Strawberry + Heart | 狭き門 / ジッドStrawberry + Heart | 狭き門 / ジッド

猫と読書とレースにまみれた怠惰な日々。

<< 病院【57】 :: main :: 九段下にいます。 >>

狭き門 / ジッド

狭き門 (新潮文庫)
発売元: 新潮社
価格: ¥ 420
発売日: 1954/03
売上ランキング: 7651
おすすめ度 4.5

 狭き門より入れ、滅にいたる門は大きく、その路は廣く、之より入る者おほし。

 パリ生まれのアンドレ・ジッドが1909年に書かれた小説。
 主人公のジェロームは従妹のアリサに恋心を抱く。
 相思相愛のジェロームとアリサだが、アリサは自己犠牲の精神で主の身元へ向かう…。

 読み始め…なんかよくわからなかったです。
 ジェロームは妙に理屈っぽく、アリサは凄まじい信仰心がなんとなくうっとおしい気がしました。
 だけど、昨日最悪の状態で読んだら、なんとなく共感できる部分もあるような気がしました。

 小説の内容よりも、後ろに書いてあるジッドの生涯の解説が面白かったです。

Comments

Comment Form

お約束!!

初めての方は、ご挨拶の一言でもください。
お名前は、分かりやすいものにしていただけると幸いです。

また、上記のことが守られないコメントを書かれた場合は削除させていただくこともありますので、予めご了承ください。

メールを送りたい場合は以下よりお願いします。
メールフォーム

Trackbacks