2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:835ページ
ナイス数:53ナイス

万能鑑定士Qの短編集II (角川文庫)万能鑑定士Qの短編集II (角川文庫)感想
金券ショップの切手、雨森華蓮出所、父親失踪、家族が連続窃盗犯、ソメイヨシノ、の短篇集。一見関係のなさそうなエピソードが後々意味を持ってくるっていうのが王道なので、エキストラのところはそういう目で見ながら読み進め。短篇集ながら最後は事件が大きくなって終わる。やっぱり面白い。雨森華蓮が小粋な怪盗みたいになっててカッコ良かった。
読了日:6月19日 著者:松岡圭祐
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1) (ファミ通文庫)吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1) (ファミ通文庫)感想
面白かった。バスケと吸血鬼と演劇、設定だけでお腹いっぱいになりそうだったけど、本当にすごく良くて読んで良かった。いい雰囲気だけどこれからの展開が気になる。あと、今回の主人公もヒロインもめっちゃ好みです。ただ、舞台本番中のシーンの客席の左・右という表現は『上手・下手』、薄い幕は『紗幕』って書いてあるほうが良かったかなと思った。
読了日:6月17日 著者:野村美月
シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)感想
結局、表紙は一体なんだったんだろう?というのが、2冊読んだ感想です。内容ですが、なんとなくどれも釈然としないけど、こういう作風の作家さんなのかな?3本目のオチは米澤さんの愚者のエンドロールと同じでなんとも。この手法はどのミステリーが最初なのかしら。
読了日:6月8日 著者:倉知淳

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