土曜日 / イアン・マキューアン
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- 2009.03.31 Tuesday 19:00
舞台は2003年のロンドン。脳神経外科のヘンリー・ペロウンが、早朝に火を拭きながら飛んでゆく飛行機を目撃するところからはじまる。
2001年の9.11から約1年半後。
デモ行進などが起こり、世界中が厳戒態勢だったロンドンをリアルに描いている…んだと思う。
主人公が1日の間に経験したこと、考えたこと…が1冊の本になっている。長い一日だった…。
他に読んだ著者の作品に比べて…ずいぶんと社会的で硬い本だなと感じた。
日本ではこれ以降の作品はまだ翻訳されていないが、どのようになっているんだろうかと気になった。
さらに古い作品が読みたいなと思った。
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