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ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~/ 三上延

2013.02.26 Tue 03:06

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)

発売元: アスキー・メディアワークス
価格: ¥ 599
発売日: 2013/02/22

 ドラマ化されてさらに知名度ぐーんと上がっているビブリア古書堂シリーズの4巻が発売されたので読みました。
 もともとこの本との出会いは、『読書メーター』というのをやっているのですが、そこで売上上位のなかにこの本があって、なんだか凄く気になって購入したのが最初です。
 読んでみたらびっくりするほど面白くって一気読みしてしまって、今は好きなシリーズのひとつです。
 ちなみにドラマは見ていません。

 理由は簡単で、『本を読んでて台詞部分が役者の声で響いてきたら最悪だから』です。
 べつにドラマだからというわけではなく、アニメでも原作が好きすぎる作品は見るのを控えたり、原作が完結してからアニメを見たりします。

 さて、今回ようやく栞子さんのおかあさん登場。
 やはり一筋縄ではいかないタイプのアクの強い人の様子…。いまのところ『ちょっと嫌い』だなと思ってますが、少しでも人間らしい一面がかいま見えたら『好き』に転じそうだなという予感がします。

 今回の題材は江戸川乱歩。
 今回も残念ながら1冊も!読んだことないです。

 でも、読んだこと無くてもストーリーが面白いので問題ないです。
 数冊読んでみたいなと思いました。図書館かどこかで読む日が来るかもしれないです。

 今回読んで思ったのはなんとしても『鹿山明』氏の可愛らしさです。
 表は厳格な父親だったとしても、裏の顔はまるで少年でした。
 こんなおじさん、なんて愛おしいんだろうとおもって読んでいました。

 今回も面白かったです。

犬はどこだ / 米澤穂信

2013.02.04 Mon 08:55

犬はどこだ (創元推理文庫)

発売元: 東京創元社
価格: ¥ 777
発売日: 2008/02

 勢いづいたところで、作家読みをすることに。
 2005年にソフトカバーで刊行されたものの文庫版です。

 どのへんで書かれたものかわからないまま読んでいましたが、『さよなら妖精』や、古典部の『クドリャフカの順番』の後くらいの作品のようです。
 刊行順に読んでいるならば、初めて登場人物が学生ではない大人であるもののようです。

 昨年9月に購入して積んでいたのは、実はそのあたりの理由もありました。
 設定を読むと、探偵モノだったり主人公がオッサン臭い感じがして、どうにもこうにも手が出ないでいたのでした。
 が、同作者の最新作を読みきった勢いでこちらにも手をつけた次第です。

 感想ですが……、面白かった…

 基本は主人公の一人称ですが、途中探偵志望で押しかけてきたハンペーという男の一人称、それから主人公の紺屋のチャットのやりとり。
 ネットの文章。町の歴史を書いている本。
 こんなものが織り交ざっていて、グイグイ来ます。
 あとネット関係の文章が結構リアルで親近感が湧きます。正直言えば2004年付近でWEBサイトのチャットルームを使うというのはちょっと「うーん?」と思わないでもなかったんですが。

 ちょっと前の作品だというのもあり、耐え難いほどの恐怖感というものはなかったのですが、中盤からやはりなんとも言えない気味悪さは感じました。
 残念ながら、オチは途中で見えてしまったんですが、それを差し引いてもやっぱり引き込まれて一気に読めました。
 米澤さんの作品は本当にハズレがなくてよいなぁ。
 あと、最近の作品はちょっと怖すぎるので、このくらいの時期のものはだらりと読めていいなー(笑)

 読んでいないのがあと1作あるのでこの勢いで読みたいと思っています。が、これまでにない長作っぽいし舞台が海外で登場人物も多そう(=名前が覚えられない)。
 時間をかけてじっくり読みたいですね。

リカーシブル / 米澤穂信

2013.01.29 Tue 13:39

リカーシブル

発売元: 新潮社
メーカー: 新潮社
価格: ¥ 1,680
発売日: 2013/01/22

 ここ最近、あまり読書を続けることが出来ず、ちょっと読んでは数日放置してまた読んで…みたいな感じで、ぜんぜん集中して読書出来ていませんでした。
 が、久々に一気読みする作品に会いましたー。うへへ。

 米澤氏の新刊『リカーシブル』です。
 帯には『ボトルネックの感動ふたたび』と書いてあり、表紙のデザインも似た感じ。ついでに登場人物の下の名前がカタカナなのも似た感じ。
 読み始めは主人公が女の子なこともあるし、親の都合で母親の住んでいた街に引っ越してくるというはじまりも、ボトルネックのノゾミそのものだなぁという感じで読み始めました。

 しかし、内容は全然違っていて、正直こっちのほうが私は断然好きです。
 閉塞感のある田舎町。裏寂れた商店街というのは、実家のほうの市街地を想像するような感じで身近だった。
 そして、タマナヒメというのが出てくる民話が出てきて、それが主人公の今とリンクしてくるのですが…あぁぁもうっ。
 ママの異常な優しさとか、ちょっと変に見える弟とか、街の住人とか…いろいろ不気味ですが、もうたまらなく好みでした。
 主人公のハルカは中1にしてはちょっとキレキレすぎてるかなぁと思いますが、親がいないと生きていけない年齢感ということになると仕方ないのかなぁとも思えます。

 中盤を少し過ぎた頃の三浦先生との会話シーンは、お風呂で読んでたのですが、温かい湯船につかっているのに底冷えがするような変な恐怖感に襲われて…怖くてお風呂あがりました…。

 面白さ云々ありますが、いろいろ読めなくなってた私が今求めてたのってこういう話だったんだなー…とか思ってしまった。
 全部読んだ後、最初を読み返して…もうここからすべてが始まってたことに気づいた…。

トワイライト

2013.01.17 Thu 18:06

トワイライト 上 (ヴィレッジブックス)

発売元: ヴィレッジブックス
価格: ¥ 735
発売日: 2008/04/19

 トワイライトを読んでる。

 桜庭一樹さんの読書日記を読んでいる時になんだか妙に気になったうちのひとつだ。
 50年間で世界で最も売れている本のベスト10に入るくらい売れているらしい(ちなみに1位は聖書)。

 世界で売れている本というと、ハリーポッターとか指輪物語とかを思い浮かべる。
 ハリーポッターは1巻の半ばまで読んで、やめてしまった。
 当時は読書をする癖がついていなかったこともあるとは思う。今だったら最後まで読んだと思うけど…。

 トワイライトは、少女の一人称で語られる話で、どうにもこうにも好みかもしれない…と思いながら読んでる。
 あちらのティーン向けの本なのだそうで、日本ではヴィレッジブックスというとこから出ている。
 最初、買いに行った時に売り場が見つからなくて、探しまわったらハーレクインと一緒にちょこんと置いてあった。今日、下巻を買いに行ったら、普通に海外文庫の棚にちょいんと置いてあった。映画上映中なのにこの扱いの小ささに本当に驚く。

 まだ読んでる途中なので感想などはまだこれから。
 長いシリーズなので、なんとか完走したいと思ってます。訳文苦手だけど…慣れないと。

 ちなみに、Wikipediaに『ベストセラー本の一覧』というページがあって、世界中で売れている作品の一覧が載っている。
 皆様、どのくらい読んだことがあるだろうか?

 私は…

  • 星の王子さま
  •  (多分)内藤濯訳と、新約の倉橋由美子訳。遺作にもなった倉橋由美子訳は、暗くて大人向けの感じが色濃くてとても好みだった。

  • ロリータ
  •  文庫の後ろに載っている解説を照らし合わせながら…苦労したけど読み応えがあった…。陰鬱でいやらしくて好みだった。

  • アンネの日記
  •  中学生の頃に完全版ではないものを読んだ。今だったらもっと楽しめる気がするのでもう一度読み返してみたい。

  • ソフィーの世界
  •  高校の時に倫理の先生に勧められて読んだ。お陰様で倫理の成績は良かった…。そして面白かった。

 …すくな……と思う。
 百年の孤独は積んであるけどまだ読めていない…というか読み始めたんだけど途中になってる状態です。

 世界中で何千万とか何億って部数が売れているって言うことは、それだけの共感を得る何かがあるんだろうと思う…。
 その中には日本人作家の本もあるんだけど…。なんでか私には惹かれるものが無いんだよなぁ…とか思ったり。
 人の好みは千差万別…。まぁ…すきなものを読めばいいんだろうけどね……。
 たまにはベストセラーに手を出すのもいいなと思ったりしてる。

 それにしても、陰鬱でエロティックなちょっと気持ち悪い本が好きだなと改めて自覚した。なんだろなぁ(笑)

12月読書まとめ

2012.12.31 Mon 23:55

2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3197ページ
ナイス数:10ナイス

桜庭一樹選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎007 (講談社文庫)桜庭一樹選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎007 (講談社文庫)感想
普段だったら手を出さないタイプのお話ばかりですごく新鮮で面白かった。やっぱり好きな作家さんが推薦する作品というのは面白いんだなとしみじみ…。
読了日:12月28日
マッドアップル (創元推理文庫)マッドアップル (創元推理文庫)感想
なんとも不思議な本でした。 昔っぽいのに現代で、宗教は新興宗教で。 途中出てくる植物の知識にいっぱいいっぱいになりました。 裁判パートがあったから最後まで読めたなと思います。
読了日:12月22日 著者:クリスティーナ・メルドラム
不埒なインセンティブ (ダリア文庫)不埒なインセンティブ (ダリア文庫)
読了日:12月17日 著者:崎谷 はるひ
不埒なファシネイション(ダリア文庫)不埒なファシネイション(ダリア文庫)
読了日:12月16日 著者:崎谷はるひ
不埒なパラダイムシフト (ダリア文庫)不埒なパラダイムシフト (ダリア文庫)
読了日:12月15日 著者:崎谷 はるひ
不埒なスペクトル (ダリア文庫)不埒なスペクトル (ダリア文庫)
読了日:12月15日 著者:崎谷 はるひ
不埒なモンタージュ (ダリア文庫)不埒なモンタージュ (ダリア文庫)
読了日:12月14日 著者:崎谷 はるひ
不謹慎で甘い残像 (幻冬舎ルチル文庫)不謹慎で甘い残像 (幻冬舎ルチル文庫)
読了日:12月13日 著者:崎谷 はるひ
不条理で甘い囁き (幻冬舎ルチル文庫)不条理で甘い囁き (幻冬舎ルチル文庫)
読了日:12月12日 著者:崎谷 はるひ
不機嫌で甘い爪痕 (幻冬舎ルチル文庫)不機嫌で甘い爪痕 (幻冬舎ルチル文庫)
読了日:12月12日 著者:崎谷 はるひ
お釈迦様もみてる 潔き一票 (お釈迦様もみてるシリーズ) (コバルト文庫)お釈迦様もみてる 潔き一票 (お釈迦様もみてるシリーズ) (コバルト文庫)感想
話は面白かったけど、このシリーズにBL展開は望んでいない……。キスシーンとかいらないのだ。あと挿絵が1枚しか入っていなかったことに驚き。
読了日:12月7日 著者:今野 緒雪

読書メーター

10月読書まとめ

2012.10.31 Wed 23:55

2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1298ページ
ナイス数:33ナイス

無花果とムーン無花果とムーン感想
最初は、久々の少女描写に『ケータイ小説か!?』と若干びっくりしたりもしたけれど、読めば読むほどやっぱり桜庭さんの少女は絶品だった。しかし、ファンタジーのようでありSFのようでもあり、でも裏を返すとものすごい怖いミステリーにも思える。そういう風に思わせるところがやっぱりすごい。
読了日:10月23日 著者:桜庭 一樹
リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)感想
ゲームのノベライズか何かを読んでるみたいな感じでした。読んでいるだけはとても退屈…。別に1000年後じゃなくてもいいと思うし、例えば王様をじいが殺すとかそういう展開ならばありきたりだろうけど、そういう『ありきたり』を外そうとしてかえって面白く無くなっちゃったみたいな。例えばこれがラノベ的な描写になって「うわああああああああああああああああああ」ドカーーーーーーーン!!!!!!……みたいな感じだったら…面白いと思ったのかも(笑)
読了日:10月14日 著者:山田 悠介
本のおかわりもう一冊 (桜庭一樹読書日記)本のおかわりもう一冊 (桜庭一樹読書日記)感想
今回もやっぱり付箋を貼りながら読んでました。あとで付箋貼った本チェックして読んでいこうっと。
読了日:10月13日 著者:桜庭 一樹
ボトルネック (新潮文庫)ボトルネック (新潮文庫)感想
追想五断章ならば最後にどんな一文が加わるんだろうかと色々考えた…。最後が『サキ』ではなく『ツユ』だったのは救いだったんだろうか…?
読了日:10月6日 著者:米澤 穂信

読書メーター

無花果とムーン / 桜庭一樹

2012.10.23 Tue 22:02

無花果とムーン

発売元: 角川書店(角川グループパブリッシング)
価格: ¥ 1,680
発売日: 2012/10/20

 ずっと、一番大好きな作家さんであります、桜庭さんの新刊が出ました。
 野生時代で連載をしているのは知っていました。
 登場人物を野生時代のサイトで見た時『遠藤苺苺苺苺苺(えんどういちご)』の名前のインパクトが凄くて、読み始めるまでずっとイチゴが主人公だと思っていました…。

 ここ最近は割と硬派な印象の作品が多くて、少女を描いた作品は久しぶりな感じがします。
 そして、語りが主人公『月夜』の一人称。
 ずーっと『あたしは……』という文章が続きます。

 久しぶり過ぎて、慣れなくって読み始めは口から何かが出そうな感じになりながら読んでましたが…。
 読み進めていく度に、なんかすごい…すごい…と思い始めてそこからはそんな一人称も気にならないというか、逆に気持ちよくなる感じで最後まで読みました。

 SFのような、ファンタジーのような…。
 それでありながら、なんの謎も解明されない…。主人公の一人称なので読んだとおりにそうなんだーって納得できるわけではなくて、例えば周りの人間が月夜をどのように見てたのかとか…
 最後の大団円(?)のシーン含めて全部が月夜の妄想だったら…と思ったりすると、実はものすごく怖い話なんじゃないかと思えたりもしました。

 そういう意味でもやっぱりすごいです。

儚い羊たちの祝宴 / 米澤穂信

2012.09.19 Wed 14:47

儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)

発売元: 新潮社
価格: ¥ 500
発売日: 2011/06/26

 古典部や小市民なんかを片っ端から手にとって読んでいました。
 そんな中で、もっと近年に発表されている作品も読んでみたいと思って手に取っています。

 簡単に言うと、ちょっと後悔するくらい怖いです。

 追想五断章を読んでいた時も、最初は三上延のビブリア古書堂を読んでいる時と変わらない気楽さで読み始めたのに、どんどんどんどん話が重くなっていって暗雲が垂れ込めてくる感じだったのに、今回読んだこっちは更に酷かった。

 作品は5章で構成されていて、登場人物はどれも違う。
 共通点は良家が舞台であるということ。それから『バベルの会』という読書サークル。
 この5章すべてが、後半になるにつれて、とんでもない恐怖を覚える。怖いのに読むことをやめられない。

 読後感もこれまでになく最悪であり、心地よさは皆無である。
 なのに、またこの著者の作品を読みたいと思ってしまう。麻薬のようだ。

 まるで、自分自身が殺人を犯してしまったような気持ちに囚われ、前後不覚の恐怖に苛まれるのでした。

 『玉野五十鈴の誉れ』は最後の1行を読んで、解説にも書かれていたように、なぜか笑ってしまう。こういう自分にも気づき、また嫌悪感に苛まれるのでした。

さよなら妖精 / 米澤穂信

2012.09.04 Tue 17:27

さよなら妖精 (創元推理文庫)

発売元: 東京創元社
価格: ¥ 780
発売日: 2006/06/10

 久々に新しく読了。繰り返し読んでるものはたくさんあるのですが、新たなストーリーを読もうと思うとなかなか腰を据えて読むことができずにいました。
 この本は、同じ著者のシリーズを読み終えたあとに、次に読む本としてブックカバーに入れてそのまま読まないでいました。私は大体前の本を読み終える前に次に読む本を決めていて、何年も使っているブックカバーに差し替えていく方法で読んでいます。

 と、前置きはこのくらいで。
 この『さよなら妖精』は、<古典部>シリーズの『氷菓』と『愚者のエンドロール』が発表された後、出版社を変えて、2004年に東京創元社より単行本で発表された、それの文庫版です。

 話の時代背景は1991年から1992年。主に初夏。
 最初、読み始めた時に『なぜこんな時代チョイスなのだ?』と思いましたが、雨の日に出会う日本人でないマーヤという少女が登場することで意味がわかります。マーヤはユーゴスラヴィアから日本に来ました。1991年はユーゴ紛争の年に当たります。

 主人公の守谷や他の登場人物は高校3年。
 彼らがマーヤに出会い、そして彼女と日々を共にし、彼女が疑問を抱く日本の文化や歴史などを教えていく合間に起こる日常の謎を中心に序盤ストーリーは展開します。

 感想ですが。
 読後感の悪さ(スライム状のものが喉の粘膜に引っかかっているような)は、他作品でも全体的にそんな感じで見受けられたので、まぁそうなんだろうなぁと思ってましたが、今回もやはりという感じでした。
 しかし、話の序盤からぐいぐい引きこまれて、最後まで飽きる部分がほぼ無く読了させられる本はあまり出会わないので感動しきりです。

 登場人物の描写がラノベ的だという感想も見ましたが、古典部や小市民にくらべたら、よほど一般書籍っぽいと思います。というか、こういうジャンル分けもよくわからないのですが…。ほどほどの重みと軽さを併せ持っている感じで、私個人はちょうどいい感じです。

 とにかく、ちょっと読んでみて欲しいと思う作品でありました。
 ミステリというよりは青春小説といった雰囲気で、高校3年生の初夏の甘酸っぱくてほろ苦い気持ちを少しだけ思い出せたり、羨んだり出来る作品でした。

〈小市民〉シリーズ / 米澤穂信

2012.08.06 Mon 02:46

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

発売元: 東京創元社
価格: ¥ 609
発売日: 2004/12/18

 この著者の作品、氷菓は読んでぐんぐん夢中になりましたが、シリーズの既刊はすべて読み終わっているし、他の、今手持ちの積み本は長編のやつが1冊。あと読みかけの西尾維新『悲鳴伝』は、主人公のキャラが合わずになんとか半分まで読んだところ…(後半面白いといいなぁ)。
 あと触手モノのBL小説…は読みたい気分じゃない。

 というわけで、気になったものを買おうと買ったのが、〈小市民〉シリーズの1作目、『春期限定いちごタルト事件』でした。

 主人公、小鳩くんとヒロインの小山内さんは『小市民』になることで互恵関係を結んでいる。
 ジャンルは『日常の謎、ミステリー』と言われるもの。

 最初は短編かと思って読んでいくと、それが最後の方はひとつに収束されて一つの大きな事件解決につながっていく…といった感じ。
 このまとまって来た時の快感に癖になってどんどん読み進める感じです。

 もしかすると氷菓よりおもしろいかもしれなかったなぁ。
 そして、他の作品も読んでみたいなと思っています。
 インシテミルは映画で見ちゃったけど、そういう、もっとヘビーなミステリーも書かれているらしいので読んでみようかな…。とか。

 この度、どうも私は連続殺人事件が起こるタイプの小説を敢えて避けてるということに気が付きました。
 ホームズもクリスティもカーも読んでいない。
 でも、最近少し読んでみたいなと思い始めました。

 その前に私は作者買いをするタイプなので、米澤穂信作品をもう何冊か読みたいとおもってます。


〈小市民〉シリーズ

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