トリックを観に行くということで、実は“文学少女”をまだ観てなくて、みたかったので、また映画2本連続鑑賞になりましたっ。
 トリックは、前回の劇場も映画館で観てて、面白かったのですが、今回も面白かったっ。
 いろんなネタがちりばめられていて、私は出だしの野際陽子の『紀伊半多』の書道で笑ってしまったのですが、客層が若いので、笑ってたのは私だけでした…。

キイハンターは1968年(昭和43年)4月6日から1973年(昭和48年)4月7日までTBS系列で、毎週土曜日21:00~21:56(後期は21:55)に放送された、昭和40年代を代表する人気アクションドラマである。全262話。(Wikipediaより。)

 私も生まれる前だし、見たことはないけど有名な作品なのにーーー。
 40代位の方が見たら気付く小ネタもいっぱいあると思います。
 そーいえば、前のトリックの劇場でも似たようなことがあったな。
 たしか山咲千里が出てて、スチュワーデス物語ネタがあったんだけど、笑ったのは私だけだった…。悲しかった。

 こういうコメディ映画はいいですね。
 若い人に解るところでいうと、翔平役の佐藤健に伏見達郎役の藤木直人が『俺、参上』って言ってるシーンが有りました。
 きっとまだまだ隠れ小ネタが散らばってると思うので、探すのも面白そう。

 文学少女の方は、原作の『慟哭の巡礼者』を主軸に、ラストは『神に挑む作家(下)』のラストシーン。
 映画としてまとめるのはこれでいっぱいでしょう。
 オイシイとこ取りしてまとめた感じでした。

 欲をいえば、プラネタリウムのシーンで、実は本当のエンディングがあるということを遠子が語るシーンが無かったのが残念でした。
 でも、やっぱり文学少女。

 でーもーーーー!!
 電車のチューは反則だとおもうんだよーーー。

 あと、私のダメ絶対音感のせいで気になってしょうがなかったこと。
 井上心葉役:入野自由 が、コノハの幼馴染の名前を呼ぶとき『美羽』って呼ぶのですが、それが「みう」じゃなくて「みゆ」って読んでる気がしてなんだか不思議ーな気持ちになりました。
 オイシイとこ取りの映画でしたが、これを観て面白いと感じた方はぜひ原作を読んでみてください。
 夢心地の優しいお話が沢山詰まっています。