7月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3254
ナイス数:107

きみの正義は 社労士のヒナコきみの正義は 社労士のヒナコ感想
曲者の経営者たち。でも、自分が以前務めてた職場のことを思い返してみると、そんな調子だった気がするなぁと思う。法律を真面目に守っていたら潰れちゃう中小企業も多いだろう。そこを上手に導いてくれる存在なのだな。途中出てくる色々な規則は結構勉強になる。
読了日:07月30日 著者:水生 大海
ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~ (メディアワークス文庫)感想
横溝正史にまつわる過去の謎。扉子に友達が出来たエピソードはとても良かった。他のは、最後解決してもモヤモヤする。智恵子にもモヤる。
読了日:07月28日 著者:三上 延
崎谷はるひ作品集 はるならい崎谷はるひ作品集 はるならい
読了日:07月26日 著者:崎谷 はるひ
万能鑑定士Qの事件簿 0 (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿 0 (角川文庫)感想
急に新作っていうか前日譚?終わったんじゃなかったのか?と思ったら、別シリーズの宣伝かー。話はバンクシーから始まってグアムへ。相変わらず面白かったけど、小笠原さんが出てこないのは何となく物足りない。
読了日:07月22日 著者:松岡 圭祐
ホーンテッド・キャンパス 最後の七不思議 (角川ホラー文庫)ホーンテッド・キャンパス 最後の七不思議 (角川ホラー文庫)感想
男とは、女とは、長男とはこうあるべき。そういうものに苦しめられた人達が多く出てくる今巻。幽霊よりも怖いのはやっぱり生きてる人間だなと強く感じる1冊でした。ササラ先生の件で出てくる栃木のリンチ殺人事件。実際の事件の方が、作中で出てきたよりももっと胸糞悪いもののようだ。
読了日:07月20日 著者:櫛木 理宇
【2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (『このミス』大賞シリーズ)【2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (『このミス』大賞シリーズ)感想
後半のぶっ飛び具合は「そんな馬鹿な…」という感じがしつつも、紙と模型知識、それから振り切ったエンタメと、特盛な1冊でした。途中で紙が変わってるのも面白い。読んでいると思いの外気にならないけど、ツルツルの紙は照明で光って読みにくかったかなー。
読了日:07月19日 著者:歌田 年
死香探偵-哀しき死たちは儚く香る (中公文庫)死香探偵-哀しき死たちは儚く香る (中公文庫)感想
関係性も随分双方な感じになって良い感じです。上っ面だけのBL要素はいらないとは思います。ずっと事件だったので、たまには特殊清掃絡みでもエピソードが欲しいなー。
読了日:07月16日 著者:喜多 喜久
皆川博子長篇推理コレクション1 虹の悲劇 霧の悲劇皆川博子長篇推理コレクション1 虹の悲劇 霧の悲劇感想
虹の悲劇、容子の語りを読むのが怖くなって寝かせてしまった。九州から北に話が飛び、どうなるのかと思っていたが分かりやすく面白く読了。霧の悲劇は訳が分からないままひたすらに読み、家族構成に混乱したりもしたけれど、うわー…そういう事か。両作品とも、当時の男女関係や夫婦関係がリアルで、現代人が当時のことを書こうとしたら絶対こうはならずにファンタジーになっちゃうよなぁとひたすらに唸る。
読了日:07月11日 著者:皆川 博子
ケーキ王子の名推理5 (新潮文庫)ケーキ王子の名推理5 (新潮文庫)感想
周囲にちょっと事件はありつつも!終始ニヤニヤしながら読了。いやーいいねぇ。未羽の明るさと飾らなさに颯人はだいぶ救われてるんだろうなぁ。最初から考えると、ギャップで余計ニヤニヤが止まらない。
読了日:07月02日 著者:七月 隆文
宝石商リチャード氏の謎鑑定 久遠の琥珀 (集英社オレンジ文庫)宝石商リチャード氏の謎鑑定 久遠の琥珀 (集英社オレンジ文庫)感想
これは、なんともはやギリギリでした。良かったけど。今まで燻っていたオクタヴィアさんのこととか、正義の将来とか全部解決して2部完。もうちょっと続いて欲しかったけど。オレンジ文庫はいつも少し物足りないところでシリーズが終わるからな…
読了日:07月01日 著者:辻村 七子,雪広 うたこ

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