服部まゆみさんの本。読むのは2冊目です。
買ったのは1年も前。

とにかく1冊1冊を早く読み終わる必要があるので、ページのかさばるものはなかなか手が出せず、気がついたら1年ですよ。怖いわー。

図書館本がちょっと落ち着いたこのスキに読み始めました。
この闇と光を読んだ時ほどではありませんが、結構サクサク読めています。

未解決事件、切り裂きジャックをモチーフにした小説。
日本人留学生が犯人を追っていくストーリーです。

日本人の二人は、柏木薫、鷹原惟光の二人。
光源氏をモデルにしていると思われる見目麗しい鷹原と、考えはウジウジしているけれど見た目は可愛らしい柏木。
腐った妄想も捗りそうな二人です。私は残念ながらその才能が無いのですが。
男色の描写も少し出てきます。

例によって、私は切り裂きジャックの知識がないので、調べながら読んでたりもします。
でも、知らなくても普通におもしろい。名前を覚えるのは苦労しますけれど。

この本、文庫で800P近くあり、なんていうか、重いです。
持ち歩くのにもいつも入れてる文庫本用のポーチに入らないし、持ったまま読めないし、背割れしそうだし。
そんな感じなのですが、それなりの達成感はありそうな気がします。

今は半分を超えたあたり。