2月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2400
ナイス数:125

活版印刷三日月堂 小さな折り紙 (ポプラ文庫)活版印刷三日月堂 小さな折り紙 (ポプラ文庫)感想
これでさすがにシリーズは完結なのかなぁ。以前出てきた人達がどうなったのか。相変わらず温かい話、温かい街でした。冒頭に付いていた活版印刷のページもやっぱり素敵。豪華版で活版印刷の本が出たらいいのになぁと思わずにはいられない。
読了日:02月28日 著者:ほしお さなえ
京都寺町三条のホームズ(14)-摩天楼の誘惑 (双葉文庫)京都寺町三条のホームズ(14)-摩天楼の誘惑 (双葉文庫)感想
ニューヨーク編。葵が成長してどんどんつよくなっていく姿が描かれていてとても良かった。彼女の判断は恐らく正しいのだろう。逆に清貴は葵に(勝手にひとりで)振り回されてる感じが面白い。キュレーター達のキャラの濃さも面白かった。そんな中、個人的にピカイチだったのは、利休のかっこよさでした。
読了日:02月22日 著者:望月 麻衣
ノッキンオン・ロックドドア2 (文芸書)ノッキンオン・ロックドドア2 (文芸書)感想
面白かったけど、人間関係にモヤモヤするし、結局犬の事件ってどうなったの? 何か大変なことがあるから切りつけるまでのことをしたんだろうと思うけど、そのへんがハッキリしないから凄く気持ちが悪い。あと、最終章以外に関しては、どっちの台詞なのか、相変わらず分からないままで、もういっそ分からなくていいものなのかなと思いながら読んでた。教授にぜんぶ説明して欲しい。
読了日:02月19日 著者:青崎有吾
美少年蜥蜴【影編】 (講談社タイガ)美少年蜥蜴【影編】 (講談社タイガ)感想
天才児君が饒舌になったー!これは後々アニメが楽しみです。それにしても光と影、1冊に入ったんじゃないかという程の薄さでしたが、綺麗すぎるほど綺麗に完結。
読了日:02月14日 著者:西尾 維新,キナコ
宝石商リチャード氏の謎鑑定 夏の庭と黄金の愛 (集英社オレンジ文庫)宝石商リチャード氏の謎鑑定 夏の庭と黄金の愛 (集英社オレンジ文庫)感想
今回はフランス。リチャードの母親は読んでいてなぜか腹が立つキャラクターだった。ところで、イギーのブログは一体何に生きてくるんだろう?そこが楽しみでもある。あと、今回読んでて嬉しかったのは、下村が出てきたところ。海外で友人と会うのは普段とは違う喜びだろうと思う。それと、終わり方が大変なことに…続きが気になる。
読了日:02月13日 著者:辻村 七子
medium 霊媒探偵城塚翡翠medium 霊媒探偵城塚翡翠感想
これはすごく面白かった。読み始めたときは、よくある連作短編のミステリに霊媒という要素をくっつけたものだと思ってたけど。嫌な予感を抱えて読んで、最後に全部ひっくり返される感じは気持ちがいい。
それと、秋に観劇したリーディングライブは、作中に出てくる黒書館殺人事件だったようだ。リーライ直後に読んでおけばよかったと思うのが半分、どちらも体験できてよかったという満足が半分。
読了日:02月07日 著者:相沢 沙呼
巴里マカロンの謎 (創元推理文庫)巴里マカロンの謎 (創元推理文庫)感想
どれも美味しそう。甘いものが猛烈に食べたくなる。マカロンは掲載時に読んでいたので再読。でも全然覚えてなかった。あげぱんは珍しく冒頭でオチが読めてしまい確信を深めるために読み進めることになった。シュークリームのラスト、今回もまた後味の悪い終わりになるかなと思っていたら、随分と可愛らしいエンディングに逆にびっくり!それはそうと、古城の父親は残念な人だなぁ。
読了日:02月03日 著者:米澤 穂信
虚構推理 スリーピング・マーダー (講談社タイガ)虚構推理 スリーピング・マーダー (講談社タイガ)感想
前よりもミステリ感のある話だった。しかし、岩永やべえな…。どこまでも公平で正しいけど、人ではないな
読了日:02月02日 著者:城平 京

読書メーター