生。ヤンの父親の言い方は酷いんだけど、ちょっとわかる…。本当の天才(って言い方があってるかどうかはわからないけど)は、苦しみも力にできる冷静さと残酷さも兼ね備えているのかな…という感じはする。まぁ、子供を自分のかわりに道具にしてるのは駄目すぎるけど。
読了日:09月03日 著者:中山 七里

読書メーター

8月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2372
ナイス数:110

鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のつれづれ (集英社オレンジ文庫)鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のつれづれ (集英社オレンジ文庫)感想
鍵屋さんが終わって今度はお隣。視点が変わると見える景色も変わってきますね。鍵屋さんよりポップな雰囲気で賑やかな感じ。
読了日:08月29日 著者:梨沙
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)感想
話は面白かったし考えたらさせられもした。
個人的に、動物がひどい目に合う内容はすごく苦手なので、参ったなと思った。
読了日:08月24日 著者:辻村 深月
心を半分残したままでいる(3) (ディアプラス文庫)心を半分残したままでいる(3) (ディアプラス文庫)感想
3冊続けて読了。この先のことも考えたら不安もあるものの、それさえも乗り越えられるんだろうと思わされる最終巻。よかった。
読了日:08月15日 著者:砂原 糖子
心を半分残したままでいる(2) (ディアプラス文庫)心を半分残したままでいる(2) (ディアプラス文庫)感想
過去回想。忘れてしまうから、折角幸せになっても救われない繰り返し。つらい。
読了日:08月15日 著者:砂原 糖子
心を半分残したままでいる(1) (ディアプラス文庫)心を半分残したままでいる(1) (ディアプラス文庫)感想
ああ、つらい。忘れた本人視点だからそちらの痛々しさは十分に伝わってくるけれど、それよりも残されている方の痛々しさが辛い。
読了日:08月14日 著者:砂原 糖子
おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)感想
悪意に満ちた大人たちが大勢登場する中、岬は清涼剤のようであった。前半はひたすらに読んでいても苦しく、いつ盗まれたチェロのことが出てくるの?と思いつつ読んだ。事件が進んでからはあっという間で、いろいろな事件が絡み合って、なるほど……これで終わりなんです? と、あっけにとられている今です。
読了日:08月11日 著者:中山 七里
ケーキ王子の名推理3 (新潮文庫nex)ケーキ王子の名推理3 (新潮文庫nex)感想
シフォンケーキと修学旅行とコンクール。微妙に三角関係。ガレット・デ・ロワ、以前買って食べたときとても美味しかったのでまた食べたいのですが、年末のバタバタに追われてなかなか機会がないです。それにしても、颯人のギャップが!!たまらないです。
読了日:08月08日 著者:七月 隆文
名探偵誕生名探偵誕生感想
あとがきが一番面白かったかな。本編も良かったけど、さほど引き込まれる感じもしなかった気がする。太陽系の展示、実際にあったら見てみたい。天王星の犯人は、サイコパス診断で使われるあれですね、ヤバイ。子供の頃の隣町の感覚はすごくよくわかる
読了日:08月06日 著者:似鳥 鶏

読書メーター

7月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2771
ナイス数:206

これは経費で落ちません! 4 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! 4 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)感想
新入社員、インパクトはあったけどうまく乗りこなしてみたら悪くなさそう。私だったら嫌でフェードアウトするタイプかもしれないけど。秘書話は美華のおかげで面白い方に転がって行きそうでそっちのやり取りもまた見たいな。不倫云々はそのうち主題になるだろうけど、ドロドロは嫌だなぁ
読了日:07月29日 著者:青木 祐子
蜜蜂と遠雷蜜蜂と遠雷感想
圧倒的な物量で読むのを躊躇していましたが、読み始めたらあっという間だった。はじまりは、スポーツものの漫画を読んでいるみたいな読み口で夢中になり、やがて、語り手の気持ちにリンクしながら自分も聴衆になっていく感覚が心地よくて新しかった。ライバルでありながらも友人という気持ちのほうが強いあたりも大物の風格を感じる。爽やかで素敵な作品でした。素晴らしかった。
読了日:07月27日 著者:恩田 陸
さよならドビュッシー (宝島社文庫)さよならドビュッシー (宝島社文庫)感想
あまりに痛々しい冒頭から、事件を挟みながらもひたすらにピアノの話。ミステリーのつもりで読んでいたら、熱い青春小説になっていました。でも、最後の展開を読んだあとに、今までのことを思い返すと、あぁ、そうか。私がのほほんと音楽の話を楽しんでいる裏でこんな葛藤が描かれていたのかと気づいた。なんにせよ、凄まじい熱量と半端ない計算で成り立っている作品だった。何より熱血でいて優雅なのがいい。
読了日:07月22日 著者:中山 七里
推理は空から舞い降りる 浪速国際空港へようこそ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)推理は空から舞い降りる 浪速国際空港へようこそ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
航空管制官と謎解きに関して切れ者の情報管が出てくる、空港日常の謎小説。珍しい舞台で登場人物のエリート感がとても良かった。シリーズ化しそうな雰囲気がする。ただ、謎の究明が毎回どれも急すぎるなと思う。最近の小説ではこういう感じのものが多いけどもっと順を追ってくれる方が楽しそうなのになー
読了日:07月18日 著者:喜多 喜久
アニソン・ゲーム音楽作り20年の軌跡~上松範康の仕事術~アニソン・ゲーム音楽作り20年の軌跡~上松範康の仕事術~感想
上松曲を『アニソンっぽすぎる』という若い人の話を聞いたときに、時代は変わったのだなと驚いた記憶がある。私はエタブレを聴いた時に何だこの新しいすごいやつは!!と驚いたのですが、今やそれがスタンダードなんだなぁ(寧ろちょっと古いのか?)と思った。面白かったけど、周囲への感謝や配慮みたいなのが欠如している書き方(マウンティング的なもの?)が途中から気になってきて、最後の方は読んでてお腹いっぱいですって感じに…。油ギッシュで全部盛り。話で聞くには楽しいかもしれないけど文章にするとくどいかも。
読了日:07月14日 著者:上松 範康
出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと感想
タイトルのインパクトもさておき、内容も素晴らしかった。相手の良いところを見つけてそれを伝えられる人は、天井人だと個人的には思っている。私にはなかなか難しい。読みたいと思う本がいっぱいあった。気になるなぁー。ところで、図書館で借りて読んだのですが、分類コードが日本の小説(913.6)でした。小説なのか? 国会図書館で調べたら019になってたので、すごくしっくり来た。私も図書館仕事でこの本で学んだことを役に立てたいなぁと、思う。
読了日:07月13日 著者:花田 菜々子
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)感想
海外のB級ホラー映画みたいな雰囲気があって、「ここまでする?」みたいなやりすぎ感もめっちゃあったけど、勢いがあってすごくおもしろかった。悪意に満ちててこんな世界ゴメンだって思いました。
読了日:07月11日 著者:中山 七里
緑衣の美少年 (講談社タイガ)緑衣の美少年 (講談社タイガ)感想
馬鹿には見えない服の手法が様々で面白かった。盗賊団のほうは、風刺がきいててそれでいてバカバカしくて、こっちも良かった。
読了日:07月07日 著者:西尾 維新,キナコ
宵物語 (講談社BOX)宵物語 (講談社BOX)感想
終物語後のの阿良々木暦は、なんだか高校時代と一線を画したいのかなと思える。得体のしれない誘拐された女児を求めてのロリトリオとのあれやこれ。これ、どうやって怪異と繋がってくるのかなと思ってたら、なるほどなぁと言う感じ。八九寺神は素晴らしいですね。それと、撫子のほうのエピソードで寧ろ大切な話をしていたようで、そっちはそっちで気になる。
読了日:07月03日 著者:西尾 維新,VOFAN

読書メーター

6月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2248
ナイス数:71

バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘 (角川ホラー文庫)感想
キリスト教の歴史語りの長さよ……。興味がある人にしたら面白いんだろう、と、心を無にして読み進めた。今回はさほど突飛なエピソードが出てくるでもなく、砂漠に取り残されることもなく、終わり方もきれいでした。が、戻ってからどう報告するの!?とか、突然終わってしまったので驚いた。
読了日:06月28日 著者:藤木 稟
ビロウな話で恐縮です日記 (新潮文庫)ビロウな話で恐縮です日記 (新潮文庫)感想
中村明日美子さんの表紙を書店で見て、心を射抜かれてしまい、購入に至った。読んでみたら、三浦しをん、なんて身近な存在なの!?(呼び捨ては新愛の証です)と、変に感動してしまう。自分は同年代なのですが、高校の部活(ヲタ系)にこういう感じの人いたなぁと、当時の先輩や同級生を思い出した(元気かなぁ)。本文でいうと、『紫のバラの人一同』には大いに笑わせてもらいました。
読了日:06月22日 著者:三浦 しをん
京都寺町三条のホームズ(9)恋と花と想いの裏側 (双葉文庫)京都寺町三条のホームズ(9)恋と花と想いの裏側 (双葉文庫)感想
修行中あれこれ。葵がもうすぐ二十歳になるということで、大人の関係が描かれちゃうのか!? という引きの今巻。こういう類の恋愛ものは近年数多くあるけれど、くっついたら終わりで、個人的にはちょっと物足りない。なのでこのシリーズには少し期待しています。
読了日:06月19日 著者:望月 麻衣
祈りのカルテ祈りのカルテ感想
この方の書く作品にも研修医のこと、または研修医時代のエピソードが時々登場する。でも、研修医が主人公の作品は初めて読みました。科によって特徴があって、みんないろいろな理由で決めるんだろう。話は綺麗すぎて眩しすぎるけどこんなことがあったら素敵だな、とは思う。私は綺麗事ばかりなものは信じられないのであまり好きな部類ではないかな。人間臭さ、みたいなものが足りないと思った。
読了日:06月16日 著者:知念 実希人
さえこ照ラスさえこ照ラス感想
切れ者の沙英子と人当たりのいい大城のあっさりとした事件解決。簡単に読めた。沖縄の文化が盛りだくさんで知らないこともいっぱいあった。それと、ルートビアの飲み放題は勘弁してほしい。
読了日:06月14日 著者:友井 羊
深夜のラジオっ子 (単行本)深夜のラジオっ子 (単行本)感想
コラムが、すごく面白かった。私は今はアニラジしか聞かなくなっちゃったけど、若い頃は深夜ラジオも昼の帯もなんでも聞いてて、どれも面白かったなとか、当時、ダイヤル式のラジオのそれぞれの局の所に油性ペンで線書いてたなとか色々思い出した。それぞれの作家さんの部分に関しては、そうしないと生き残れないんだと思うとは思うけど、ギラギラしすぎていてちょっと胸焼けする部分もあったなー。
読了日:06月10日 著者:村上 謙三久
額を紡ぐひと額を紡ぐひと感想
流星群を見たことがあるけど、怖いっていう気持ちはすごくわかる。
読了日:06月08日 著者:谷 瑞恵

読書メーター

下旬になってようやく盛り返してきた感じ。
生活もやっと落ち着いてきたのでそろそろペースを取り戻したい5月でした。

5月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2049
ナイス数:85

ホーンテッド・キャンパス 墓守は笑わない (角川ホラー文庫)ホーンテッド・キャンパス 墓守は笑わない (角川ホラー文庫)感想
宝探しだけで1本とかもあり得たんじゃないかと思うほど話に重さのある3章だった。この方の作品は田舎の昔からの風習とかが味があって好きです。湖畔のラミアは…神話の名前のペンダント作っちゃうOB痛々しい……
読了日:05月30日 著者:櫛木 理宇
最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下) (TO文庫)最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下) (TO文庫)感想
読む前に裏表紙のあらすじを読んでいたら、上巻から続いた話のオチがさらっと書かれていてズッコケた。医者の死のほうは、過去と現在が綺麗に重なって、一瞬どっちのモノローグなのかわからなくなるほどで、よく出来てるなぁと思った。
読了日:05月28日 著者:二宮敦人
最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上) (TO文庫)最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上) (TO文庫)感想
続編が出るとは思ってなかった。前巻は図書館だったのですがよい作品だったのでシリーズまとめて購入。今回はエイズと、桐子少年。しかし、HIVの治療ってこんなに進歩しているんですね。一時期活発だった撲滅活動も今はあまり見かけなくなりました。病に倒れた彼は愚かだけど、怖いから後回しにする気持ちは痛いほどわかる。切子少年は続く、だった。優しい空気の漂う本だけどそれより悲しい気持ちでいっぱいになる。
読了日:05月24日 著者:二宮敦人
下鴨アンティーク アリスの宝箱 (集英社オレンジ文庫)下鴨アンティーク アリスの宝箱 (集英社オレンジ文庫)感想
なんだか終わった気がしない。鹿乃と慧はほとんど出てこない番外編。鈴の話がすごく好き。
読了日:05月23日 著者:白川 紺子
死香探偵 - 尊き死たちは気高く香る (中公文庫)死香探偵 – 尊き死たちは気高く香る (中公文庫)感想
正直、主人公が不憫すぎる。例えばこれがBL小説だったら主人公に見返りがある分、もっと楽しめるのかも?などと思ってみたり。今後風間には食べられるものが少なくなった桜庭のために食べられる手料理を振る舞ったりしてほしい(腐)。
読了日:05月22日 著者:喜多 喜久
契約結婚はじめました。 2 ~椿屋敷の偽夫婦~ (集英社オレンジ文庫)契約結婚はじめました。 2 ~椿屋敷の偽夫婦~ (集英社オレンジ文庫)感想
どいつもこいつも遠回りな恋愛模様にやきもき。めんどくさいなぁ、早くくっつけばいいのになぁと思いつつ、読みました。家の語りはそうだった、とわかりつつもやはりちょっと混乱する。オレンジ文庫は結局、きれいな恋愛模様で終わりで、深く突っ込んでは行かないので個人的には物足りないけど、毎回読んでしまう。
読了日:05月12日 著者:白川紺子
化学探偵Mr.キュリー7 (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー7 (中公文庫)感想
虹色の短編。今まで出てきたキャラクターたちの話だけど、誰だっけ? って感じで読んでて、そのうちに、あったなぁと思いだしたりでした。個人的にはやっぱり舞衣のキャラクター性が好きなので、いつもの感じのほうが好きかなぁ。ただ、あのキャラの目線だとこんな感じなんだというのがわかったのは面白かった。みゅーたんとか(笑)
読了日:05月07日 著者:喜多 喜久

読書メーター

4月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:805
ナイス数:71

魔女は月曜日に嘘をつく3 (朝日文庫)魔女は月曜日に嘘をつく3 (朝日文庫)感想
ずいぶん久々だな、みたいな印象。親子関係に焦点を当てた話だったな。杠葉さんの考えとか拒絶感は本当に理解できなくてアブラバチの話、最初は「は!?」って怒りを覚えたけど、最後まで読んだら納得いったような。犬居はよく耐えられるなーと思ったり。蜘蛛のエピソード読んでて、自分が実家に住んでた頃、窓に出来たジョロウグモの観察をしてたらいつの間にか巣に2匹になってて、ちょっと経ったら大きい巣の周りに小さい子供の巣がいくつも出来てて、気持ち悪くなって親に取ってもらったエピソードを思い出した。
読了日:04月06日 著者:太田 紫織
ショートストーリーズ 僕とキミの15センチ (ファミ通文庫)ショートストーリーズ 僕とキミの15センチ (ファミ通文庫)感想
文学少女だけ読みました。甘いなー。そして、こんな雰囲気だったなと懐かしくなりました。
読了日:04月04日 著者:井上 堅二,庵田 定夏,綾里 けいし,石川 博品,岡本 タクヤ,九曜,佐々原 史緒,更伊 俊介,三田 千恵,竹岡 葉月,羽根川 牧人,御影 瑛路,水城 水城,野村 美月,森橋 ビンゴ,田口 仙年堂,築地 俊彦,伊東 京一,久遠 侑,くさなぎ そうし
最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)感想
例外なく人は死ぬ。最期をどう迎えるのか、決断するのは自分のことでも難しい。意見の違う人間がぶつかり、そして迷う。いろいろと考えてしまう話でした。死とは、難しい。
読了日:04月01日 著者:二宮敦人

読書メーター

3月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2524
ナイス数:215

先生とそのお布団 (ガガガ文庫)先生とそのお布団 (ガガガ文庫)感想
ラノベレーベルから出てるとは思えないような内容だった。この作家さんのファンだったら楽しめるのかもしれないけれど、私はこれを初めて読んだのであんまり……という感じだった。すべてがあっさり味って感じ。
読了日:03月31日 著者:石川 博品
きまぐれな夜食カフェ - マカン・マラン みたび (単行本)きまぐれな夜食カフェ – マカン・マラン みたび (単行本)感想
海沿いのマンションの話は本当に嫌だ。心の底から関わりたくない。前向きな話をしていたくても、愚痴やら無言の不機嫌や謎のマウンティングが飛び交う現場は無駄に消耗が激しいと思う。マカンマランはそういうストレスから開放してくれる優しいお店だと思う。一歩間違えばそれがストレスになってしまうような食生活も上手に取り入れて、羨ましいなと感じる。ところで、最初のネット中毒の件は唖然とした。だけど、そういう人って実際にいる予感はするし、たまに目に付く。終活の話は、寂しいけれどとても大切なことだと思う。
読了日:03月26日 著者:古内 一絵
([ほ]4-3)活版印刷三日月堂 庭のアルバム (ポプラ文庫)([ほ]4-3)活版印刷三日月堂 庭のアルバム (ポプラ文庫)感想
人と人を活版印刷が繋ぎ、三日月堂は少しずつ大きくなる。弓子の母の話を中心に次々ひろがる人間関係のその優しさに温かい気持ちになった。
読了日:03月25日 著者:ほしおさなえ
ハッピー・レボリューション (メディアワークス文庫)ハッピー・レボリューション (メディアワークス文庫)感想
昔の少女小説なのか!? と言うのが最初の感想。サブタイの元ネタも20年くらい前の曲だし、三十路に向けた応援というよりは、90年代に少女小説を読みふけっていたアラフィフへの応援作なのでは……? と、思う場面もあったり。正直、読んでいてものすごく疲れた! でも、後味さっぱりで心地良い疲れでした。
読了日:03月24日 著者:星奏 なつめ
ひよっこ社労士のヒナコひよっこ社労士のヒナコ感想
わりと耳が痛いようなエピソードがありつつも、全体的に明るい登場人物で展開していくので前向きに終わる感じ。こういう知識は日常生活にも役立っていいですね。
読了日:03月22日 著者:水生 大海
春待ち雑貨店 ぷらんたん春待ち雑貨店 ぷらんたん感想
想像していたよりも話が重くて読むの嫌だなと思ったりもしましたが、なんだかんだで楽しく読めたし、恋愛の可愛らしい話だったなと思う。京都で、女性バリスタの煎れるコーヒーが美味しいお店……!やっぱちょっとしたコラボはテンションが上がりますね。
読了日:03月16日 著者:岡崎 琢磨
夜までに帰宅 (角川ホラー文庫)夜までに帰宅 (角川ホラー文庫)感想
夜の設定は面白いと思う。だけどなんか物足りない。親が夜を過剰に怖がる理由とか出てきたり、っていうほうに展開するのかなと思いきや、結局朝まで殺し合いだった。
読了日:03月13日 著者:二宮 敦人
女王さまの夜食カフェ - マカン・マラン ふたたび女王さまの夜食カフェ – マカン・マラン ふたたび感想
誰にでも経験のある『ままならなさ』に、心が苦しくなりながら読んだ。でも、みんな落としどころを見つけて前に進んでいくし、そうするしかない。人間が生きていくのってなんでこんなに苦しくて辛いんだろうと読んでいてしんどくなったりもした。でも、夜食とシャールの人柄は様々な人を癒やしてくれて、自分にもそういう場所があればなと羨ましくなったりもする。
読了日:03月05日 著者:古内 一絵
羊と鋼の森羊と鋼の森感想
特にこれといった大きな課題が降りかかるでもなく、ただひたすらに一歩一歩といった感じのストーリー展開。主人公のものの考え方はちょっと普通じゃない。なんていうか、紙一重で危うい感じがする。
読了日:03月02日 著者:宮下 奈都

読書メーター

2月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3537
ナイス数:185

映画化決定映画化決定感想
残念ながらあまり好きな話ではなかった。
読了日:02月26日 著者:友井 羊
バチカン奇跡調査官 二十七頭の象 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 二十七頭の象 (角川ホラー文庫)感想
フィオナ中心の話でした。視点があちこちに移動して人もいっぱい出てくるので名前を覚えることが出来ないまま最後の謎解きへ。平賀、ロベルトとフィオナが出会い、今後の展開も気になるところ。
読了日:02月22日 著者:藤木 稟
マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェマカン・マラン – 二十三時の夜食カフェ感想
マクロビというものはどうも宗教じみていて好きじゃないのですが、きちんと理由があるし、子供にはそれを適用しない、ちゃんといいとこ取りしているので共感が持てる。トランスジェンダーの店主と社会に疲れた人たちとで心温まるやり取りが素敵だった。こんなごはん食べてみたいなー。
読了日:02月15日 著者:古内 一絵
猫だまりの日々 猫小説アンソロジー (集英社オレンジ文庫)猫だまりの日々 猫小説アンソロジー (集英社オレンジ文庫)感想
なんだか、寂しくなる内容が多かったかな。猫町クロニクルは最初面白かったけど生まれ変わったりが忙しくて後半はうーん、みたいな感じ。縁切りにゃんこの縁結びはスッキリ面白かった。神様はそない優しくないは、内容に引き込まれて読んだけどやっぱり寂しさが残った。読みおわって、うちの猫をじっと見て、こんなふうに中のおっさんが考え事してたらちょっと嫌だなと思った……(笑)
読了日:02月12日 著者:谷 瑞恵,椹野 道流
掟上今日子の色見本 忘却探偵掟上今日子の色見本 忘却探偵感想
退屈だった今巻。今日子さんの過去が少し明かされたけれど、それをどうこうする気があるのかどうか……。それと、今日子さんの記憶が続かない以上、最新刊が一番過去という展開もあるのでは?と思っているんだけれど今回はしっかり最新刊だったようですね。
読了日:02月10日 著者:西尾維新
異人館画廊 失われた絵と学園の秘密 (集英社オレンジ文庫)異人館画廊 失われた絵と学園の秘密 (集英社オレンジ文庫)感想
久々の新刊。千景は少しずつ変わってきている様子。同世代と一緒にいる様子は新鮮でした。なかなか進展しないのは良いんだけど、もう少しキュンキュンポイントがあったら良かったのになぁーと思ったりしました。
読了日:02月07日 著者:谷 瑞恵
バチカン奇跡調査官 ゾンビ殺人事件 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 ゾンビ殺人事件 (角川ホラー文庫)感想
短編集。平賀とロベルトの出てくる絵画の話はほっこり平和ですごく良かった。チャイナタウンのやつは、平賀がいたら科学的に解明されるのかなぁ?
読了日:02月06日 著者:藤木 稟
バチカン奇跡調査官 楽園の十字架 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 楽園の十字架 (角川ホラー文庫)感想
休暇中の船上で起こる様々な事件。今回はずいぶんと開放的な舞台でした。次々といろいろな出来事があるのでほんとうに楽しく読めた。で、例のごとくジュリア登場と。ローレンの失踪ともなにか関連している雰囲気なのでしょうかね。
読了日:02月05日 著者:藤木 稟
あどけない日々はめぐりあどけない日々はめぐり感想
何年も待った甲斐がありました。最初、久しぶり過ぎたせいか、ひらがなが多くて読みづらいなと思いましたが数ページで慣れた。朱斗がずいぶん大人になったなと感じたり、慈英と臣と、田舎の人たちとのやり取りとかにじーんとしたり。佐藤くんは本当にそのへんに居そうな(身長以外)普通の人だなと思ったり。
読了日:02月03日 著者:崎谷 はるひ
彼女の色に届くまで彼女の色に届くまで感想
面白かったー!ちょっと変な人物が出てきて、変な事件が起こって、色々と煙に巻かれていくこの感じ、この方の作品は独特な雰囲気があってすごく好きです。結論で言えば「そんなバカな。」って感じだけど、それがまた好き。
読了日:02月02日 著者:似鳥 鶏
([ほ]4-2)活版印刷三日月堂: 海からの手紙 (ポプラ文庫)([ほ]4-2)活版印刷三日月堂: 海からの手紙 (ポプラ文庫)感想
夢があって、暖かくて、レトロでとても素敵。こんな風に生きたいなと憧れもする。人と人が活版印刷で繋がって、そして三日月堂も活気を取り戻していくその感じがいい。今みたいに便利な時代じゃなくても、それが逆に羨ましいなと、お祖父さんがやっていたという時代のことを思いながら、読んだ。
読了日:02月01日 著者:ほしお さなえ
([ほ]4-1)活版印刷三日月堂 (ポプラ文庫)([ほ]4-1)活版印刷三日月堂 (ポプラ文庫)感想
素敵な本でした。読み始めてすぐに、自分が活版印刷のことを何も知らなかったのでまず、動画を見ました。ものすごい手間をかけていたんだと驚き。そして、昭和の風情に憧れたりもしました。この作品は、レトロで優しくて素晴らしいなと感じます。いつかは無くなってしまう技術ですが、それを改めて感じることができて本当に良い出会いでした。この本も活版印刷で出版したら素敵なのに、と思ったり。
読了日:02月01日 著者:ほしお さなえ

読書メーター

1月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:4001
ナイス数:180

サロメサロメ感想
美しくて、そして破滅的でもある。現代の部分が少ししかなかったのはなんとなく物足りない気分にもなる。二人の関係性をもっと掘り下げてくるのかなと思ってたので……。それはそれとして、仲の良かった姉弟が彼との出会いから壊れていく様がとても良い。ワイルドを徹底的に悪者にするメイベルもいっそ潔くて気持ちいいなぁ。
読了日:01月31日 著者:原田 マハ
ビギナーズ・ドラッグビギナーズ・ドラッグ感想
青春だなー。挫折を味わって、諦めていた人でも何かのきっかけでまた夢中になれるものに出会えるって素晴らしいことだと思う。実際の現場はもっとこんなにキレイなだけではないと思うし、こんなあっさりとは行かないと思うけれど、すごく良い物語を読めてよかったなと思う。
読了日:01月29日 著者:喜多 喜久
見習い鑑定士の奮闘-京都寺町三条のホームズ(8) (双葉文庫)見習い鑑定士の奮闘-京都寺町三条のホームズ(8) (双葉文庫)感想
清貴の修行編。でも、そつがなさすぎて安定しすぎ!事件はあまり起こらずすっかり恋愛メインって感じでしょうか? それが悪いとも思わないけれど、なんというか、ちょっと物足りない感じもした。
読了日:01月26日 著者:望月 麻衣
バチカン奇跡調査官  ソロモンの末裔 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔 (角川ホラー文庫)感想
エチオピアを舞台に平賀とロベルト大冒険でした。事件に巻き込まれたり、砂漠に置き去りにされたりと、読んでいるうちにあれ?最初の目的は何だったんだっけ?となってしまった。でも、盛りだくさんで読み応えもあって面白かった。
読了日:01月24日 著者:藤木 稟
バチカン奇跡調査官  悪魔達の宴 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 悪魔達の宴 (角川ホラー文庫)感想
マギー神父再び。一瞬誰か解らなかったけど、あれもそういう話でしたね。今回はエクソシスト、そしてドイツ! 何巻か前とは打って変わって割とさらっと楽しめて助かります。あと、この辺の舞台背景の話がすごく好きです。解決のくだりはファンタジーなんだなと、いうことで理解。あまり難しく考えてもいいことないので。
読了日:01月19日 著者:藤木 稟
崩れる脳を抱きしめて崩れる脳を抱きしめて感想
苦手な系統の本。だけどこの方の書くものなら、と読んだらやはり面白かった。普段なら苦痛な逢瀬のパートも楽しく読めました。最後の方に出てきたゴールデンレトリバーに、もしや!!と心踊りました。結局、そんな明るい未来ではないのかもしれないけれど、どう生きるのが幸せか、人それぞれだし難しい。彼らは幸せなのだから、それでいいんだろうと思う。
読了日:01月16日 著者:知念 実希人
戦力外捜査官 姫デカ・海月千波 (河出文庫)戦力外捜査官 姫デカ・海月千波 (河出文庫)感想
視点変化があっちこっちして思ったより楽しめなかったなぁ。期待しすぎだったのかもしれない。オチはとても良かった。
読了日:01月15日 著者:似鳥 鶏
バチカン奇跡調査官  独房の探偵 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 独房の探偵 (角川ホラー文庫)感想
アニメ最終話だったシンフォニアを含む短編4本。いつもの長編と違って薀蓄少なめで、本当に海外の小説を読んでるような気分になるものもあった。特に魔女のスープはちょっとした息抜きと言った感じで面白くて好き。オチが急に日本的で和んだ。
読了日:01月09日 著者:藤木 稟
花野に眠る (秋葉図書館の四季) (創元推理文庫)花野に眠る (秋葉図書館の四季) (創元推理文庫)感想
いやー、いい話でした。よくわからない物、よく分からない人が出てきては、謎を残したまま次の話へ。最後は全て解決して素敵な余韻もあって。読みながら、この本は何年くらい前を想定しているのかな?と、思っていたけれど、あとがきを読んで納得。図書館のシステムも少し古い感じがするのはそのためか。
読了日:01月06日 著者:森谷 明子
れんげ野原のまんなかで (創元推理文庫)れんげ野原のまんなかで (創元推理文庫)感想
図書館バイトしていますが、時折不思議な出来事が起こります。現実では解決せずに終わることばかりですが、きちんと解決したらこういう物語が現実にも起こっているのかもしれないと思わせてくれる作品でした。
読了日:01月06日 著者:森谷 明子
これは経費で落ちません!  3 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! 3 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)感想
経理には、社員のちょっとズルいところが集結するのかも。それを面白おかしくすると、こういうことになるのかも。今回も楽しかったです。嫌な人も入るけど、そうした中で意気投合できる人と出会っていくのも羨ましいなと思う。
読了日:01月04日 著者:青木 祐子
バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達 (角川ホラー文庫)感想
日本が舞台。平賀がロベルトに通訳してたり普段と反対なことが起こったり、宗教が日本の文化と混ざり合って複雑になっている感じとかも興味深かった。
読了日:01月02日 著者:藤木 稟

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