F³さんの『楡の木陰の欲望』を観に、新宿に行ってきました。
当日精算を済ませて、入場するとそこには、ステージ…ではなく、19世紀アメリカはニューイングランド地方の家がありました。

見えないところに色々な仕掛けがあって、面白い作りでした。
あと、すごく男臭い話だなと思いました。そういう時代背景だからかな? 歴史を知らないし、よく考えたら、アメリカが舞台の本ってほとんど読んだことがないな…ヨーロッパばっかりだ。

人間の欲望がぶつかり合うなんとも凄いお話でした。
会話してるけど、お互いが自分のことを言ってるだけだったり……でも、こういうことってよくある(笑)みたいな。

アビーとエビンが恋仲になる過程だけがよくわからなくて、一目惚れだったのか何かきっかけがあったのかが気になったので帰りに原作の方のあらすじをざっと読みました。
その過程はあらすじを見て理解できました。あと、原作とは年齢が少し若返っていたり、兄弟も少なかったりするのですね。

風の演出がすごく面白かった。