9月初旬から体調を崩して入院しています。
初回は10日間。胆管閉塞の治療でプラのステントを入れて退院でした。
入院中に同病室にコロナ患者が出てそっちの方が大変だった印象。

その後10日空けて、9月27日に改めて入院。
前日の検査の帰りに体調を崩し、当日は発熱で色々大変でしたが、まだ入院してます。

病名ですが、膵臓のがんで、肝臓に複数転移してるようです。
最初に夜間診療で区内の総合病院で検査したところ、血液検査の数値がすごく悪くて、翌朝外科の医師がCTの結果を見たところ、膵臓に腫瘍があるだろうとのことで、その日のうちに紹介状をもらって大学病院に入院になりました。

で、色々検査してみたところ、膵臓の頭の方に悪性腫瘍。それが胆管を押し潰していました。
金属のステントに換えたけどそれでも潰れて、翌週に硬いやつに交換。

一昨日、やっと血液検査の数値が良くなって、昨日から抗がん剤投与始まりました。

今のところ吐き気もないし、これといった副作用はない感じです。
食事制限もないので、抗がん剤やる前日にスタバ(院内にある)にハロウィンのフラペチーノを買いに行ったり、他にも1Fのコンビニにスイーツやら美味しい飲料買いに行ったりしてます。

最初の入院の時はコロナやらで全然病室から出られなかったので、こっちの病室は案外快適。

夜になるとちょっと落ち込んだりもしていますが、そこそこ普通に生活してます。
鬱だった時は、あの病気に即効性のある(心の)鎮痛剤なんかないし、しんどかったらしんどいままなので、私の中で『病気=しんどくても耐える』って思ってた部分があったんです。
なので、「痛みどうですか?」って聞かれて「痛いけど我慢はできる程度です」って言ったら、

我慢はしなくていいです

って言われて目から鱗でした。

膵臓は症状が出る頃にはもう相当進行していると言われていて、そういえば背中痛かったけど肩こりだと思ってたなぁ。とかそんな程度で、9月に入ってからは色々身体おかしいな? と思ってたけど11月に健康診断があるからそれまで待てばいいやって感じの程度。

それにしても、こんな早い年齢でこんな病気に罹るんだな!?ってびっくりしました。

1年生存確率が、抗がん剤治療やって30%程度。
はて、治療する意味はあるのかな? と思い悩んでみたり、夜中に急に死ぬことについて考え始めちゃったり。
でも、絶望したり逆に死ぬことが怖くて泣いたりそう言うことは今のところありません。

闇に落ちそうになった時「私は長生きしたいと思ったことがこれまでにあったか?」と考え、いや無いな…と思いました(飼い猫の病気が心配だなとは考えた)。

なので、標準治療を受けながら最善を考えることにしました。
標準が最善だと思ったからです。