活字中毒の人は本当にスゴイ。
 わたしも出来ることなら活字中毒になりたかった。

 あれは『なろう』と思ってなれるものではなくて、生まれ持ってのもの、または育った環境によるものだと思う。

 …とか書いてみましたが、本当にそう思います。
 桜庭一樹さんの読書日記を読んでて常々思う。

 私の高校時代の友人に活字中毒が居て、彼女は毎日図書室に行っては本を借りて読んでいた。
 1日1冊はほぼ当たり前。
 ある時、『これから毎日2冊ずつ借りようと思うんだよね』と言って実践してた。

 そして卒業するより何ヶ月か前に『図書館に読みたい本がなくなっちゃってさー』と言いながら別に読みたいわけじゃないけど人気があるらしい本とかを借りて読んでいた。

 別に図書館の本だけ読んでるわけじゃなく、他にも自分で月に何冊も本を読み、友達から借りて読み、家族が買った本を読み…という人でした。
 年間で何冊読んでるんだか……。

 で、読むスピードが早い。
 ラノベだったら30分程度で読む。
 しかも内容しっかり頭に入ってる。気に入った本は何度も読む…。

 …私には到底真似できないことです……。
 ラノベ1冊1時間半~2・3時間かかりますもの…。

 単行本は早くても2日かかります…トホホ。

 そんなわけで、活字に飢えた私は、活字中毒者に憧れるのでした。

 …で、読書日記の下の本の解説読みながら『あぁ、この本読んでみたいなー』と思いつつ、AMAZONを開き……。
 注文したのは、ヨースタイン・ゴルデルの『ソフィーの世界』上下巻と『サーカス団長の娘』。
 ソフィーは実家に単行本があるって言うのに買った。

 実家にあるのは1冊の分厚い単行本。
 今回注文したのは上下間の普及版ってやつ。

 実家の本はカビにかもされてそうなのでいいんだもん…。

 で、ちょっとだけでも本を読んでいて気がついたことがひとつ。
 私の好みの時代背景がはっきりしているところ。

 日本だったら明治~大正。戦時中のは苦手。江戸以前のもあんまりスキじゃないらしい。
 海外のものは、ヨーロッパが舞台のものがとても好き。時代は古代、中世。近現代どれでも好き。

 …でも、ヨーロッパの歴史は知らない……。
 洋裁学校で散々習ったのに!!!

 ちゃんと勉強し直して古代ヨーロッパが舞台の本でも読みたいと思う…。

 そうこうしてるうちにもう金曜日が終わる…。
 火曜日までにエレクトーンの宿題…あぁぁぁぁぁぁ。

 ちょっと弾いてくる…orz