[amazonjs asin=”4102002049″ locale=”JP” title=”レベッカ〈下〉 (新潮文庫)”]
マリ見てを間に挟もうと思ってたのに…ついつい最後まで読んでしまいましたよ…。
そもそも、この本は密林で何かを調べたあとに『あなたにオススメ』みたいに出てきたもので、表紙がオシャレで気に入ったのであまり調べずに買いました。
上巻は、引っ込み思案な田舎娘がすごい玉の輿に乗っちゃって、周囲の人間に振り回されつつお屋敷で名作劇場のアニメみたいなこととかがありながら、仮装パーティーの日にドレスを身にまとってはしゃぐ少女らしい部分。
下巻はがらっと変わって、一気に女性らしく、また、奥様らしくなった様子が描かれています。
そして、マキシムの秘密やレベッカの本当の人間像が描かれて、びっくりする終わりを迎えます…。
まだ続くと思ってページめくったらあとがきでびっくりしました。
それと、マンダレーの自然の描写が凄くて、まるで鬱蒼と茂る緑の匂いが伝わってくるかのようでした(あとファヴェルの煙草と酒の匂い)。
映画を見たことがある人も、後半はストーリーが異なってるようなので読んでみるといいかもー。