“葵” ヒカルが地球にいたころ……(1) / 野村美月
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- 2011.06.12 Sunday 02:02
新シリーズ。
今回は源氏物語をモチーフにしたシリーズだそうです。
源氏物語、実はあんまり好きじゃないな…という意識が強いので、怖いです。
というのも、高校生の時古文の授業でやったときに、訳しにくいし、ものすげー女たらしだし、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁと思った記憶が根強いのです。
この本も読み始めた直後。
ヒカルが女性に誰それ構わず近づいていく描写があって、もーウンザリ…って思いつつ読んでました。
しかし、さすがの野村美月ワールドで、これはこれとして楽しめそうです。
式部の携帯小説とか『ぱーぷる姫』に大笑いしました。
源氏物語の和歌が、式部の携帯小説では
『タクマの吐息。
あたしの頬にかかって。
冷たくて。
スパイシーで。
心臓、zukizukiで。
ヤバイ、
マジに恋しちゃったカモ』
というスイーツ(笑)なケータイ小説になってるのかな…と思ったらもう面白くてしょうがない。
そして、式部帆夏の、キャラが、文学少女のななせに被って、可愛くてしょーがなく。
そのあたりからはどーんとハマりました。
相変わらず、昔の少女漫画を読んでるみたいな気持ちでフワフワとした気持ちで読める内容は最高です。
しかし、私源氏物語の知識なさすぎ…(ノω<。
あさきゆめみしとか読んだらいいかな…。
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