2015年の読書メーター
読んだ本の数:105冊
読んだページ数:31768ページ
ナイス数:1199ナイス

2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2816ページ
ナイス数:103ナイス

初恋ソムリエ (角川文庫)初恋ソムリエ (角川文庫)感想
扱われるテーマがより社会的になった感じがして、前作より好きです。何も知らない少女が若者の反社会的勢力に巻き込まれる話はとても好きなので、タイトルになっている初恋ソムリエが一番好きかも。ただ、相談者の年齢やらで、何があったのかはわかってしまうけど。コミュニティFMのうさぎとかめの話の続きも気になった。このまま次を読みます。
読了日:12月31日 著者:初野晴
退出ゲーム (角川文庫)退出ゲーム (角川文庫)感想
時間を忘れて夢中になるという感じではないけど、華やかでキャラも可愛らしくて面白かった。ハルタの好きな人の件だけは違うと思うんだけど今後そんな話もあるのかな。TVが始まる直前のこのタイミングに、水生大海さんの本の解説でハルチカに出会えて良かったと思ってる。続けて読みます。
読了日:12月28日 著者:初野晴
掟上今日子の退職願掟上今日子の退職願感想
女性から見た今日子さんの短編集。憧れている人もいれば嫌悪感を抱いている人も居て面白かったけど、あんまり女性同士という感じはなくてさっぱりしてた。面白いけど、そろそろ話が進んで欲しいかなという気もする。
読了日:12月23日 著者:西尾維新,VOFAN
運命は、嘘をつく (文春文庫 み 51-1)運命は、嘘をつく (文春文庫 み 51-1)感想
なんだろ、この話。この作者さんの書くどこか心寂し気な雰囲気は好きなんだけど、なんだこれ。4章で突然組の人の話になってビックリ。それまでは怖くて面白かったけど…。最後の嫌な終わり方を解説の短編でぶっ壊してくれて、ちょっと救われた。で、結局予知夢の彼女はなんなのでしょうね。色々と混乱しています。
読了日:12月20日 著者:水生大海
幻想古書店で珈琲を (ハルキ文庫 あ 26-1)幻想古書店で珈琲を (ハルキ文庫 あ 26-1)感想
おばけ駄菓子屋と同じく優しいファンタジックなストーリー。児童書を大人向けにしたみたいな、ちょっと寂しくてあったかいお話だった。あんみつ食べたい。
読了日:12月20日 著者:蒼月海里
ケーキ王子の名推理 (新潮文庫nex)ケーキ王子の名推理 (新潮文庫nex)感想
90年代に流行った少女小説なのか!?と突っ込みたくなる感じだった。まるで、全盛期のティーンズハートやレモン文庫を読んでいるかのようでした。この方の別作品は苦手だったのですがこちらは大好物です。少女目線なのが文章とマッチしてて良いです。ケーキも美味しそうで、オペラ買いに近々ダロワイヨに行きたいなと思った。
読了日:12月18日 著者:七月隆文
美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星 (講談社タイガ)美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星 (講談社タイガ)感想
好きかどうか問われたら、あまり好きではないが、勢いで読んだ。このシリーズを読み進めるかどうかは、次を読んでから決めようと思う。西尾さんの、少女語りもいいかもと思っていたけれど、どうせならもっと昔の少女小説みたいにはっちゃけたやつを熱望する。
読了日:12月17日 著者:西尾維新
郵便配達人 花木瞳子が仰ぎ見る (TO文庫)郵便配達人 花木瞳子が仰ぎ見る (TO文庫)感想
モッチー失踪。そして謎の男のエピソードが挟み込まれ、時は年末年始の郵便局が一番忙しい季節。年明け早々、キラキラと朝日がきらめく中で郵便のバイクが走り回る様子が目に浮かぶようで、ワクワクした。ところで、殺人の方法が前回と似ていたようだけれど、いつか、親玉みたいなのと直接対決になったりするような展開はあるのだろうか?
読了日:12月11日 著者:二宮敦人
GOSICK PINKGOSICK PINK感想
忙しくて、荒れていて、汚れた新世界は色々な国がぎゅっと詰まっていて、人々が動き回る様子がすごく伝わってきて楽しくなった。一弥の足のことは、この先もっと語られるのか、これで終わりなのかわからないけど気になった。
読了日:12月8日 著者:桜庭一樹
真贋事件簿-京都寺町三条のホームズ(2) (双葉文庫)真贋事件簿-京都寺町三条のホームズ(2) (双葉文庫)感想
少しの盛り上がりが出てきたが、各話が短くて、「ここで終わり!?」と思うと次の話で続いていたり…。ドキドキとメリハリが足りないなと感じます。あと、清貴の咄嗟の方言はやはり違和感で、感情が露わになった感じなのでしょうが、そんな感じは全然しません。お寺の知識は素晴らしく情景も浮かぶので、中高生の修学旅行の予習には最適なのかも……と思いながら読んだ。
読了日:12月3日 著者:望月麻衣

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