昨日、嵐が丘を読み終えて、ちょっと呆然としつつ、夜に次読む本を決定。

 前は3~4冊をその日の気分で少しずつ読んでいたんだけど、読んでる本全部がドイツを舞台にしたものになった時に、わけがわからなくなったので…最近はなるべく1つに絞るようにしている。
 長編の間にラノベを入れたりとか、そういう休憩は入れるんだけど…。

 で、昨晩から 伯林蝋人形館 を読み始めた。
 評判を探ってみたところ、皆川博子さんワールドな耽美な話みたいだ…。じゅるり。

 そして、本棚を確認するとあああぁもう積み本が…。
 皆川博子さんの『死の泉』と、有名文学のほうは『人間失格』『銀河鉄道の夜』『夜叉ヶ池』だけになってる…。
 もう、時間かかりそうな本があと2冊しかないじゃないか…。これは大変だ。

 まぁ、私の読書ペースはかなり遅いので1ヶ月はもつだろうけど…。
 さて、何か探さねば…と思っていて、これは……と思ったのがイアン・マキューアンの『セメント・ガーデン』

 以下AMAZONの解説。

ぼくが14歳の夏、父さんが発作を起こして死んだ。そのとき家族に残されたのは父さんが買った大量のセメントだった。だからその翌年、今度は母さんが病気で死んでしまうと、ぼくは姉さんのジュリーといっしょにその死体をコンクリート詰めにして地下室に隠すことを思いついた。そうしないと、大人たちがやってきて姉さんとぼく、幼い弟や妹は離れ離れなってしまうから。こうしてぼくたち四人の子供だけの生活、やりたい放題の自由な毎日が始まった。ぼくは好きなだけマスターベーションにふけり、ジュリーはボーイフレンドと遊びまわり、妹は部屋に閉じこもったきり出てこない。が、やがて最高に思えた生活にも翳りが見えはじめる。そしてぼくとジュリーの関係にも大きな変化が…両親の死をきっかけに、思春期の少年が見出した楽園とその崩壊。現代英国文壇でもっとも注目を浴びる作家が、死体遺棄、近親相姦をテーマに放つ傑作長篇。

 …うわ、凄い……。とあらすじだけでも感じてしまった。
 次はこのへんかなぁ。