いつもPCつけててもラジオをつけっぱなしだったり、ドラマCDを聞かないと眠れなかったりする私。
入眠障害なんて小学生の頃からずーっとで、あの頃はひたすら耐えながら、宇宙の果てのこととかを妄想しながら何時間も眠りにつけるのを待っていました。妄想は毎日が続編で、昨日ここまで行ったからじゃあ今日はもっと遠くに行こうみたいな、そんな子供時代でした。
中学生の頃は、運動部でかなり厳しかったのもあったりして、そこまで眠れなかった記憶はあまりない。だけど、今度は好きな人とこんなシチュエーションになれたらなぁと、少女漫画みたいな想像をしながら眠るようになりました。ちなみに暗いのも苦手だったので、中学生になった時から自室をもらったので手元のあかりをずっとつけて寝てた。

高校生になるとラジオが好きになって、逆に朝までラジオを聞いていたいのに耐えられなくて父からもらったポケットラジオを枕元に置いたまま寝たり。
週末以外の聞きたいラジオがない日は、授業中に内職してた小説の次の展開を考えたり、それもないときは世界史の教科書を枕元に持ち込んで読んで頭を疲労させて寝たり。

入眠障害は私にとっては日常で、真っ暗な無音の世界で何時間も耐えることはとても怖いことで、退屈なことで、あれこれと工夫をしてきた日々でした。
実家に帰ってふと家を見回してみると、父はいつもテレビをつけっぱなしで、イヤホンを耳に挿して眠っていて、時にテレビじゃなくはラジオだったりもするんだけど、そういう姿を見ると『私、この人に似たのか』と感じます。

私の無音時間は、読書中だけ。読書をしている時に音がすると邪魔になるので無音ですが、物語の中にいるから怖くない。
さぁ、今日もドラマCDを聞きながら寝るのです。

無音になった途端に不安になって、恐怖が来るのです。声が聞こえれば安心して眠れます。あと、寝るときは物語のあるものがいいな。
寝る前に妄想をするのも、今になってもかわらないこと。