道徳という名の少年 / 桜庭一樹
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- 2010.05.14 Friday 17:36
美しいかんばせの女性が父親の分からない女の子をつぎつぎと産む…
生まれた子供も美しいが、しかし、その美しさは決して永遠ではない…。
そして、その子供へと受け継がれて行くオムニバスストーリーです。
まず手に取ってびっくりしたのは、本のその薄さ。
そして、中を見てみると、額縁のなかに文字が描かれているような感じで、とても美しいけど、内容すくなっ…。
正直、別の作家さんの本だったら買うことはなかったかもしれないのですが、中身はとてもとても濃厚なものでした。
時代は全く描かれていませんが、恐らく20世紀前半からだと思います。
なんというか、おとなの女性にはたまらない物語だと思います。
…面白かった……。
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