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猫と読書とレースにまみれた怠惰な日々。

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溢れ出た。

 ぼーっとしたまま出掛けていて、それとなく帰りの電車の中で携帯で文章打ってたんだけど、その時は真剣だったのでうpしてみる。
 おかげで電車乗り越しそうになった。

 集中しすぎ…。たまにある。

 そして、読み返しながらなんだこれ、スイーツ(笑)か??
 とかおもう。

   + + +

 すっかり冷たくなった風を受けながら街をふらふらする。
 あぁ、私は今まで何故、こんなにも空白を恐れていたのか。と、不思議に思う。
 自分自身の中身がふと、からっぽだということに気付く。
 ひとりだという事実を、こんなにも幸福に感じる。

 人で溢れかえった雑踏のなかで、孤独であることを、しあわせだと感じる。

 今までに経験のない多幸感に、ひとりでこっそりと微笑む。

 からっぽだから、孤独だから、今まで恐れていたことも怖くないし、失敗を悔やむこともないじゃないかと気付く。
 硝子の向こうのせかいを覗き見るように、そうして、わたしの中の世界を生きていけばいいんだ。と、前向きに考えてみる。

 冷たい風と、雨が心地よい。
 冬の分厚い上着に身を守り、誰も、わたしのパーソナルスペースへの侵入を許さない。

 しあわせ…

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