サイコロジカル 上 (講談社文庫 に 32-4 西尾維新文庫)

発売元: 講談社
価格: ¥ 600
発売日: 2008/10/15
売上ランキング: 4507
おすすめ度 3.0

 上下巻。
 あぁぁ、やられたっっ。

 やられた、やられたんだよ、いーたん。

 主人公の戯言に夢中になってて、話のトリックなんかもう全然どうでもよくなって、
 完全に道化の解決劇を読みつつ、「いやーまさかそんなトリックなわけあるかい(笑)」とか茶化しているにもかかわらず、後日談で。
 「あぁぁぁぁ!!そういうことかぁぁぁ!!!」
 と、思い知らされる感じです…。

 でも、何から何まで全部が明かされるわけじゃないし、逆に謎が深まった部分もあったりで…。
 全部含めて…ヤラレタ。って感じです。

 今回はわりと主人公が熱血漢な感じになってて…。
 玖渚がらみだと、やっぱ熱くなるんだな…というのは理解しつつも、まだ何があるかはあまり見えてこない。
 あと、兄の存在もどんなだ!!と気になりつつ。

 今回やたらと惹かれたのは小唄さんだなー。
 ステキだった。

 あと、幅跳びは、私だったら最初のとこで足踏み外して落下して死んでるな…。ってことばっかり気になっていました。

 ボリュームあって面白かったー。
 そして、続編になだれこむんだよ。

サイコロジカル 下 (講談社文庫 に 32-5 西尾維新文庫)

発売元: 講談社
価格: ¥ 680
発売日: 2008/10
売上ランキング: 9489
おすすめ度 4.0