お風呂に入りながら読む本を探していて、私は長湯があまりできないので…最近少しでも長く入ろうとしてるんですが、小説だとしんどくてたまらんので、漫画にしました。
 漫画だったら気に入ったものは何度も読むので、このまえでた『荒野の恋』2巻を手に湯船に浸かりました。(風呂フタを買ったおかげで読みやすくて快適)

 この『荒野の恋』は、大好きな桜庭一樹さんの小説『荒野』(ファミ通文庫では漫画と同タイトルで1~2巻出てました)のコミカライズ。
 これが、下品な言い方ですが、少女が絶品に美味なのです。

 桜庭さんの描く女性像はどれも独特で、すこし透明で、私みたいな大人の汚い女が読むと心が洗われる気がします。
 これに、タカハシマコさんの繊細でやわらかい絵が乗っかると…もうこんな最強のタッグはかつてないんじゃないか!?と思ってやみません。

 コミック1巻が出た時も、小説全部読み返したんだけど、今回もやはり読み返そうと思ってます。
 っていうか、ファミ通文庫のも、文春で出た単行本も持ってるけど、文春文庫版も欲しいかもしれん…と思っている今日この頃。

 コミックス2巻を読んでて、やっぱり鎌倉あたりに行きたくてしょうがなくって…。
 でも今は神社とか行っていい状態にないかなと思ってたんですが、調べてみたところどうも服忌は明けてるっぽいから行っても構わないんだよねーふむ。
 でも、海の方とかは賑わってそうだから、ちょっと涼しくなった時にぼんやりと行ってみようかな…。