9月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3373
ナイス数:130

櫻子さんの足下には死体が埋まっている キムンカムイの花嫁 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている キムンカムイの花嫁 (角川文庫)感想
βブロッカー、育毛剤か何かかなぁ。今回も手がかりなしかと思いきや急展開。花房、誰なんだろう。死んだってどういうことだろう?忘れる前に次巻を求む。気になる……
読了日:09月30日 著者:太田 紫織
ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)感想
7年後のビブリア古書堂。娘の扉子に話して聞かせる昔話。との話も良かった。でもヲタの話は妙に生々しく感じて一瞬引いてしまったのは自分がそっちの人種だからだろうか。雪の断章には興味がある。読んでみたい。
読了日:09月26日 著者:三上 延
あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)感想
家族かと思いきや、他人と同居。どういうことかと読み始めた。事件はあれこれと起きる。ただそれでも揺るがない日常ものといった感じ。面白かった。カラスの語りが入ったときはびっくりしたけど。こういう共同生活は憧れる。
読了日:09月20日 著者:三浦 しをん
沖縄オバァの小さな偽証 さえこ照ラス沖縄オバァの小さな偽証 さえこ照ラス感想
法テラス、沖縄の風習、そういうものが絡む問題が色々。個人的に、このシリーズの中心は美味しそうな食事だと思う。今回は宮古島、八重山諸島のほうも出てきてさらにわくわくが高まった。
読了日:09月19日 著者:友井羊
契約結婚はじめました。 3 ~椿屋敷の偽夫婦~ (集英社オレンジ文庫)契約結婚はじめました。 3 ~椿屋敷の偽夫婦~ (集英社オレンジ文庫)感想
相変わらず、戦前の夫婦感。でも、面白いんだよなぁ。すみれ荘の話も苦しい話だけど良かった。
読了日:09月17日 著者:白川 紺子
オーダーは探偵に 謎解きいざなう舶来の招待状 (メディアワークス文庫)オーダーは探偵に 謎解きいざなう舶来の招待状 (メディアワークス文庫)感想
急展開。折角いい感じの仲になったところで「なんじゃそりゃ」って感じ。今回の舞台は軽井沢。避暑地で金持ちの別荘で謎解き。好きなシチュエーションでした。絵画の再現っていうのも、検索してみたけどなかなか興味深い。
読了日:09月14日 著者:近江 泉美
どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
高校生の岬は、やっぱり変だ。面白くも苦々しくもあったけれど、最後の章を読んだら、高校生の目から見たらひどい存在に思える岬の父も、彼の語りになれば人間味もあって悪い人じゃない。むしろ息子がヤバイ気もする……。やっぱり相手の立場にならないと見えてこないものはあるなぁ。
読了日:09月12日 著者:中山 七里
火焔の凶器: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)火焔の凶器: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)感想
人体自然発火とか、陰陽師とか、呪いとか。鮮やかでスピーディーな物語展開に夢中になった。次々と人死が出て推理カルテとは違ったハードボイルドさもまた魅力的。
読了日:09月06日 著者:知念 実希人
ののはな通信ののはな通信感想
文通で綴られる人生。なんかすごいものを読んだなぁ。子供の頃、会ったことのない同い年の女の子と文通をしていました。お互いに好きなことを書いたやりとり。ある意味、近所の友人よりも知った気になっていたような気がします。どこの時代で話が終わるのか、途中でわかって、でも、結局ここで終わりなのかな。
読了日:09月05日 著者:三浦 しをん
いつまでもショパン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)いつまでもショパン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
ポーランドのショパンコンクールに参加する岬先生。ヤンの父親の言い方は酷いんだけど、ちょっとわかる…。本当の天才(って言い方があってるかどうかはわからないけど)は、苦しみも力にできる冷静さと残酷さも兼ね備えているのかな…という感じはする。まぁ、子供を自分のかわりに道具にしてるのは駄目すぎるけど。
読了日:09月03日 著者:中山 七里

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