8月の最初は、東京に住んでる私でも原爆のことやあれこれを耳にする。

 珍しくテレビを見ていた。
「オバマ大統領は『核兵器根絶』のためにも広島を訪問したい気持ちはある。しかし一部のアメリカ人は『あの原爆投下は仕方なかった』と思っている人も多く、訪問実現は難しい」
 との報道がされていました。

 当時の状況を知ることは出来ないし、時代的に当時原爆投下をしたことは『仕方なかった』こととしても、
 それと今この時代に広島訪問させないことは違うだろう。と、遠い海の向こうの人達に思う。

 いつまでも過去のことを恨んだりしても仕方がない。
 そもそも私は当時生まれてないからわからないし、過去のことをいつまでも言っていたら、その時生きていた人はどんどん死んでしまって、当時を知るひとはいなくなってしまう。
 ならば、まだ伝えられる人が存命なうちに、話を聞いて、未来に向けてどうすべきかを考えていくべき。そんなことは私だってわかるし、だれだってわかるはず。

『仕方なかった』として訪問を拒む人たちは、当時のことを『仕方なかった』と言っているだけでなく今後も、自国が戦争になった時に同じように『仕方なかった』と言って核兵器を落とすんだろうなぁ…と思った。

 そんな夏です。