2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2571ページ
ナイス数:73ナイス

京都寺町三条のホームズ (双葉文庫)京都寺町三条のホームズ (双葉文庫)感想
題材は面白かった。ただ、清貴が賢すぎてあっという間に謎が解けて面白みが薄い所と、私は個人的に関西弁に萌えないので、最後の方の葵を助けに来たところとかは逆に引いた。敬語の方が萌えるよ絶対……。あと、元カレ連中は色々と最悪すぎるのに葵がいい子すぎて読んでるこっちがイライラした。だから付け入られるんだー!! 2巻はもっと面白くなってるといいなぁ。あと、地の文の口語体が気になったので、減ってるといいな。清貴のギャップ萌は方言じゃなくて、打たれ弱いとかだと私の好みであります。
読了日:11月28日 著者:望月麻衣
誰がための刃 レゾンデートル誰がための刃 レゾンデートル感想
雄貴の末期癌の進行が主軸にあって、それを取り巻くように起こる殺人やいろいろな人間模様がグルグルしている感じ。この作者さんの本は最新刊以外は全部読んでいるので、すぐに読めるだろうと思っていたけれど、想像よりも重苦しくて、時間がかかった。後半は焦燥感に駆られ、登場人物と一緒になって駆けまわるみたいな感覚で読み終わった。
読了日:11月24日 著者:知念実希人
ホーンテッド・キャンパス  この子のななつのお祝いに (角川ホラー文庫)ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに (角川ホラー文庫)感想
因習に縛られた村の長編だった。部長の弟が登場。昔話が二つ入り組んだり、血縁がややこしいところもあったけれど、楽しく読めた。でも、大学を舞台にした短編の方がやっぱり好き。
読了日:11月19日 著者:櫛木理宇
オーダーは探偵に 謎解きは舶来のスイーツと (メディアワークス文庫)オーダーは探偵に 謎解きは舶来のスイーツと (メディアワークス文庫)感想
留学生のダニエルが登場。主人公の人の良さはここまで来ると迷惑なのは、おそらくそうなんだと思う。近しい人を振り回してまでよく知らない人を信じるのは、人が良いといよりは残念なのでは。ダニエルの件は、最初から何かあるだろうとは思ったし、正体云々の想像はついていたけど、最後想像よりひどい展開になったので驚いた。個人的には風邪を引いた悠貴がツボでした。
読了日:11月18日 著者:近江泉美
郵便配達人 花木瞳子が盗み見る (TO文庫)郵便配達人 花木瞳子が盗み見る (TO文庫)感想
スイカのあたりで犯人はわかった。でも、モッチーのほうは気がつかなかった。郵便局の総務課は何年も前になくなったけど、今はまた復活したのかな?とか思ってた(実際のところはわからないけど)。思ってたよりグロい話だったので、ちょつと引いた…でも、面白かったので続きも読みたいなぁ。
読了日:11月14日 著者:二宮敦人
改貌屋 天才美容外科医・柊貴之の事件カルテ (幻冬舎文庫)改貌屋 天才美容外科医・柊貴之の事件カルテ (幻冬舎文庫)感想
プロローグから不穏。本編は軽い感じで始まったけれど、後半はなかなかにサスペンスでした。なんで主人公は、こんなあからさまに怪しい人に気を許してしまうのかなぁと思いつつ読んでました。
読了日:11月12日 著者:知念実希人
鍵屋甘味処改 2 猫と宝箱 (集英社オレンジ文庫)鍵屋甘味処改 2 猫と宝箱 (集英社オレンジ文庫)感想
最初の話はあまり面白くなかったけど、次のお母さん目線の話はコミカルで面白かった。その次の話は重くて、何より動物の生死に関わる話は苦手なので、ウーン…と思いつつも読んだ。淀川のお婆さんがどうやら面白い人だったみたいなので、続きが出るのが楽しみになってきました。家庭環境が複雑な所とか、昔の少女小説のようで、すこし苦笑ですが、話がこれからも良い感じで盛り上がってくるといいな。
読了日:11月6日 著者:梨沙

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