泣き声は聞こえない / シーリア・フレムリン
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- 2009.04.16 Thursday 21:48
主人公のミランダは15歳。
先輩に憧れ、少女時代にありがちな『恋に恋する』感じだ。
この少女が、妊娠してしまう。
↓↓ネタバレのため反転↓↓
そして、自分では産む決意をしていたのにも関わらず、両親によって中絶をさせられてしまったミランダは、おなかに詰め物をして、マタニティードレス姿で家出をしてしまう。
以前、みやむーが出産したときにWEBにあげたコメントがあって、そのときに、
妊婦さんはホルモンの関係でロマンチストになるんじゃないか…みたいなことが書いてあったんだけど、ミランダの妊娠が発覚したときに、自分が小さいころに遊んだドールハウスを久しぶりに見て、自分が子供のころに作った人形の洋服の仕立てがひどくて、こんなの自分の赤ちゃんに見せられない!!とお直しをはじめるシーンがあるのですが。
それを読みながら、上記のみやむーのコメントをずっと思い出していました。
ストーリーはそこから思わぬ方向へと飛躍していきます。
嫉妬に駆られた女性は醜い…でもその気持ちが、痛いほどに理解できてしまったりもする。
最近、表紙が変わって復刊したので、読んでみて下さい。
とても面白かったです。
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