発売元: 東京創元社
価格: ¥ 609
発売日: 2004/12/18
この著者の作品、氷菓は読んでぐんぐん夢中になりましたが、シリーズの既刊はすべて読み終わっているし、他の、今手持ちの積み本は長編のやつが1冊。あと読みかけの西尾維新『悲鳴伝』は、主人公のキャラが合わずになんとか半分まで読んだところ…(後半面白いといいなぁ)。
あと触手モノのBL小説…は読みたい気分じゃない。
というわけで、気になったものを買おうと買ったのが、〈小市民〉シリーズの1作目、『春期限定いちごタルト事件』でした。
主人公、小鳩くんとヒロインの小山内さんは『小市民』になることで互恵関係を結んでいる。
ジャンルは『日常の謎、ミステリー』と言われるもの。
最初は短編かと思って読んでいくと、それが最後の方はひとつに収束されて一つの大きな事件解決につながっていく…といった感じ。
このまとまって来た時の快感に癖になってどんどん読み進める感じです。
もしかすると氷菓よりおもしろいかもしれなかったなぁ。
そして、他の作品も読んでみたいなと思っています。
インシテミルは映画で見ちゃったけど、そういう、もっとヘビーなミステリーも書かれているらしいので読んでみようかな…。とか。
この度、どうも私は連続殺人事件が起こるタイプの小説を敢えて避けてるということに気が付きました。
ホームズもクリスティもカーも読んでいない。
でも、最近少し読んでみたいなと思い始めました。
その前に私は作者買いをするタイプなので、米澤穂信作品をもう何冊か読みたいとおもってます。
〈小市民〉シリーズ