今回は舞台挨拶のチケットが取れなかったので、普通に見に行ってきました。
また、毎週映画館に通う日々の始まりです。

以下、ネタバレを大いに含みますので、これから見に行く人とか、原作のオチを知らない人とかは読むのをやめといたほうが良いかなと思います。

舞台挨拶が取れなかったことでモチベーションがだだ下がりになった私は、いまいち今日から公開だという実感もないまま映画館へ。
そんなに期待もしないまま見始めたわけなんですけれど…1と2より断然面白かったし凄まじかった。

今回は原作14章から。
両手足と、忍野メメにこっそり奪われていた心臓を取り返した完全体キスショットとの逢瀬。
お花畑でものすごい幸せなシーンから、一転してどん底に落とされる暦。

落ち込んで暴れて絶叫してる暦のところに現れる翼。
そこから唐突なエロシーン。
…いや、猛烈にやってくれたな!!!って感じでした。絵もお芝居も。

そして最終バトル。
最後は猫黒に続く展開へ落ち着くわけなんですが……

去年、1を見た時に、ナレーションが全部削ぎ落とされていて、驚いたのです。
それで、これには何らかの理由があるのではないか? と思った私は、映画の続きの部分から原作を読み直しました。

最後の一文。
『決して癒えない──僕たちの、大事な傷の物語。
僕はそれを、誰にも語ることはない。』
そう書いてありました。

なるほど、阿良々木くんが語らないと言ってるから、作中にナレーションがないのか、と納得しました。
これ、1年前に言いたくて言いたくてしょうがなかったんですが、ネタバレになるんじゃないかと、心の奥にしまって置いていました(嘘です…神谷さんにお手紙で書きました)。
やっと最後までたどり着いて、書ける時が来た。

ここまで来た寂しさと嬉しい気持ちとで今いっぱいです。
また来週!