9月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3250
ナイス数:137

ゴーストハント3 乙女ノ祈リ (角川文庫)ゴーストハント3 乙女ノ祈リ (角川文庫)感想
麻衣が学校に行ってない事が気になり始める今巻。結末は何となく記憶にあるものの途中のストーリーはさっぱり覚えていなかったので、前編通して楽しく読めた。言われてみれば怪異譚も無い、皆信じていない学校も珍しいのかなとは思うけれど、自分の高校が創立10年で退学者も居ないような学校だったから怖い話ひとつ出た記憶が無いしなぁという感じ。結局、怖いのは人間の方だよなぁと思った。
読了日:09月28日 著者:小野 不由美
ゴーストハント2 人形の檻 (角川文庫)ゴーストハント2 人形の檻 (角川文庫)感想
数年ぶりとはいえ再読だし当時から更にホラーは怖く感じなくなった分、話の構成とかそういう部分を深く読むことができた気がする。解説にもあった通り、間取り図やそんなに細かい説明描写がある訳では無いのに容易に想像が出来るのはすごいなと感じる。話もミルフィーユみたいに層になっている感じで読んでいる自分がどんどん深くに埋まっていくようだなと感じる。登場人物のキャラも少女向けだったこともあり分かりやすく立っていてやっぱり好き。
読了日:09月27日 著者:小野 不由美
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は聖夜に羽ばたく (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は聖夜に羽ばたく (角川文庫)感想
本自体の厚みはなかったけれど内容的には特濃な1冊。ようやく前に、というか終わりに進み始めたのかなという感じ。それにしても櫻子さんカッコよすぎ。3場面で同時間軸、これがどのようにひとつになっていくのかも気になる。忘れないうちに続刊希望です。
読了日:09月25日 著者:太田 紫織
ゴーストハント1 旧校舎怪談 (角川文庫)ゴーストハント1 旧校舎怪談 (角川文庫)感想
およそ6年振りに読んだ。改めて、30年前のティーンズハートのノリだなーと懐かしく思う(当時悪霊シリーズは読んでなかったけど)。内容はすっかり覚えていない状態で読み始めたけれど、読んでるうちに思い出すもんだね。以前の単行本で揃えたかったけれど(表紙が凝ってて好きだったから)文庫版も悪くないかもね。
読了日:09月24日 著者:小野 不由美
ショートケーキの苺にはさわらないで (ショコラ文庫)ショートケーキの苺にはさわらないで (ショコラ文庫)感想
発売当時、ランキングで見かけて気になってはいたものの読まなかった作品でした。いざ読もう!と思った時には紙の本が存在しておらずそのままに…。本屋大賞のおかげで重版、無事に読めた。なんかもう哀しいし辛い。二人は幸せかもしれないけどわたしはただ辛い。でも、読んで良かった。
読了日:09月20日 著者:凪良 ゆう
わたしの美しい庭わたしの美しい庭感想
図書館で借りて読んだけど、買っても良かったな…。読み始めは億劫だったけれど、どんどん引き込まれた。優しい話だった。とても良い。途中の章を読んでいて、BL作品にも手を出そうと思った。
読了日:09月18日 著者:凪良 ゆう
准教授・高槻彰良の推察4 そして異界の扉がひらく (角川文庫)准教授・高槻彰良の推察4 そして異界の扉がひらく (角川文庫)感想
4にまつわる話と、人魚。どちらも、今までと違い進展があった。これから、過去のの怪異譚に切り込んで行くことになるんだろうか。イギリスでの話は暖かくてとても良かった。
読了日:09月10日 著者:澤村 御影
十字架のカルテ十字架のカルテ感想
難しいテーマだな…普通に考えたら統合失調症患者を他の犯罪者と同じように収監はできないから、病院で治療するべきだろうというのは理解できる。でも、本来責任能力がある人を、詐病で罪を軽くしようとするのは違うだろう。それを平気でやる弁護士は正直どうなの?と思ってしまう。
読了日:09月06日 著者:知念 実希人
ランチ探偵 容疑者のレシピ (実業之日本社文庫)ランチ探偵 容疑者のレシピ (実業之日本社文庫)感想
新しく来た鶴屋部長、なにかと本編に絡んできても良さそうなのになぁ。今後に期待。今回は前巻よりも緊張感のある謎解きで前より好みでした。
読了日:09月05日 著者:水生 大海
ランチ探偵 (実業之日本社文庫)ランチ探偵 (実業之日本社文庫)感想
最後の2篇は面白かった。あとは、つまらなくは無いけど動きが全くないから退屈だなと思って読んでました。安楽椅子探偵って、助手はジタバタするものだと思ってたので、こうまで何も無くランチで話聞いて解けましたって…と、すこし思ってしまった。美味しそうだなと思ったのは駄洒落の店。
読了日:09月02日 著者:水生 大海

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