カテゴリー「 Book 」の記事

382件の投稿

2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2844ページ
ナイス数:142ナイス

木もれ日を縫う木もれ日を縫う感想
山姥をキーワードに繰り広げられるちょっとファンタジックな話でした。警察が介入してきて、失踪した母と会ってるのに、そのへんの届けなんかはどうなってるの? とか、突っ込むのは野望なんだろうな。最後はほんわかしてて優しい話でした。
読了日:12月30日 著者:谷瑞恵
下鴨アンティーク 雪花の約束 (集英社オレンジ文庫)下鴨アンティーク 雪花の約束 (集英社オレンジ文庫)感想
慧の進もうとしている方向は本当に正しいのか、春野の危うさなどもさらに浮き彫りになった感じがする。良鷹の若い頃のエピソードは、ビターな内容ながらホンワカした。
読了日:12月22日 著者:白川紺子
水鏡推理4 アノマリー (講談社文庫)水鏡推理4 アノマリー (講談社文庫)感想
中盤、瑞希はやけに子供っぽいし、父親はなんたかやたらと説教じみてるなと思いつつ読んでたんだけれど、こういう結末に落ち着けるためか、と腑に落ちた。前回より面白かった。浅村は絵に書いたような理想の上司像だなと思う。まるで、少女漫画から出てきたみたいだ。ただ、この作品は瑞希にとって救いがない人間ばかり出てくるのでこういう人もいた方が読んでる方も安心できていいなと思った。
読了日:12月17日 著者:松岡圭祐
さよなら妖精【単行本新装版】さよなら妖精【単行本新装版】感想
花冠の日を読みたくて読んだ。この後のことを考えると痛々しい。──王とサーカスを読んだ時にも、これ(文庫版)を再読することは無かったのだけれど、改めて読んでみるとあまりにも辛いし、推理能力は残酷だと思う。あと、勝手な話ではあるけれど、これが古典部シリーズで出ていなくて良かったと、なんとなく思ってしまった(もともと古典部シリーズとして書かれたものを別作品としたものだそうなので)。
読了日:12月16日 著者:米澤穂信
GOSICK GREENGOSICK GREEN感想
脱獄した伝説の銀行強盗KIDを追って、セントラルパークを探険。色々な事件がひとつにまとまって、相変わらず人がガヤガヤ騒がしくて、すごく面白かった。お札の語りもユニーク。そしてついにあの人登場!GOSICKといえばこの人がいないとね!って感じ。また来年続きが出るのかな? ますます楽しみになってきましたー。
読了日:12月14日 著者:桜庭一樹
いまさら翼といわれてもいまさら翼といわれても感想
うち3作は野性時代に掲載された時に読んだことがありました。摩耶花の漫研退部に至る話と、表題作が興味深かった。特に表題作はここで終わりなの? という感じで、ものすごくこの先が気になります。私、気になります!!
読了日:12月13日 著者:米澤穂信
傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)感想
いつも以上にひとりで暴走するカミーユと、それをあざ笑うかのような展開。犯人の男の語りを読んでて、それが誰なのかが全くわからないことに途中まで気が付かず、あれ? 犯人誰だ? と思って登場人物を見返してみたら、思い当たる人物が1人しかいなくて、暗い気持ちで読んでたんだけど、3日目に入ったらそれどころじゃない事が起きてました。前作、前々作みたいなインパクトはなくて、ただただ絶望的な話でした。続きはないかもしれないけれど、読みたいな。せめて途中にあるらしい中編の邦訳を望みます。
読了日:12月10日 著者:ピエール・ルメートル
パノラマ島美談 (講談社タイガ)パノラマ島美談 (講談社タイガ)感想
今回はかなり面白かった。かなり人間離れした話だったけど、こわ子さんの今後も気になる。最後の短編にもびっくり。
読了日:12月7日 著者:西尾維新,キナコ
女子的生活女子的生活感想
読み始めてすぐ、あれ? 知ってる、と気づいた。前に読んだアンソロジーの1編に続きがあったとは知らなかった。変なやつとか嫌なやつがいっぱい出てくるけど、気持ちよく解決、後腐れなくて面白かった。ミニーさんのあたりは、まるでBL小説読んでるみたいだなと思ってたら作中でも突っ込まれてた。女装系が攻めなのはありがちですよね(?)
読了日:12月3日 著者:坂木司

読書メーター

2016年11月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2026ページ
ナイス数:84ナイス

ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と (角川ホラー文庫)ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と (角川ホラー文庫)感想
森司とこよみの仲は無事進展。目かくし鬼は嫌だなぁ……。このシリーズはメインキャラはみんな明るくて楽しいので良いです。この作者さんの別の作品を読むと、悪意に満ちててびっくりするので(それはそれで惹きつけられるんだけど
読了日:11月28日 著者:櫛木理宇
珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
久々の新作。不倫をテーマにした連作短編が続くので、苦手な人もいるかも。私は結構好きでした。アオヤマ氏の子供の頃のエピソードが出てくるのも良かった。眞子は、アオヤマからしたら、子供の頃の印象も手伝って、しっかりしたお姉さんなんだと思うけれど、美星からしたらただのメンヘラなのかもしれないなぁと思った。そういう、見る目が変われば印象も変わる的なことを思わせる部分もまた良い。あと、美味しい鴛鴦茶を飲んでみたいなー。
読了日:11月24日 著者:岡崎琢磨
スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫 (集英社文庫)スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫 (集英社文庫)感想
吃音の少女が主人公ということで、それが文字になっているため、読んでいるとこちらも引っかかって読みにくい、という部分で一気読みはできなかったけれど、洋菓子絡みの謎を理系的に解決する、というところが面白かった。マカロンに関しては完全に騙された。この方の作品はいくつか読んだけど、どれも苦悩がありつつもイノセンスな雰囲気が漂っていて好きだなーと思う。
読了日:11月20日 著者:友井羊
押絵と旅する美少年 (講談社タイガ)押絵と旅する美少年 (講談社タイガ)感想
特別な動きもなくて、謎解きも滅茶苦茶だなぁと思う。結局このシリーズ、何を目指しているのかもよく分からず、今回は特に会話劇だけで「うーん?」っていう感じ。ナガヒロのキャラは、メディア化に挑戦状を叩きつけているのだろうな、と思って読んでます。
読了日:11月14日 著者:西尾維新,キナコ
かまどの嫁 3かまどの嫁 3感想
完結。可愛らしいシリーズでした。ものすごくカステラ食べたい。ザラメ入ってるやつ。それにしても、鹿の子は強い女だなあ。
読了日:11月11日 著者:紫はなな
あなたのための誘拐あなたのための誘拐感想
誰がための刃を少し思い出すような、いつもの医療ミステリーじゃない作品でした。読みやすいし、こちらも追い込まれるように忙しなく読了。タイトル、なるほどねぇ……というか、このタイトルだとしたら犯人はあの人しかないなと思いながら読んでいましたが、最後のほう、楓の件があってから嫌な気持ちになりながら読んでました。全然スッキリしない! すごく面白かったけどね。
読了日:11月3日 著者:知念実希人

読書メーター

2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3111ページ
ナイス数:92ナイス

折原臨也と、喝采を (電撃文庫)折原臨也と、喝采を (電撃文庫)感想
今回は色々手強い大人の登場となった感じですね。臨也にとって静雄がどれだけトラウマなのかが気になりました。デュラの最後の喧嘩が原因なのか、それとも元々そうだったのかはさっぱりわからないですが。
読了日:10月31日 著者:成田良悟
シャーロキアンの宴と春の嵐-京都寺町三条のホームズ(5) (双葉文庫)シャーロキアンの宴と春の嵐-京都寺町三条のホームズ(5) (双葉文庫)感想
前巻の「月が綺麗ですね」には、気づけよー!!とヤキモキしましたが、今回はやっと両思いになった! 円生はさながら恋のキューピットでしたね。これからも続くみたいなので、すれ違ったりも色々とするのでしょうね。
読了日:10月28日 著者:望月麻衣
鎌倉香房メモリーズ 4 (集英社オレンジ文庫)鎌倉香房メモリーズ 4 (集英社オレンジ文庫)感想
雪弥がいなくなった花月香房。香乃と雪弥も進展して、ふみ先生の件も解決を見せて、今回もほっこり。明るく見える大人たちも、みんな見えない闇を抱えているよね。聖人なんかいないんだと思って自分も心強い。でも、香乃だけは聖人のような女の子だなぁと思う…。
読了日:10月26日 著者:阿部暁子
万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉 (講談社文庫)万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉 (講談社文庫)感想
なぜ最後に出版社が違うのかという謎が残っているような気もしますが、完結! もう出ないんじゃないかと思っていたこともあったので、無事に終わってよかった。
読了日:10月23日 著者:松岡圭祐
レジまでの推理 本屋さんの名探偵レジまでの推理 本屋さんの名探偵感想
頭の切れる店長と、謎に立ち向かう書店員の話、という認識で読んでいたら突然の叙述トリックに驚いた。あれ? 時間軸が、あれれ? みたいな。ポップな雰囲気とは裏腹に結構バシバシと悪人を裁いていく潔さにも驚いた。あと、本を真ん中で開いて…なんて、私にはとてもできない。割れたらどうするんだー!! 脚注に関しては、共感出来るやら、図書館バイトとしては耳が痛いやら。
読了日:10月21日 著者:似鳥鶏
(P[あ]10-1)地底アパート入居者募集中! (ポプラ文庫ピュアフル)(P[あ]10-1)地底アパート入居者募集中! (ポプラ文庫ピュアフル)感想
滑ってるネタをずっと見せられてるみたいで、自分とは合わなかったなー。
読了日:10月19日 著者:蒼月海里
西洋菓子店プティ・フール西洋菓子店プティ・フール感想
スイーツは甘かったり苦かったり、酸っぱかったり。人の心もすれ違って、ぶつかって、内緒にして…色々なことを繰り返していて、そういう色々な味が組み合わさって、この本も素敵なものになっていました。ケーキに関しては、私は昔からある苺ショートが一番好きです。
読了日:10月13日 著者:千早茜
幽落町おばけ駄菓子屋  夕涼みの蝉時雨 (角川ホラー文庫)幽落町おばけ駄菓子屋 夕涼みの蝉時雨 (角川ホラー文庫)感想
話の展開もなく、事件もひと通り解決している状態でなにもなかったので、正直飽きてきたなと感じてしまった。
読了日:10月11日 著者:蒼月海里
一八八八 切り裂きジャック (角川文庫)一八八八 切り裂きジャック (角川文庫)感想
切り裂きジャックを追う日本人、というのがとても面白かった。読んでるうちにどいつもこいつも怪しく思えてきて、最終的な犯人はその人なの!? と消化不良な気持ちにもなるのは、主人公に感情移入していたからかもしれません。それはさておき、最後の一文を読んだ時に何故かキュンとしたんですよね、言うなればBL小説を読んでる時の感情と近いものです。腐った妄想を開花させる余地のある作品でもあるのかもしれないと感じました。
読了日:10月8日 著者:服部まゆみ

読書メーター

起きてすぐ、本屋に行かなきゃ…と思った。

コンビニに売ってたら良いのになー。と思いながら、近所のコンビニとスーパーをハシゴしてみたのですが、やっぱり売って無くて、結局本屋さんまで足を伸ばしました。
ごっさり山積みしてある中、適当に下の方から取ってレジへ。

家に帰ってさっさと読み始めたのですが、分量がハンパない。
雑誌って、大して文字数が無くて、写真ばっかりというイメージですが、そこはさすが本の雑誌ってだけあって、インタビューが盛りだくさん。文字パラダーイス!!

今回は、3月のライオンの巻頭特集と、男性声優特集だったのです。
もともと声優が乗ってる雑誌といえば声優誌だけで、たまに漫画雑誌にちょこっと載ってるイメージでしたが、最近はそれだけにとどまらない感じで、いろんな一般紙を買う機会も増えてきました。TVガイドとかAERAも買いました。

なんかね、個人的にですが、こういう声優特化してない雑誌のほうが好きです。
何年も前だったら完全に上から目線で頓珍漢なインタビューがそのまま記事になってることもあった気がしますが、最近はしっかり愛のある文章を書いてくれてるのが嬉しかったり。
写真も、声優誌だと「ここまでする必要ある!?」ってくらい光で飛ばしてフォトショでツルンツルンに修正してあるものばっかりですが、最近買ってる普通の本はそこまでじゃないし、不自然じゃないからこっちのほうがいいなーと思う場合も多かったり。
個人的に写真が見たいわけじゃなくてインタビューが読みたいから、写真が小さくていっぱい文字で埋まってる方がうれしい。

そんなわけで、今回は本当に素敵な雑誌を買ったなぁー!! という感じです。
何日もかけてちょっとずつ気が向いた時にダラダラ読みたい。

あと、ピエール・ルメートルのカミーユ警部シリーズの新刊が出ることを知れたのも収穫。
でもさ、なんで3・4巻を飛ばして5巻が出るのさ…。
前のときも1、2巻の刊行が逆だったせいで、1巻を読んだ時に結末を知りながら読まなきゃいけないことになったわけで。
今回もそういう仕様なんじゃないの~? と思うと、腹立たしかったり悲しかったりなんですけどねー。

原文が読めたらいいのにね。フランス語だけどね……

[amazonjs asin=”B01LTHLPYM” locale=”JP” title=”ダ・ヴィンチ 2016年11月号”]

服部まゆみさんの本。読むのは2冊目です。
買ったのは1年も前。

とにかく1冊1冊を早く読み終わる必要があるので、ページのかさばるものはなかなか手が出せず、気がついたら1年ですよ。怖いわー。

図書館本がちょっと落ち着いたこのスキに読み始めました。
この闇と光を読んだ時ほどではありませんが、結構サクサク読めています。

未解決事件、切り裂きジャックをモチーフにした小説。
日本人留学生が犯人を追っていくストーリーです。

日本人の二人は、柏木薫、鷹原惟光の二人。
光源氏をモデルにしていると思われる見目麗しい鷹原と、考えはウジウジしているけれど見た目は可愛らしい柏木。
腐った妄想も捗りそうな二人です。私は残念ながらその才能が無いのですが。
男色の描写も少し出てきます。

例によって、私は切り裂きジャックの知識がないので、調べながら読んでたりもします。
でも、知らなくても普通におもしろい。名前を覚えるのは苦労しますけれど。

この本、文庫で800P近くあり、なんていうか、重いです。
持ち歩くのにもいつも入れてる文庫本用のポーチに入らないし、持ったまま読めないし、背割れしそうだし。
そんな感じなのですが、それなりの達成感はありそうな気がします。

今は半分を超えたあたり。

2016年9月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3143ページ
ナイス数:162ナイス

教室の灯りは謎の色教室の灯りは謎の色感想
主人公の遥通っている学習塾を舞台にした連作短編。事件をあっさり解決していく講師の黒澤っていったい何物なんだろう? なんだか只者じゃない感じがする。高校とかと違って塾なのでいろいろな人が出入りしている感じもあったり、何らかの事情があって高校をやめて通っている人も多く出てくるので新鮮だった。さらっと黒い人間関係もいいスパイス。
読了日:9月27日 著者:水生大海
鍵屋甘味処改 4 夏色子猫と和菓子乙女 (集英社オレンジ文庫)鍵屋甘味処改 4 夏色子猫と和菓子乙女 (集英社オレンジ文庫)感想
いつもの解錠のお仕事から来るエピソードは控えめで、恋愛模様や、親のことなんかが次々と進展した巻でした。学校のエピソードなんかが結構新鮮。とりとめのない会話もリアルだなぁと思った。『過去からの贈り物』にはほっこりした。
読了日:9月26日 著者:梨沙
異人館画廊 当世風婚活のすすめ (集英社オレンジ文庫)異人館画廊 当世風婚活のすすめ (集英社オレンジ文庫)感想
今回は、表立った二人の進展は無いと思っていたら、最後の最後にやられた!!透磨は、クールな中に千景への熱いものがものすごくて、やっぱり読んでてたまらなくドキドキします。続きが気になりすぎる。失った記憶も少しずつ取り戻していく中で、一体、何が出てくるのかなど今からドキドキします。
読了日:9月25日 著者:谷瑞恵
R.O.D 第十二巻 (スーパーダッシュ文庫)R.O.D 第十二巻 (スーパーダッシュ文庫)感想
10年はさすがに長く、覚えていられるはずもなく、小説とTVアニメとOVAとで頭の中が大混乱。10年前は電子書籍も今みたいになってなかったのだなぁと思うとなんとも言えない気持ちになりますね。でも私はやはり紙の本が好きです。ページをめくる感触に、本の内容の記憶が残ります。電子だと余計なにも覚えてないことになってしまう。ところで最終巻だとかいう次巻は何年後になるのでしょうか。
読了日:9月20日 著者:倉田英之,スタジオオルフェ
向日葵ちゃん追跡する (新潮文庫nex)向日葵ちゃん追跡する (新潮文庫nex)感想
元ストーカーの防犯アドバイザーの向日葵の周りに起きる事件。読み始めはポップな印象だったけど、結構重たい話だった。犯人はそれなりの段階で目星がついたけど、そもそもの動機が私にはよく理解できない。なんだか、続きそうな気配もするので、この先また出でくることもあるんだろうか。
読了日:9月15日 著者:友井羊
神さまは五線譜の隙間に (メディアワークス文庫)神さまは五線譜の隙間に (メディアワークス文庫)感想
ピアノの調律をテーマにした、優しくて柔らかいお話でした。この方の描写は繊細でとても好きです。月子とワン太の語りが交互なのですが、たまにどちら目線なのかわかりにくいときもあったけれど、それはさておき、本当に素敵なお話だった。人物がみんな、自分と戦って乗り越えて行くところがとてもいい。シリーズ化したらいいのになぁ。
読了日:9月13日 著者:瀬那和章
掟上今日子の家計簿掟上今日子の家計簿感想
叙述トリックは、犯人の名前は出てこなかったけど、文字数的にあの人で間違いないのかな? 脱出ゲームは私自身好きで良く行くのですごく興味があります。特に、フリック入力を使った巨大迷路とか…気づいた時きっとすごいテンション上がるだろうなー。
読了日:9月11日 著者:西尾維新,VOFAN
幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)感想
やっぱりこのシリーズは面白い!今回はトリックが全然見えずに最後まで読んでしまいました。最終的にみんな味方につける鷹央が強い。
読了日:9月8日 著者:知念実希人
白銀の逃亡者 (幻冬舎文庫)白銀の逃亡者 (幻冬舎文庫)感想
終盤まで逃げ続ける話だったら苦手かもと思いながら読み始めたけれど、ポンポンとテンポよく展開するので楽しく読めました。出だしは知念先生のデビュー作を彷彿とさせる感じで重たく感じましたが、悠や毛利や城ヶ崎のキャラクターが思ったよりもコミカルで面白かった。葉子はもっと気持ち悪くても良かったなー。
読了日:9月6日 著者:知念実希人
撫物語 (講談社BOX)撫物語 (講談社BOX)感想
闇落ちした撫子救済みたいな話だったのかなぁ。それにしても撫子一人称はだいぶヤバイというのが一番の感想で、そのおかげでだいぶ読むのに時間がかかってしまいました。
読了日:9月2日 著者:西尾維新,VOFAN
下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ (集英社オレンジ文庫)下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ (集英社オレンジ文庫)感想
両親のなれそめ、慧の親のこと、そして曽祖父母のこと。過去も明らかになりつつ、鹿乃と慧も少しずつ動きそうな気配。じれったくてこっちが待ちきれなくなる気分になることもあるけど、どの時代の人も人情味にあふれていて、やっぱりこのシリーズは好き。読み終わってから表紙を見ると、内容全部盛りになっていて、それもいいなぁと思う。
読了日:9月1日 著者:白川紺子

読書メーター

全然読めなかったからもう少しいっぱい読みたい。
でも、最近、自分のなかで物語を受け入れられない部分があって、ちょっと戸惑っているところ。
しばらく控えめにするのも良いかもしれない。

2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1648ページ
ナイス数:103ナイス

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし (角川文庫)感想
ちらつくだけでなかなか姿を表さない花房。白い蝶というキーワードがやけに目につきました。
読了日:8月23日 著者:太田紫織
クララ殺し (創元クライム・クラブ)クララ殺し (創元クライム・クラブ)感想
ものすごく読みにくくて、話も回りくどくてしつこい。苦痛でした。誰のアヴァタールが誰かなんでどうでもよくなった。
読了日:8月18日 著者:小林泰三
ファンタジーへの誘い: ストーリーテラーのことのはファンタジーへの誘い: ストーリーテラーのことのは感想
短編集だと思ってたらインタビューでした。自分と同年代の作家さんで、好きで読んでいる方ばかりなので、結構楽しく読みました。子供の頃どんな本を読んでいたかというところから始まるインタビューで、それぞれの方の色が出ているなぁと感じます。
読了日:8月9日 著者:TricksterAge編集部
小説の神様 (講談社タイガ)小説の神様 (講談社タイガ)感想
以前『スキュラ&カリュブディス』を読んだ時は、とにかくグロいものを書きたいだけなのかな? くらいであまりよい感想は抱かなかった。今作は最初、金のことしか言わない主人公と、性格のきつい美人なヒロインで、キャラ付けはラノベみたいにちょっと盛られててあんまり好きじゃないなぁと読み始めた。ところが、半分くらい読んだところでヒロインの小余綾がものすごく愛おしく思えてきた。そこからは一気に読んだ。熱くてマイナスな痛い感情も、それでも前に進みたい気持ちと色んな物がごちゃまぜになって、とにかく好きな作品だと感じた。
読了日:8月9日 著者:相沢沙呼
思い出のとき修理します 4 永久時計を胸に (集英社文庫)思い出のとき修理します 4 永久時計を胸に (集英社文庫)感想
明里と秀司が次のステップへ進む最終巻。さすが、恋愛描写がすごいなぁという感想。思ったよりシリーズが早く終わったことには驚いたけれど、まだ未来は長い感じで、なんだかワクワクする最後でした。
読了日:8月3日 著者:谷瑞恵
FEEDFEED感想
読み始めて、しまった…と思った。自分が受け入れられる以上の酷いストーリーだと察したからだ。でも、我慢して読んだ。最初のシーンで殺されたのは誰? 一番考えた酷い話にはならなくて安心はした。誰かに食い物にされている貧困層は実際にもいるのだろう。とにかく嫌な話だった。
読了日:8月1日 著者:櫛木理宇

読書メーター

2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2438ページ
ナイス数:126ナイス

水鏡推理3 パレイドリア・フェイス (講談社文庫)水鏡推理3 パレイドリア・フェイス (講談社文庫)感想
今回は話が長かったなー。動き出せばあっという間に読めるんだけど、まず、栃木に存在しない地名というところで引っかかりまして、読むのに時間がかかりました。事実にない地名を出すなら、ぼかしてくれたほうが良かったなぁ。あと上層部の人間達は落雷にでも遭えばいいのにと思うくらいイライラさせられました。
読了日:7月30日 著者:松岡圭祐
道然寺さんの双子探偵 (朝日文庫)道然寺さんの双子探偵 (朝日文庫)感想
双子がそれぞれの視点から謎を解くというのが、面白いなと思った。最後の話は急に夢の話になって驚いたけど、全体的に平和なよい話でした。寺を舞台にしているのも面白い。
読了日:7月24日 著者:岡崎琢磨
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)感想
やっぱり手品の種明かしだなというのは前巻と変わらない感想。今回はマスコミの報道に対しての気持ちとかがやや強めだったと思う。人の性格は多面性があるのに一つだけと決めつけてそれと違っていたら勝手に失望する。ひとつの過ち(しかも情報がゆがんで伝えられる場合もある)で人間性まで否定されるいわれはないというあたりの意見に共感。最後の拍手はちょっとキレイ事だなと思ったけど、こんな世の中だったら良いなと思った。
読了日:7月20日 著者:松岡圭祐
水鏡推理 (講談社文庫)水鏡推理 (講談社文庫)感想
これまでのシリーズに比べるとより、手品のタネ明かし的な感じでした。1冊に対して事件てんこ盛りで、ちょっとお腹いっぱいです。
読了日:7月14日 著者:松岡圭祐
幹事のアッコちゃん幹事のアッコちゃん感想
アッコさんのギャップにも驚かされたけど、それよりも三智子のキャリアアップにびっくり。いつも、美味しそうな料理と、アッコさんに集まる人たちが素敵だなと思う。
読了日:7月12日 著者:柚木麻子
オーダーは探偵に 謎解きだらけのテーマパーク (メディアワークス文庫)オーダーは探偵に 謎解きだらけのテーマパーク (メディアワークス文庫)感想
今回は外に出てテーマパークを舞台にした話。謎解きのあたりは、位置関係がわかりにくかったけど、だいたい面白かった。でも、過去のゲストキャラのこととかさっぱり覚えていないので、ああ、そんな人がいた気がするなぁ…という感じで終始読み進める感じになった。キャラが出てきた時にもう少し過去の事件の説明が入っていた方が親切かなと思う。
読了日:7月8日 著者:近江泉美
深海カフェ 海底二万哩 (2) (角川文庫)深海カフェ 海底二万哩 (2) (角川文庫)感想
深海の正体についてはもっと引っ張るかと思ったけどあっさり明かされたなーという感じ。勝手に、海に沈んだ古い船とかかと思ってたら違ってた。敵も出てきて今後どうなるのかな。
読了日:7月5日 著者:蒼月海里
ミステリアスなお茶会-京都寺町三条のホームズ(4) (双葉文庫)ミステリアスなお茶会-京都寺町三条のホームズ(4) (双葉文庫)感想
ミステリーと鑑定と恋愛と美味しいとこ取りって感じで、てんこ盛りな感じでした。恋愛も動きそうですかね。っていうか、葵さんよ……ホームズさんの最後の台詞に気付いてー!!!
読了日:7月5日 著者:望月麻衣

読書メーター

2016年6月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3329ページ
ナイス数:141ナイス

アンと青春アンと青春感想
和菓子と、それを買いに来る謎の客。嫌な人だったり神経質な人だったり。接客業って大変だなー。アンちゃんみたいに人懐っこくて若い店員さんはなかなかいないだろうな。前巻は文庫で読んだのですが、今巻はハードカバーで。カバーが包装紙みたいになっててとても可愛かった。
読了日:6月30日 著者:坂木司
オークブリッジ邸の笑わない貴婦人2: 後輩メイドと窓下のお嬢様 (新潮文庫nex)オークブリッジ邸の笑わない貴婦人2: 後輩メイドと窓下のお嬢様 (新潮文庫nex)感想
相変わらず突飛な設定のお屋敷。今回はお嬢様に振り回されるアイリーン。面白かったけど、話があっちこっちに行き過ぎてた感じがする。
読了日:6月29日 著者:太田紫織
ヴィヴィアンの読書会 (PHP文芸文庫)ヴィヴィアンの読書会 (PHP文芸文庫)感想
犯人は結構早い時点であたりがつくし、トリックもわりと簡単にわかる。ひたすらに会話劇だけれど、それぞれの人物に物語があって面白かった。ただ、事件の割にはコミカルで色々と軽いなと感じた。
読了日:6月25日 著者:七尾与史
屋根裏の美少年 (講談社タイガ)屋根裏の美少年 (講談社タイガ)感想
西尾維新という名前にに惑わされて読んでいたから気が付かなかったけれど、このシリーズは随分とロマンチックなのだなと思う。3巻目にしてようやく楽しみ方がわかってきたような気がする。
読了日:6月23日 著者:西尾維新,キナコ
幻想古書店で珈琲を 青薔薇の庭園へ (ハルキ文庫 あ)幻想古書店で珈琲を 青薔薇の庭園へ (ハルキ文庫 あ)感想
想像してたのとは違った展開でした。ありきたりじゃないところはいいけれど、もっと人生相談的なところに重点があった方が良かったなぁ。アリス的なやつは何度も寝落ちした。あと、別シリーズでも思ったけど、BL手前の描写があって、正直それは求めてないです。あからさますぎて萌えられないので控えて欲しい。
読了日:6月22日 著者:蒼月海里
フルーツパーラーにはない果物 (文春文庫)フルーツパーラーにはない果物 (文春文庫)感想
若い女性の、友人を羨む気持ちとか恋愛観とかが結構リアルに、それでいて夢見がちに描かれている可愛らしいお話だった。自分はどうだろう?と考えて見たけれど今の私は木にくっついたままグチャグチャになった柿とかしか思いつかずに絶望した。若い時はそれなりに可愛くて庶民的なフルーツだったと思いたい。
読了日:6月18日 著者:瀬那和章
骨董靴工房アッシェンプッテルの来客簿 ハイヒールは嘘つきのはじまり (星海社FICTIONS)骨董靴工房アッシェンプッテルの来客簿 ハイヒールは嘘つきのはじまり (星海社FICTIONS)感想
ハイヒールとラバーソールの話が好き。自分でもラバーソールが好きなのでちょっとドキッとした。最後読んでたらなんだか話に動きがありそうでびっくり。久米田先生の挿絵も相変わらず素敵でした。
読了日:6月16日 著者:阿賀直己,久米田康治
探偵の探偵4 (講談社文庫)探偵の探偵4 (講談社文庫)感想
琴葉と玲奈の成長の物語だった気がする。猟奇的な出来事は少し控えめ。それにしても、琴葉が全然出てこないのが意外だった。
読了日:6月11日 著者:松岡圭祐
探偵の探偵3 (講談社文庫)探偵の探偵3 (講談社文庫)感想
死神との対決。次は更なる強敵との戦いが待っているのでしょう。ところでこのシリーズ猟奇的だったりするシーンになんとも言えない作者のフェチズムが見え隠れしている気がしてしまいます……考えすぎかなぁ?
読了日:6月10日 著者:松岡圭祐
幽落町おばけ駄菓子屋  晴天に舞う鯉のぼり (角川ホラー文庫)幽落町おばけ駄菓子屋 晴天に舞う鯉のぼり (角川ホラー文庫)感想
平和な短編が集まってました。好きなのは最後の「せおったもの」。それにしても、なんというか…BL的な雰囲気が以前にも増している気がします。そんなにあからさまじゃない方が好みです。
読了日:6月9日 著者:蒼月海里
探偵の探偵2 (講談社文庫)探偵の探偵2 (講談社文庫)感想
なんだろうな…いい人をここまで痛めつける必要があるのかなあ?と感じたりもします。死神との決着は次巻に持ち越し。
読了日:6月7日 著者:松岡圭祐
探偵の探偵 (講談社文庫)探偵の探偵 (講談社文庫)感想
先々の展開を先に読んでしまっていたのですが、ちょっとした知識が面白くてちゃんと楽しめた。結構血なまぐさいとは聞いていたが、もっとエグいのを最近読んでいたおかげで大した不快感も無かった。
読了日:6月4日 著者:松岡圭祐

読書メーター

今月はハードな本を結構読んだ月でした。
冊数は普通だけれど、1冊あたりのページ数が多かったりもして一応継続的に目標にしている1日平均100Pは達成。

2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3480ページ
ナイス数:188ナイス

お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (5) (メディアワークス文庫)お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (5) (メディアワークス文庫)感想
最後まで読んでから知ったのですが、このシリーズこれで完結だったんですね。恋愛模様はだいぶ急ぎ足な感じがしましたが、富樫瞬の件も片付いて良かったです。大福食べたくなりました。
読了日:5月31日 著者:似鳥航一
探偵の鑑定2 (講談社文庫)探偵の鑑定2 (講談社文庫)感想
これで両シリーズ完結と思いきや、コピア、ムンクの叫び? まだ続きがあるのかしら。そういえば、コピアの件は解決してないじゃん。小笠原さんに関しては、途中の行動も結果的なところも全部残念。
読了日:5月26日 著者:松岡圭祐
掟上今日子の婚姻届掟上今日子の婚姻届感想
読めば読むほど、掟上今日子と羽川翼が重なってくるし、そうなるように書かれてると思う。今回は、囲井さんという記者から求婚される話。深刻な事件が起こるでもなく、わりと終始平和で簡単に読み進められる感じでした。警備員の守さんがやっとすこし話に登場した。ということは2巻よりもあとの話なのだなと思って読んでました。
読了日:5月24日 著者:西尾維新,VOFAN
舟を編む (光文社文庫)舟を編む (光文社文庫)感想
ずっと気にはなっていてやっと読んだ。辞書の編纂というテーマからしてもっと……おっさんたちの暑苦しい重たい話かなと思っていたんだけれど、そんなことはなく、さらっと読めた。ちょっと古くさい雰囲気も好き。作中、あまりにも長い月日が流れていて、気が遠くなりそうだなと思った(あまりに急な13年の空白は、ちょっと残念ではあったけど)。気になったのは終盤で、岸辺の「なんてきれいなんでしょう」っていう台詞。若い人はそんな言い回しさすがにしないんじゃないかな…。巻末、馬締の恋文にツッコミを入れる西岡と岸辺が面白かった。
読了日:5月20日 著者:三浦しをん
探偵の鑑定1 (講談社文庫)探偵の鑑定1 (講談社文庫)感想
探偵のシリーズは読んでなかったんだけれど、万能鑑定士が完結と聞いてこちらを読んだ。講談社で出版されていたことも知らなかったので驚き。小笠原さん、思いっきり角川の人なのに講談社で完結するのね。正直、物騒な世界観に混ぜないで欲しかったかも…とか思ったりしました。
読了日:5月20日 著者:松岡圭祐
骨董靴工房アッシェンプッテルの来客簿 (星海社FICTIONS)骨董靴工房アッシェンプッテルの来客簿 (星海社FICTIONS)感想
久米田先生のイラストに惹かれて購入したしたけれど、話も面白かった。靴や足についての知識も、自分で靴を買う時の参考になりそう。
読了日:5月16日 著者:阿賀直己,久米田康治
悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)感想
アレックスのあとに読んだ。解説にあるように『頭の中を空に』することは出来なかったので、最後を知っていながら読むことになった。それでも、長い1章が終わった時に愕然とした。騙されていた、私は長い長い作中作を読まされていたのだと思ってショックだった。ただ、犯人も意外な人物ではないし、終わり方も知っていたから、覚悟して最後まで読めた。こっちが最初だったら退屈で1章を読み終わらなかったかもしれないし、結末にショックを受けてこの作者の別の作品は2度と読まなかったかもしれないと思う。
読了日:5月12日 著者:
新釈 グリム童話 -めでたし、めでたし?- (集英社オレンジ文庫)新釈 グリム童話 -めでたし、めでたし?- (集英社オレンジ文庫)感想
想像していたのとは違ったけれど、どれも面白かった。でも、童話のあらすじを短編の最初じゃなくて後に持ってきた方がもっと楽しめたのかもしれないなと思った。直前にあらすじを読んでしまっている分、そのストーリーに読んでいる私が囚われてしまって、残念だなと思った。
読了日:5月10日 著者:谷瑞恵,白川紺子,響野夏菜,松田志乃ぶ,希多美咲,一原みう
その女アレックス (文春文庫)その女アレックス (文春文庫)感想
誘拐事件かなと思って読んでいたら、とんでもない方向にどんどん話が進み、結局のところ、真実がどこにあるのかわからなくなってきた。アレックスが男を誘惑するだけして本番には至らない。プライドがそうさせるのかと思っていたけれど、そうではなく至れない身体だったのか…。結局のところ、警察は自分たちを正義に仕立てあげたのだと思うけれど、アレックスの生い立ちを考えると、それが正しかったんじゃないかと思えた。
読了日:5月8日 著者:ピエールルメートル
浮世に秘めた想い-京都寺町三条のホームズ(3) (双葉文庫)浮世に秘めた想い-京都寺町三条のホームズ(3) (双葉文庫)感想
前巻は修学旅行の教本としては良さそうだけど、退屈だなと思ったりしてましたが、今巻は楽しめました。婚約云々のところは、優しさだなぁと思いました。恋愛事情は、主人公は失恋を経験している割に鈍くて、純粋すぎて今時とは合わない感じがしますが、そこも魅力なのでしょうかね。
読了日:5月6日 著者:望月麻衣

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