Le Fanteme de l’Opera
- オペラ座の怪人 (創元推理文庫 (530‐2))
-
- 発売元: 東京創元社
- 価格: ¥ 777
- 発売日: 1987/01
- 売上ランキング: 67260
- おすすめ度
─可哀そうで不幸なエリック。
古い名作ですね。
読むのに1ヶ月もかかってしまいました…。
ゲームにハマってたりした期間があったせいでもあるけど、見た目以上にボリュームがありました。
こういった作品は訳文が格出版社から出ているのでどれを買うか悩みます。
私は大体アマゾンのレビューを読んで決めるのですが、今回はあえて読みにくそうなほうを選んでみました。
レビューを見る限るでは読みやすいのは角川書店のものみたいです。
私が読んだのは東京創元社のもので、初版が1987年。
解説からして時代を感じるもので、本文は言い回しが難しいところもあったりしてひっかかったりもしたのですが、またその言い回しが、いい雰囲気をかもし出してる感じでした。
他の出版社のものも読んでみたいです。どのくらい違うんだろう?
映画のオペラ座の怪人とはイメージがかなり異なり…。
ファントムが切ないです…。
豪奢で、退廃的で、寂しくて、どこか暖かい。
いろんなものが入り混じっている気がします。
セピア色の映画を見ているような感じでじっくり読みました。
本当のオペラ座の怪人は…ファントムはこうだったんだ……と感じました。
時代を経て読みつがれる名作なんだなぁと改めて感じました。