Strawberry + Heart | 2009/04/16Strawberry + Heart | 2009/04/16

猫と読書とレースにまみれた怠惰な日々。

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病院【63】

 仕事が終わってから病院に行ったら、待合室に誰もいなくてビックリしました。
 いつも6時くらいに行っても、待合室結構いっぱいなのに。

 おかげですぐに呼ばれてさっさと帰宅できました。早かった。

 薬の変更も特になし。
 GWが入るので4週間処方してもらいました。

泣き声は聞こえない / シーリア・フレムリン

泣き声は聞こえない (創元推理文庫)
発売元: 東京創元社
価格: ¥ 672
発売日: 1991/12
売上ランキング: 459778

 主人公のミランダは15歳。
 先輩に憧れ、少女時代にありがちな『恋に恋する』感じだ。
 この少女が、妊娠してしまう。

 ↓↓ネタバレのため反転↓↓

 そして、自分では産む決意をしていたのにも関わらず、両親によって中絶をさせられてしまったミランダは、おなかに詰め物をして、マタニティードレス姿で家出をしてしまう。

 以前、みやむーが出産したときにWEBにあげたコメントがあって、そのときに、
 妊婦さんはホルモンの関係でロマンチストになるんじゃないか…みたいなことが書いてあったんだけど、ミランダの妊娠が発覚したときに、自分が小さいころに遊んだドールハウスを久しぶりに見て、自分が子供のころに作った人形の洋服の仕立てがひどくて、こんなの自分の赤ちゃんに見せられない!!とお直しをはじめるシーンがあるのですが。
 それを読みながら、上記のみやむーのコメントをずっと思い出していました。

 ストーリーはそこから思わぬ方向へと飛躍していきます。
 嫉妬に駆られた女性は醜い…でもその気持ちが、痛いほどに理解できてしまったりもする。

 最近、表紙が変わって復刊したので、読んでみて下さい。
 とても面白かったです。

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