発売元: 新潮社
価格: ¥ 420
発売日: 1954/03
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おすすめ度
狭き門より入れ、滅にいたる門は大きく、その路は廣く、之より入る者おほし。
パリ生まれのアンドレ・ジッドが1909年に書かれた小説。
主人公のジェロームは従妹のアリサに恋心を抱く。
相思相愛のジェロームとアリサだが、アリサは自己犠牲の精神で主の身元へ向かう…。
読み始め…なんかよくわからなかったです。
ジェロームは妙に理屈っぽく、アリサは凄まじい信仰心がなんとなくうっとおしい気がしました。
だけど、昨日最悪の状態で読んだら、なんとなく共感できる部分もあるような気がしました。
小説の内容よりも、後ろに書いてあるジッドの生涯の解説が面白かったです。