文学賞って面白いなと最近思います。
もともと、文学賞っていうのはものすごくお硬いもので、過去の名作はほぼ制覇してて当然で、文学の勉強をしてきた人が楽しむものだと思ってきました。
でも、今日ふと、競馬場のパドックとおんなじだわ…とへんなふうに思ってしまいました。

パドックで歩く馬の様子を見て、今日はどの馬が調子いいだろうとか、そういうの関係なくただ好きな馬を見に行って、レースを観戦するとかそういう感じ。
ノミネート作が発表されて、気になる本を読んで、どれが受賞するんだろうとその時を待つその感じが楽しいんだなとしみじみ感じました。

仕事前にニコ生を見て、仕事に行って、6時過ぎくらいに受賞作を確認して、候補作の一覧がカウンターにあるので丸つけて、芥川賞はまだ本が出ていないので掲載誌もチェックして。
こういう一連のことが楽しいし、次の読書欲になるのだなと感じました。

米澤穂信さんの受賞、すごく嬉しいです。でも、受賞作は発売日に買ったまま開いてないので早く読まねばなぁ。
歴史小説を読める気がしなくて買ったまま積んでるんですが、日本史の知識がなくても楽しめるそうなので読もうと思います。

明日は本屋大賞の候補作が発表になるので、また読みたい本が増えるかな。