2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2809ページ
ナイス数:145ナイス

鎌倉香房メモリーズ 2 (集英社オレンジ文庫)鎌倉香房メモリーズ 2 (集英社オレンジ文庫)感想
香乃から見た大人たちの揺れ動き。タマ子さんの話が切ないけれどとても好き。おばあちゃんの貞臣さんに対するツンデレっぷりに少し笑った。あと、和馬が出てきて、雪弥周りがすこしコメディになって、心が和んだ。
読了日:9月24日 著者:阿部暁子
夜の床屋 (創元推理文庫)夜の床屋 (創元推理文庫)感想
ちょっとしたミステリーの短編集だと思って楽しく読んでいたら、びっくりした。で、どうなったの?気になるー!、
読了日:9月22日 著者:沢村浩輔
掟上今日子の挑戦状掟上今日子の挑戦状感想
犯人視点というのは、読んでるこっちが緊張します。今回は警察を絡めた3編。面白かったですが、思い返すと1作目が一番好きかな。今日子さんが、今後どうなっていくのか、まえに出てきた語り部が再び登場する事があるのか? …というか、記憶がリセットされているので、読んでるこっちもどの話が古いのか全く見当がつかないですね。
読了日:9月19日 著者:西尾維新,VOFAN
スフィアの死天使: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)スフィアの死天使: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)感想
シリーズ初の長編。最近は連作短編ばかり読んできたので長いなと思ったりもしたけれど全編楽しく読めた。今回の犯人は病気ではなかった。だからタイトルが事件なのかな。新興宗教とかいろいろ絡んで読み応え抜群。シリーズがどんどん続く事を願う。主人公2人のキャラクターが明るく楽しいので、病院モノなのに陰鬱にならないところがとても好き。
読了日:9月13日 著者:知念実希人
お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (3) (メディアワークス文庫)お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (3) (メディアワークス文庫)感想
京都の金平糖、自然な味で初めて口にした時、本当にびっくりしたのを思い出しました。話も進んで、葵のことも少しずつ見えてきました。続きも楽しみ。
読了日:9月11日 著者:似鳥航一
ホーンテッド・キャンパス なくせない鍵 (角川ホラー文庫)ホーンテッド・キャンパス なくせない鍵 (角川ホラー文庫)感想
モナリザ、街灯、死んじゃう系の本、学生運動。幽霊よりも学生運動の思考の方がよっぽど怖い。作中にも出てきた、高野悦子の本を読んだことがあるんだけど、流されて葛藤して、思い通りに出来ない自分が嫌になって、最終的に死ぬしか無いと思うところに至ってしまう気持ちは、共感出来ちゃうんだよなー。それはさておき、毎回進んだような進まないような恋愛模様に流石にイラっとする。それはそれとして、面白かったです。
読了日:9月10日 著者:櫛木理宇
異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景 (集英社オレンジ文庫)異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景 (集英社オレンジ文庫)感想
もどかしいなぁ、でも堪らないなぁ。少しずつすすんでいる恋愛模様にドキドキしつつ、ストーリーも面白かった。それにしても、毎度京一の空気の読めなさったら!、でもあの人がいないと恋愛が進まない気がして、あぁぁ、やっぱりもどかしい!
読了日:9月9日 著者:谷瑞恵
チェインドッグ (ハヤカワ・ミステリワールド)チェインドッグ (ハヤカワ・ミステリワールド)感想
怖かった……。最初の鬱屈した一人語りは退屈だったけどあとはずっと続きが気になって読み進めた。途中、雅也のモノローグも恐ろしかったけど、最後の締めもすごく嫌だ……。もうさっさと執行されてくれよと思ってしまう、そんな怖さ。
読了日:9月5日 著者:櫛木理宇
がらくた屋と月の夜話がらくた屋と月の夜話感想
夢のようで、現実逃避させてくれる優しいお話だった。たまにはこういうのもいい。
読了日:9月2日 著者:谷瑞恵

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