今月はいっぱい読んだ

6月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:4483
ナイス数:279

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)感想
本人は大変生きにくいことだろう。そして、本人が自覚のないまま仕事をしている職場の人はさぞ困っていることだろう。自分自身も、IQは普通だと思うけど、対人関係と丸暗記が苦手・弱いところがあるなぁと。子供の頃忘れ物が多くてよく親に持ってきて貰ってたなぁ。なんか、いつのまにかそつなく生きていけるようになってるけど、ひょっとしたら自分もそうかも?と思うし、同じ職場のあの人も怪しいよなーと思ったり。
読了日:06月30日 著者:宮口 幸治
最高のアフタヌーンティーの作り方 (単行本)最高のアフタヌーンティーの作り方 (単行本)感想
突っ走り気味の涼音のキャラクターに、苦手だなと思ったのは最初だけで、流石に経歴に基づいた冷静さも持ったキャラだったのでひと安心。達也は最初随分冷たく感じたけど、DXであることの葛藤や傷を負っていることが見えてくると急に人間味を帯びる。そんな感じで表向き華やかな人たちが、色々な思いを抱えていることが見えてくると、リアルだなと感じて、そういうところが良かった。あと、おじいさんの話はそれだけで1冊出来そうよね。
読了日:06月30日 著者:古内 一絵
宝石商リチャード氏の謎鑑定 輝きのかけら (集英社オレンジ文庫)宝石商リチャード氏の謎鑑定 輝きのかけら (集英社オレンジ文庫)感想
谷本さん絡みの話から始まったので、色々な人の目線の短編集かなぁと読みはじめたけど、殆どジェフリーの長編みたいな感じでしたね。コンテナハウスとか、出てくるものが素敵で惹かれます。
読了日:06月27日 著者:辻村 七子,雪広 うたこ
お探し物は図書室までお探し物は図書室まで感想
他人と比べて苦しくなったり自分の視野が狭くなったりして苦しい時に救ってくれる図書室。最後の章まで読んだら今まで出てきたり人がこれでもかと繋がって輪になっていく。ほんわかやさしいよい作品でした。大きい白い女性からうまれる羊毛フェルトのことも気になりつつ、読み終わってからブックカバーを外したら思いの外リアルな作品で驚いた。凄いなぁ。それと、ハニードームが気になってしょうがない。
読了日:06月23日 著者:青山 美智子
ゴーストハント7 扉を開けて (角川文庫)ゴーストハント7 扉を開けて (角川文庫)感想
前巻のお屋敷の帰りから始まって、怒涛の展開。麻衣と一緒になって町長に腹を立てたり、読んでて虫が怖すぎたり。6年前に読んだこともすっかり忘れて楽しく読んだ。しっかり少女小説として完結してて満足。ただ、この後の展開も気になるから、続きもシリーズ化して欲しかったなぁと、きっと前回読んだときも思ったはずだけど、今回も思う。
読了日:06月20日 著者:小野 不由美
ゴーストハント6 海からくるもの (角川文庫)ゴーストハント6 海からくるもの (角川文庫)感想
ぼーさん大活躍。寺や神社のこと、それと昔の日本での『家』や戸籍について結構勉強になる1冊。これを過去に中学生女子なんかが楽しく読んでたんだと思うと、すごいことだよなぁと思う。
読了日:06月19日 著者:小野 不由美
エレジーは流れないエレジーは流れない感想
アホな男子高校生の緩い話。温泉地の皆の家族感とかそういうのが昔の田舎の感じでなかなか良かった。
読了日:06月15日 著者:三浦 しをん
めぐりんと私。めぐりんと私。感想
移動図書館に集まってくる人たちの出会いや、謎の解決。こういう出会いは移動図書館ならではかなと感じる。
読了日:06月12日 著者:大崎 梢
アンデッドガール・マーダーファルス 3 (講談社タイガ)アンデッドガール・マーダーファルス 3 (講談社タイガ)感想
こういう話は普段あまり好んで読まないんだけど、このシリーズは面白いし好き。あっちでもこっちでも似たような事件。それを鮮やかに解決していく様は読んでいて気持ちがいい。
読了日:06月11日 著者:青崎 有吾
のっけから失礼しますのっけから失礼します感想
読んだところからきれいさっぱり忘れていくが、体脂肪率と首位打者の打率を天秤にかけるところは信じられないくらい面白かった。あと、ドS歯科医の下りも印象に強く残った。
読了日:06月08日 著者:三浦 しをん
木曜日にはココアを (宝島社文庫)木曜日にはココアを (宝島社文庫)感想
連作短編で1篇がほんとうに短いので楽に読めて、連作なので心を入れ替えなくても自然と次の話に入っていける。温かい良いお話が詰まった良い作品でした。
読了日:06月05日 著者:青山 美智子
わたし、定時で帰ります。: ライジングわたし、定時で帰ります。: ライジング感想
賃上げ交渉!ネオストライキ!生活残業についてのことを読んでいて、非常に納得してしまった。効率よく時間内に働いて、給料も上がる、すばらしいと思う。効率化が苦手な人にはたまったもんじゃないかもね。『この無駄な単純作業を早く終わらせたいという思いの強さが新しい技術を生む』とても共感!無駄な作業ばかり増やしてダラダラやるのは私も好きじゃない。
読了日:06月04日 著者:朱野 帰子
高校事変 VII (角川文庫)高校事変 VII (角川文庫)感想
1巻よりも前の回想話かとおもって読んでいたら流れるように現在の事件へ。とんでもない悪人達と、新たに出会った一緒に戦ってくれる人間と入り混じって、あっという間に読了。
読了日:06月03日 著者:松岡 圭祐
化学探偵Mr.キュリー10 (中公文庫 き 40-15)化学探偵Mr.キュリー10 (中公文庫 き 40-15)感想
王子が来日。何事!?と思った。王子の研究から始まり、スカウト、求婚と振り回されながら同時に進行する入江と袖崎の問題。なんだかんだ、舞衣のポジティブなところにみんなが影響を受けていて良い方向に進んでいくことに好感が持てる。個人的に、国島が出てくる場面は特に読んでいて楽しいのでもっと出てほしい。
読了日:06月02日 著者:喜多 喜久

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