Strawberry + Heart | 2008/11/07Strawberry + Heart | 2008/11/07

猫と読書とレースにまみれた怠惰な日々。

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積み本補充。

 今日は9時過ぎに起きて、昨日寝る直前まで読んでた本の続きを読みました。
 お薬を飲んで布団に入って読んでいたので、少しだけ読んだらもう気がちょっと抜けると本を持ったままZzz…となっていて、頑張って読んでも内容が全然頭に入ってこないし。諦めて寝ました。
 だから今日は続きを12時過ぎまで掛けて読了。

 それでやっと布団から起き出して、本棚を確認。
 積み本が少ししかない…(焦。

 少しといってもハードカバー2冊と文庫3冊あるわけで、まだ全然大丈夫なのですが…。
 読みたいと思った時に手をとるんじゃないとなかなか楽しめないしなぁ…と言い訳を作成。

 いそいそと電車に乗って出かけました。
 本は3冊購入。
 値段で予想してたのよりずっと薄くて、これで660円!?ってびっくりしたけど、読みたかったから買ってきちゃった。
 合計2000円くらいでした。
 …これなら密林でも同じだー…とちょっと後悔したけど、本を手にとって選ぶことも大切だなぁと感じたり。

愛の続き / イアン・マキューアン

愛の続き (新潮文庫)
愛の続き (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 発売日: 2005/09
  • 売上ランキング: 124344
  • おすすめ度 4.0
─親愛なるジョー、ぼくは幸せが電流のように体を駈けめぐるのを感じています。
ジョー、いつかはぼくを許してくれますか?

 イアン・マキューアンは1948年、英国ハンプシャー生まれ。
 98年度に『アムステルダム』でブッカー賞を受賞したがその前作。
 そして、これもブッカー賞にノミネートされていたとのこと。

 日本では確か、アムステルダムのほうが先に邦訳出版されている。

 …そんなわけで、マキューアンの出版順に倣って私も『愛の続き』から読むことにした。
 表紙は、青空に赤い大きな気球と、それにぶら下がってる人が印象的。最初、キレイなタイトルと表紙だなと思ったが、読んでみたらとんでもなかった。

 科学ジャーナリストの主人公ジョーは、恋人のクラリッサとピクニックの途中、気球の事故に遭遇する。
 そこで出会ったパリーに執拗につきまとわれ、ジョーとクラリッサの関係や、ジョー自身も崩壊を始める…。

 そんな内容のもので、パリーは日本で言うストーカー(ド・クレランボー症候群と書かれている)で、家の前での待ち伏せ、つきまとい、気持ちの悪い手紙…を行っている。
 中盤に1章まるごとパリーの手紙の内容で占められている部分があるが、それがとにかく気持ちが悪い(贖罪で、ロビーが間違えて渡してしまった卑猥な内容の手紙と同じくらい気持ちが悪い…)。
 パリーがジョーに送る愛情は、そもそもはジョーがパリーに向けたものだと思い込んでおり、その他ジョーがパリーにそっけない態度を取るのもまた全て愛情の裏返しであり『合図』だと思い込むらしい。

 男性の同性愛、ストーカー、中年…。
 ここまで揃うと、なんだか加齢臭が漂ってきそうな勢いだ。硬くなったパンに酸化したバターを塗って食べてるみたいな感じ。

 また途中、ローガンの妻が亡くなった夫に対して、亡くなった事実よりも、その時に別の女性と一緒にいたという見栄が原因で死んだんじゃないか…と、疑り病んでいる様子が描かれている部分がある。
 愛に溺れた女性って(というか、男女問わずなのか?)、こういうことって結構あるんじゃないかと思う。

 歪んだ愛情がひとつの束になってこちらに襲い掛かってくるような感じ。
 気持ち悪い…(褒め言葉。

リラックマボウル

 ネットして、エレクトーン弾いて、買い物に行って読書して…。
 そんな一日。

 先日、ローソンに行ってリラックマボウルを貰おうと思ったら、
「今在庫が無いので3日後くらいに来てくれ」
 と、曖昧な返事をされたので、今日そこの店に電話をして、在庫が入ったかどうか確かめようと思った。

 14コールくらいしてやっと電話つながる。
 有るか無いか確認したかっただけなのだけど、大陸訛りの日本語を話す女性から必死に
「いっぱい入荷したんだけどなくなってしまった。入荷したらこっちから電話するから」
 と、言われる。

 そして、名前も電話番号も名乗らないうちに電話を切られる。
 大陸はさすが斜め上を行くぜーと思って、他のローソンに電話。

 たくさんじゃなければ有るとのこと。
 早速自転車で引き換えに行く。そして無事入手。
 マグカップと同じように全部がリラックマの頭になってて可愛らしい。

 あとはエレクトーンの練習をしたりネットしたり読書したり。
 本はやっと波に乗って読めるようになってきて、今日は100ページくらい進んだ。
 そんで、あとで忘れないように読んだところの感想なんかをカンタンにメモ。

 マキューアンの小説…気持ち悪い…(褒め言葉

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