5月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3528
ナイス数:197

後宮の烏 6 (集英社オレンジ文庫)後宮の烏 6 (集英社オレンジ文庫)感想
衛青の葛藤全編かなと思って読み始めたら思ってたよりあっさり解決、寿雪も早めに帰ってきた。それから、海底火山の噴火で流された之季と海岸にいた白雷がどうなるのか気になるし、その後の晨のエピソードにびっくり。
読了日:05月31日 著者:白川 紺子,香魚子
後宮の烏 5 (集英社オレンジ文庫)後宮の烏 5 (集英社オレンジ文庫)感想
燕夫人が鵲妃に。解州の慈恵に役割を与えたい高峻。界州の序氏とその娘の序寧のこと。高峻は寿雪のことを思い、寿雪の助けになる人を集める。寿雪は能力を使いつつ、謎を解き、人を助ける。ようやく結界が破れたけれど…すごく気になる終わり方。すぐに次を読まねば。
読了日:05月28日 著者:白川 紺子,香魚子
後宮の烏 4 (集英社オレンジ文庫)後宮の烏 4 (集英社オレンジ文庫)感想
個人的に、父の実家で養蚕をやっていたので非常に身近な気持ちで読み始めた。子供の頃から残酷な仕事だなぁと思っていたので、蚕塚があるというのは救いでもあるなと感じた。朝陽が宮城にやってきて、そちらのことも動きがある中で淡海に殺しの嫌疑がかかったり、前王朝が葬ろうとした古文書が見つかったり。烏妃も信者が増えてきたところを利用されたりと、これからどうなるんだろう。
読了日:05月24日 著者:白川 紺子,香魚子
いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂5 横浜唐菓子事変 (メディアワークス文庫)いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂5 横浜唐菓子事変 (メディアワークス文庫)感想
栗田と葵の件で鳳城父の暗躍と、上宮の足になってる感もある秦野。そういった中で、大会も進みつつ、日常的に不思議なことも起こる。新キャラ、柳も一筋縄ではいかない曲者って感じ。80年代のギャグは正直寒いと思う。
読了日:05月18日 著者:似鳥 航一
死香探偵-真心は捧げられた死と香る (中公文庫 き 40-16)死香探偵-真心は捧げられた死と香る (中公文庫 き 40-16)感想
真那は今後も出てくるのかな?と思った。今回は二人の関係性の変化と風間が桜庭に対して悩む様子が新鮮な感じでした。ただ、ブロマンスってこんなにBLっぽくもなり得そうな表現するものなんですかね?正直過剰すぎて(っていうかあざとすぎて?)引くなぁと思った部分もあった。死香に関しては新発見もあったので面白かった。
読了日:05月16日 著者:喜多 喜久
ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 (角川文庫)ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 (角川文庫)感想
新人作家の李奈が、担当編集に唆されて先日対談した作家の盗作疑惑を調べてノンフィクションとして出版を目指すことになる。自分の内に篭って執筆していた李奈は様々な人と触れ合って成長する…。最終的には大きい事件となっていくわけだが…。高校事変のようなバイオレンス展開ではないのが救い。それでも、世の中って理不尽だなと思う。
読了日:05月13日 著者:松岡 圭祐
老い蜂老い蜂感想
序盤の老人ストーカーの気味悪さが凄まじかった…。ストーカーが老人だった場合、周囲の反応は実際もあんな感じだったりするのかもしれないなと思うと、フィクションながら腹立たしいという感情が湧いてくる。
殺人事件とストーカー被害の女性と、佐坂の思いと、過去の事件、色々が絡まり合って収束して行く感じが好き。なんとなく読み流した違和感が後になって効いてくる。この著者の本はとんでもなく嫌な感情になることがあるので覚悟して読んだが、今回は割とスカッとしたので安堵している。
読了日:05月12日 著者:櫛木 理宇
真夜中のマリオネット真夜中のマリオネット感想
この作者だからまた綺麗な感じに終わって モヤモヤさせられるんでしょと思ってたら意外な結末だった。けどこれはこれでモヤモヤするなー。
谷内が最後の最後で信じてくる所とか、紅のビルのくだりとかを考えるとちょっと納得いかない感じ…。
主人公が盲目すぎたのもちょっとなぁ…。結局の所こんな医者ダメだし谷内もあっさり復職させちゃダメでしょ…。石田に踊らされて他の人と話して揺れる感じは面白かったけど。
読了日:05月10日 著者:知念 実希人
後宮の烏 3 (集英社オレンジ文庫)後宮の烏 3 (集英社オレンジ文庫)感想
登場人物紹介と地図が加わり、ここから世界が広がって行くのかなといった印象を受けた。読んでいると国内の地方の話がちょこちょこ 出てくるようになったため、都度確認できて有難い。内容は八真教絡みのことや永徳のことなど気になることが色々不穏な感じ。最後、解決はしたけどモヤモヤは残る。淡海は気になる子に意地悪しちゃう小学生みたいだったりツンデレだったりでとても良き…
読了日:05月08日 著者:白川 紺子
高校事変 XI (角川文庫)高校事変 XI (角川文庫)感想
前巻でより強くなった結衣大活躍かと思いきや、周囲の目線で話が展開。一方そのころ…的な感じで結衣視点。兄弟も集結して架禱斗も同じ場所に姿を表す…。結衣の母親の存在も明らかになり、「探偵の探偵」から玲奈も登場。市村凛の気味悪さも際立つ。
読了日:05月06日 著者:松岡 圭祐
博物館の少女 怪異研究事始め博物館の少女 怪異研究事始め感想
時代背景や世界観はすごく好み。話的にもまだ序章って感じかなという気がする。10代の子供に大人が薦めたいと思うような本だなと言った感想。本編の前に怪異の小さいエピソードがあったら良かったのにな。 唐突なオチについていけなかった。
読了日:05月02日 著者:富安陽子

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