10月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3197
ナイス数:146

宝石商リチャード氏の謎鑑定 天使のアクアマリン (集英社オレンジ文庫)宝石商リチャード氏の謎鑑定 天使のアクアマリン (集英社オレンジ文庫)感想
わりと急展開。それはそうと同性愛要素がちょっとしつこい。新刊で読んでいたらこの先が不安になったりするんだろうけれど、続刊が何巻も出ているので、ほんのり楽しみにしつつ次巻へ。危ういトルコ石が好きでした。
読了日:10月30日 著者:辻村 七子
宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る (集英社オレンジ文庫)宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る (集英社オレンジ文庫)感想
前巻を読んだ後に牛乳のことについて疑問を持ったらまさに牛乳から始まったのでちょっと笑う。確かに予約がキャンセルされたら大変だ。しかし、リチャードだけでなく、正義もなかなかにハイスペックだなぁ。
読了日:10月29日 著者:辻村 七子
Iの悲劇Iの悲劇感想
廃村へのIターン事業。賃貸、申し込みの煩雑さ、市民の応募不可。色々とおかしな問題があったとしてもまぁ、役場のやる事だから…と思い込まされる読者。でも、どうもおかしいなと途中から読んでて思った。で、誰が起こしてるのかなと。そういうオチも込みで面白かった。
読了日:10月26日 著者:米澤 穂信
木曜組曲: 〈新装版〉 (徳間文庫)木曜組曲: 〈新装版〉 (徳間文庫)感想
美味しそうなご飯とお酒と姦しい女の会話。最初、5人の関係性に戸惑ったけれど、慣れたらぐっと引き込まれた。なんと面白い展開。会話主体でお屋敷内なのでほぼ動きがなく進むがそれが面白い。
読了日:10月23日 著者:恩田 陸
祝祭と予感祝祭と予感感想
こんな本が出ていたのか、と知ってすぐにポチッた短編集。本編を読んでから月日が経っているので忘れている部分も多かったけれど、読んでいるうちにぼんやりと蘇ってきた。本編から続けて読みたいなと思ったが、再読する余裕は無いなぁ。いずれまた。どのお話もじんわり心に染みてきて、ゆっくり揺さぶってくる。
読了日:10月21日 著者:恩田 陸
宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫)宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫)感想
宝石の知識が楽しい。ロイヤルミルクティー美味しそうだけど、宝石店の冷蔵庫が牛乳だらけなのを想像するとちょっと面白い。続きも読もうかな。
読了日:10月19日 著者:辻村 七子
わが母なるロージー (文春文庫)わが母なるロージー (文春文庫)感想
カミーユ・ヴェルーヴェン警部に会えるのもこれで最後かと思うと名残惜しい感じがする。妙にリアルで、黙々と読んだが、後半の母親の事がわかってくるにつれて、やはりドキドキした。あっさりした感があったので、もっと長さのあるもので読みたかったなとも思う。
読了日:10月18日 著者:ピエール ルメートル
無実の君が裁かれる理由無実の君が裁かれる理由感想
目次もなにも見ずに読み始めたので、最初は主人公が冤罪でずっと苦しい思いをする話なのかと思ったら、短編で良かった。思ったより読みやすく、冤罪が起きる周囲の人間の心理など描かれていて興味深く読めた。
読了日:10月11日 著者:友井羊
下北沢インディーズ下北沢インディーズ感想
五味淵とのやり取りが軽快で良かった。何にも考えずに読んであー楽しかった!って感じ。オンタマって温泉卵じゃなくて、以前やってた音楽番組の名前かなーと思った。
読了日:10月09日 著者:岡崎 琢磨
育休刑事育休刑事感想
これは好きな方の似鳥鶏だわ。コミカルで面白かった。息子さん、素質ありすぎだなぁ。トリックは簡単だったけど、子育て知識と、姉のキャラクターの良さでグイグイ読んだ。
読了日:10月07日 著者:似鳥 鶏
化学探偵Mr.キュリー8 (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー8 (中公文庫)感想
今回は通常通りのシリーズ。全体的に面白かった。ライチのあの事件は、この後どうなっていくのかすごく気になる。いい方向に行くといいな。
読了日:10月04日 著者:喜多 喜久
あなたの愛人の名前はあなたの愛人の名前は感想
ちょっと心にチクッとくる、でも優しいオムニバス短編だった。中でも異彩を放っている蛇猫奇譚がすごく気になった。自分の家のネコもこんなふうに考えていてくれたら嬉しいなぁ。
読了日:10月02日 著者:島本 理生

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